R6 10/1(火)SGSフィールド・トリップ「モンゴル大使館+ポーランド大使館を訪問しよう!」
本校は2年前からモンゴルのインターナショナルスクールの訪問を受け入れており、交流を経験する生徒が年々増えてきました。また、4年次になると英語の授業で第2次世界大戦下、身の危険を冒してユダヤ人の子供たちを救ったポーランド人イリーナ・センドラーについて学習します。本校生にとって身近な国々である2つの大使館を訪れ、大使館員の方たちと交流し説明を受けたり、質問に答えていただきながら両国への理解を深めました。昼には本校の卒業生の案内で東京大学駒場キャンパスの学食体験もできました。
R6 9/28(土)SGSフィールドトリップ「グローバルフェスタ+ユニセフ・ハウスを体験しよう!」
グローバルフェスタは国際協力活動、社会貢献活動、SDGsなどに取り組む官民様々な団体が一堂に会する国内最大級の国際協力イベントです。生徒達は各ブースの国際色豊かな様々な団体の職員さん達とコミュニケーションを取り、国際的キャリアや国際協力について学んで来ました。午後のユニセフ・ハウスは体験型展示施設で、ガイドツアーに参加し、世界の子供たちの現状について知ることができました。
本校7回生で、マーメイドジャパンの一員としてパリ五輪に出場した佐藤友花選手が、学校を訪問してくださいました。
生徒達は、夢を実現するために逆算すること、諦めないこと、悔いが残らないようベストを尽くすこと、経験を積むことの大切さ、など佐藤選手からのメッセージを受け取りました。自分と向き合い、自己と対話することの積み重ねが、夢に続く道であることを知ることができました。
これからも日本代表として忙しい日々を送られる佐藤先輩の活躍を期待し、応援しています。
9月30日、前期終業式に先立ち、表彰式と壮行会が行われました。この日、表彰された内容は以下の通りです。
吹奏楽部 第30回東関東吹奏楽コンクール 高校B 銀賞
3年次 田邉 梨華さん 関東中学校水泳競技大会 女子50m自由形 優勝
3年次 間宮 開さん 関東中学校水泳競技大会 男子50m自由形 第2位・大会新記録
6年次 長 ちひろさん 第48回全国高等学校総合文化祭 自然科学部門 研究発表物理分野 最優秀賞・文部科学大臣賞
5年次 赤羽 耕治さん 高校生模擬裁判選手権 審査員特別賞
5年次 藤崎 ほのかさん 茨城県高等学校放送 コンテスト兼 NHK 杯全国高校放送 コンテスト茨城県予選 朗読部門 第1位・県知事賞
3年次中山 浄さん 関東中学校陸上競技大会 男子1500m 第8位
壮行会で壮行されたのは以下の皆さんです。
科学の甲子園ジュニア全国大会 1年次生3名
西端 奏子さん・ 則包 陽光さん・ 村井 秀次郎さん
佐藤 勇介さん(陸上競技部5年次生) 関東高等学校陸上競技選抜新人選手権大会 (男子5000m)
SAGA2024 女子少年Bフリーリレー予選
3分57秒85 13位
田邉梨華(第4泳者)59.90 (本校3年次生)
決勝進出はなりませんでしたがベストに近い大健闘でした。田邉さんは、栃木で行われた関東大会の50m自由形で優勝し、国スポ選手に茨城県代表として選出されました。学業と両立させ練習に励む田邉さんの、今後の活躍を楽しみにしています。
R6 9/27(金)SSHサイエンスカフェ「ロンドン大学で脳科学を研究する先輩と話そう!」が16:15~18:00で開催され、1~5年次生の希望生徒12名が参加しました。講師はロンドン大学大学院 博士課程3年 黒田澄哉 さん(本校3回生)にお願いしました。前半は黒田さんから「なぜロンドン大学大学院に進学したしたのか」や「脳科学の最新研究」について話をしていただきました。後半は生徒からの質問タイムを行いたくさんの質問が出て盛り上がりました。
R6 9/26(木)SGSグローバルカフェ
