私たちはUNESCO SCHOOLの一員です

県内初のUNESCO SCHOOL!
 本校では2009 年(開校2 年目)よりユネスコスクールに加盟しています。

並木中等では「持続可能な明るい社会を担うグローバルエリートの育成」を目標に掲げ,JICA 筑波・学術振興会など外部機関とも連携をしながら異文化理解や多文化共生について実践を進めるとともに,SSH事業ともリンクさせ,英語でのプレゼンテーションを学べる「サイエンスレクチャー」やALTの先生との英語での実験も実施しています。

 現在,ニュージーランドでの語学研修と姉妹校・兄弟校留学に加え、各国からの留学生を受け入れています(2024年度はタイよりお迎えしています)。本校生徒の中で世界各国へ留学に羽ばたく生徒も増えました。世界の人々と互いを尊重しながら交流し、国際社会で活躍するための広い視野やコミュニケーション力を育成しています。

海外進学を選んだ卒業生より

11回卒業生 林蔚欣(りんういしん) 

東京大学・米国 Amherst College合格 Amherst Collegeに留学中



皆さんにアメリカの大学、またAmherstで「過ごす」 とはどういうことかについて紹介します。アメリカの大学生は在学中のほとんどの時間をキャンパス内で過ご します。授業やクラブ活動、そして寮生活——つまり、 大学は学ぶ場所を超えて、生活の場でもあります。  


Amherstでの私の生活は、 基本的に教室と寮の移動がメインですが、 それ以外の時間は友達と料理を作ったり、 遊びに出かけたりして楽しんでいます。 授業はコンピューターサイエンス、数学、 統計といった理系科目を中心に取りつつ、フィルムカメラや哲学、 政治の授業も履修しており、 授業外でも友達と議論を深めることが多いです。 どの科目でも試験に加えてレポートの量が多く、 母国語でない英語で思考を整理し、 言語化することの難しさを日々痛感しています。


私のように海外から進学する学生をInternational Studentと呼びます。並木では海外進学に大切な思考の柔軟性——推論能力、 アウトプット力、 新しいタイプの問題への適応力を養うことができました。 例えば、深堀りしていれば何をやっても許される課題探究や、 授業中のちょっとした話し合いなど、 並木には自由な思考を鍛える機会が多くありました。 そういった思考体力をぜひ並木生活で獲得してみてください。

大学生になって強く感じましたが、 進学が終着点だということはありません。進学先ではきっと、 自由度が増えるがゆえに楽に思えるだけで、 裏を返せばその選択肢の多さ(何をする/しない、 そもそもしたいのかどうか等)に気づくと思います。だからこそ「 進学さえできればいいや」という気持ちになりきらず、中学、 高校生活を楽しむことも大事です! 並木生活でしかできないことも堪能すること!! 並木はなんだかんだ楽しい場所です。

皆さんのことを応援しています!ファイト!

NZ姉妹校への留学(2023~2024)

NZ留学報告

江川美喜

 私は約9ヶ月間ニュージーランドに留学をし、 新しい経験をしました。まず、色々な国の友達を作り、 その文化に触れることです。 ニュージーランドの学校はとてもグローバルで、 色々な国籍の生徒がいます。 英語を使ってその生徒たちと会話を楽しむことで、 文化の違いを知ったり新しい発見をしたりすることができました。

 次に、 バンジージャンプやスカイダイビングなどのニュージーランドの広 大な土地を生かした体験です。私は元々身体が弱く、 高いところもとても苦手だったのですが、 せっかくの機会だから挑戦してみよう! と思いこの二つのアクティビティをしました。 どちらも飛び降りなければならないのでとても怖かったですが、 やってみた後の達成感がすごくありました。 留学先だからこそできたことだと思います。

 また、ホストファミリーとの思い出です。 特にホストシスターと意気投合し、 一緒にモールに遊びに行ったり英語字幕で韓国ドラマを観たり、 一緒にお料理をしたりできて本当に楽しかったです。

 留学は、行くまでに覚悟がいるものだと思いますが、 人間として成長できるきっかけになります。 興味のある方は学生のうちに長期留学に行ってみることをお勧めし ます!

 

齊田莉子

 私は、並木の姉妹校であるPalmerston north girls high schoolという女子高に高校1年生の9か月間、 英語留学をしました。留学生ではあるものの、 現地の生徒と同じように授業に参加し、選択科目を含め6教科( 国語、数学、英語、社会、理科、ダンス)を習いました。 どの授業も、全て英語で行われ、 日本とは違うユニークな学び方で、とても楽しかったです。 ホストファミリーは私が通っていた学校の先生でもあるドイツ人の ホストファザー、タイ人のホストマザー、ブラジル、中国、 ベトナムからのホストシスターと、とても国際的な家庭でした。 学校の学期休みには、 ホストファミリーが遠く離れた南島に飛行機で連れて行ってくれ、 大旅行をしたことが1番の思い出です。 家では毎晩カードゲームをして仲を深め、 国を超えてこれほどまでに親密にすることができたのはとても貴重 な経験でした。さらに、 ニュージーランド人だけでなく世界中に友達ができたことも留学な らではの良さだと思います。

 留学を通して、 一生の宝物となるような思い出や出会いを得ることのできた非常に 有意義な留学でした。

 

坂本 碧

 自分の知らない世界を見てみたい、 と日本を飛び出した私の8か月間は、紆余曲折こそあれど、 濃密かつ貴重なものであったと感じます。留学先である Awatapu College では、興味関心に沿った様々な科目を履修することができました。 将来の明確なビジョンを持った友人たちから多くの刺激をもらい、 私自身の展望も広がりました。
 校外においては、大使になりきって議論する「模擬国連」 の国内大会や異文化交流を目的としたボランティアなど、 現地で盛んな文化活動に積極的に参加しました。 異なるバックグラウンドを持つ人と言葉を交わし、 新たな価値観に触れることは新鮮で、私の求めていた「 世界が広がる」感覚がありました。 英語で意見交換することの難しさと楽しさを肌で感じつつ、 平和な世への第一歩はたった一言の会話にあるのかもしれない、 と心底思えた経験でした。
 寛容で温かなニュージーランドという国には、「個を尊重する」 という風土が息づいています。 アイデンティティに誇りを持つこと、思いのままに生きること、 将来を自ら切り開くこと、それらを現地で出会った人々が体現しています。 留学を通じ、様々な人とつながって得た経験は、 私の人生を語る上で欠かせないものになるだろうと自信を持って言 えます。
 留学への決断を後押ししてくれた両親、 サポートしてくださった並木中等の先生方をはじめ、 多くの方に感謝の気持ちでいっぱいです。 留学がゴールではないと実感している今、 自分の得たものをお世話になった方、 ひいては世界中へ還元していきます。

 

Letters from ALTs.

 

 

Hello, my name is Michael Cercado. I am one of three current assistant English language teachers working at Namiki Secondary School. I am from Seattle, USA and my family is from the Philippines. But before working in Japan, I used to work at an emergency hospital as a health information technician, and I was also pursuing an acting career in theatre. 


For teaching English, I like to incorporate acting and theater work to promote creativity and improve speaking and presentation skills. In classes, we do many activities like quiz students on their reading comprehension, read scripts to work on communication and write their opinions with short answer questions. 


During my free time, I like to play the piano, draw, watch movies, ride my bicycle and kickbox. And at Namiki Secondary, I enjoy teaching English to the many smart and hardworking students at our school.

 

Hello, my name is Madeleine Deel, but my students and peers call me Maddie. I am from the United States from a city called Allen just north of Dallas Texas. I received my Bachelors of Science in Biomedical Sciences with a minor in chemistry in 2022 while completing undergraduate research on cetacean reproduction. Before working in Japan I was a veterinary technician. Some of my hobbies include playing video games, reading, and fishing.

I am currently working at Namiki and I hope to continue assisting my teachers and students as they continue to pursue their English learning. I am hoping to set a good example for students as a native speaker as well as providing them with a more thorough understanding of english language practices in day to day life.

NZ姉妹校への留学(2022~2023)

松田 菜央 

ニュージーランドは国際的な文化を持つ国であり、この期間を通じて、現地の友人やホストファミリー、先生方から様々なサポートを受け、多くの文化を体験しました。学校生活では学年や人種を超えた交流が校内で盛んでした。私生活では、ホストファミリーとミュージカルやビーわたそ散歩など充実した時間を過ごしました。留学を通じて、世界は多様な文化で溢れていることを学びました。また、日本に対する他国の見方や家族と離れた生活から家族の大切さも再認識しました。これからも、この多様性を尊重し、さらに広い視野で生きていきたいと思います。

 

 

稲垣 敬春

8か月間ニュージーランドのPalmerston North Boys’ High Schoolに留学しました。ニュージーランドと日本とは考え方などにとても大きな違いがあり、日々新しい発見に驚かされました。特にポテトを主食としラム肉を多く食べるニュージーランドでの食生活は一度慣れたらやめられないものとなりました。学校では英語、数学、理科などの必修科目のほか、エンジニアリングや有機化学など専門的な授業40個の中から選択でき、興味ある分野を深く学習することができます。

このようにニュージーランドの文化にもまれながら生活していくなかで、「海外」についての考え方が変わっただけでなく、日本の文化についても客観的に考えることができたと思います。私はこの経験で語学や海外の文化だけではなく、物事の見方、学び方についても多くのことを知ることができました。今後もこの体験を糧に学びを続けていきたいです。

国際教育~自らを見つめなおし世界へと羽ばたく~

国内語学研修(2年次) 

※英国文化体験・語学研修施設「ブリティッシュヒルズ」

英語で自分自らの想いを伝える力を養います。

 

 

 

 

  

 

 

 

 

広島・京都修学旅行(3年次)

日本について知り、世界に発信する力を養います。
 



 

 

 

 


海外語学研修(4年次生) ※ニュージーランド 

日本を発信し、異文化を受容する力を養います。
 

 

海外修学旅行(5年次) ※ベトナム 

異文化交流を深め、アジアの一員として国際社会との関りについて考える力を養います。
 

 

 

R6 7/11(木)韓国の高校生との交流

 

 

R6 7/11(木)韓国のチャンゴック高校の訪問を受け、本校の4・5年生中心にOne -Day国際交流を行いました。チャンゴック高校から校長、引率の先生、生徒12名が訪れました。3時間目のウェルカム・セレモニーで、4・5年生全体で交流した後、それぞれのバディ(そばでサポートしてくれる友達)と共に4・5年年次の各クラスに入り授業参加、放課後の部活動体験も含め、並木の生活を体験してもらいました。セレモニーは弦楽アンサンブルの素敵な調べで始まり、挨拶や学校紹介プレゼンテーションの他、パフォーマンス交換があり、並木生は韓国では一般的ではないと言われている校歌斉唱を披露、チャンゴック高校生はK-popのダンスを披露してくれました。各クラスに混じったジャンゴック生は用意して来てくれた韓国文化に関するプレゼンテーションやクイズ、ゲームで並木生と歓声を上げて盛り上がりました。部活動は茶道、吹奏楽の演奏鑑賞を体験してもらいました。見送り時は、バディや先生達とお互い英語、韓国語、日本語の混じった挨拶を交わし、名残惜しくも満面の笑顔でお別れしました。

R6 6/3(月)SGSフィールドトリップ「トルコ大使館」

R6 6/3(月)SGSフィールドトリップ「トルコ大使館&東京ジャーミィ」

トルコ大使館と東京ジャーミィ(日本最大のモスク)へフィールドトリップに行きました。2~6年次17名の生徒が参加しました。トルコ大使との会食では、たくさんの質問に答えていただき、一つ一つの出会いを大切にしていくことが国際親善の始まり、ということを大使に教えていただきました。東京ジャーミィではガイドツアーや礼拝にも参加し、異文化に触れる体験ができました。

R6 3/8 ニュージーランドパートナー校との探究活動

 

 ニュージーランド語学研修の事後研修の一環として、総合の時間に、姉妹校のパーマストンノース・ボーイズ、パーマストンノース・ガールズとZOOM交流を行いました。

 N-1グランプリ(本校の生徒が個々人で行っている探究を英語で発表するコンテスト)で各クラス一位になった生徒が、画面の向こうのニュージーランドの生徒へ発表しました。質疑応答の時間では、その発表の内容について姉妹校の生徒からの質問を受けました。姉妹校生徒にとってもなじみのあるテーマだったため、とても活発な交流となりました。

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