グローバルカフェ第7回「アラブ世界・イスラムについて理解を深めよう!」を開催しました。慶應義塾大学総合政策学部講師のアマンスール・アフマド博士をお招きし、アラブ地域やイスラム教の歴史や文化、博士の母国シリアについて、現在の中東の情勢など数々の映像やエピソード、ご自身の体験を交えてお話していただきました。休憩時間に、アフマド博士やご同行されたご子息のイスラム教の礼拝が入り、その様子を拝見したり、お二人と交流する中アラブ世界やイスラムに親近感が増し、今まで遠くに感じていた世界が、ぐっと近くなりました。
R6 9/23(月)にSSH講座「筑波山の花崗岩・斑れい岩・変成岩を観察しよう!」を行い、1~5年次の希望生徒10名が参加しました。講師は筑波山地域ジオパーク推進協議会 ジオパーク専門員 杉原 薫 先生にお願いしました。筑波山の山頂で斑れい岩を観察し、その後筑波山の中腹で花崗岩を観察しました。天気もよく気持ちよくフィールドワークができました。
9月12日(土)横浜みなとみらいホールにて行われた、吹奏楽東関東大会(高校B部門)に出場しました。
部長 5年次生 中原さんより
私たち吹奏楽部は、東関東吹奏楽コンクールに出場し、「鳳凰~仁愛鳥譜」という曲を演奏しました。結果は銀賞と、目標としていた金賞獲得には届きませんでしたが、これまでの練習の成果を出し切り最高の演奏ができたと思っています!
茨城県大会時に4年次生がNZ研修で不在のため、2年次・3年次の生徒も加えての演奏で勝ち取った東関東大会への出場権でした。NZから帰国した4年次生もサポート役として支え、みんなの力で進んできた道のりに、心より拍手を送りたいです。日々の努力が心を打つ演奏につながることを体現している、吹奏楽部のこれからを楽しみにしています。
9/18(水)、本校3年次生を対象として第1回「つくば市社会問題ミーティング」が、総合実践室で行われました。
講師にはつくば市役所 政策イノベーション部の袴田修由さまをお招きし、「子どもの格差問題」「近郊都市」「SDGsの普及について」の3点を中心にご講義をいただきました。
私たちは、つくば市の解決すべき社会問題についてのテーマを1つ決めて、その問題を解決するために私たちには何ができるのか、というご提案をさせていただきます。その問題の解決策を考えるために、平和研修を通してフィールドワークを行ってまいります。今回のご講義は、つくば市にが抱える社会問題を、改めて理解し、深めることのできた有意義な時間となりました。
R6 9/15(日)SSH講座「地質研究者の先輩と地質標本館を一緒にまわろう!」を産総研 地質標本館(茨城県つくば市)で開催し、1~5年次の希望生徒12名が参加しました。講師は本校卒業生で産業技術総合研究所 地質調査センター 特別研究員 吉岡純平 さん(本校2回生)にお願いしました、前半は吉岡さんから海洋堆積物の研究についての話を聞き、後半は吉岡さんの解説のもと、地質標本館をまわりました。
R6 9/14(土)SSH講座「マウスを解剖して免疫細胞を観察しよう!」を筑波大学で開催し、3~5年次生の希望生徒10名が参加しました。講師は筑波大学 教授 川口敦史 先生にお願いしました。マウスを解剖し、血管から血液を採取し、白血球を顕微鏡で観察することができました。どれもはじめての経験でしたが、マウスの内臓のつくりや免疫細胞について大変詳しく学ぶことができました。
R6 9/12(木)SSHサイエンスカフェ「iPS細胞が拓く夢の再生医療」が本校で開催され、1~6年次生の希望生徒29名が参加しました。講師は理化学研究所 バイオリソース研究センター iPS細胞高次特性解析研究チーム 林洋平 先生にお願いしました。前半は林先生から「iPS細胞とは何か」、「iPS細胞が再生医療にどのように活用されているか」、「iPS細胞と製薬の研究」についてお話をしていただきました。後半は質問タイムで生徒からたくさんの質問が出ました。iPS細胞の医療への可能性を感じるとても学びの深い講座になりました。
9/3(火)、帰りのSHRの時間をいただきまして、水泳部・吹奏楽部合同の壮行会を開いていただきました。
水泳の田邉さんは、9/14(土)に佐賀県で開催されるSAGA2024国スポ(国民スポーツ大会)に、吹奏楽部は9/14(土)に神奈川県横浜市で行われる第30回東関東吹奏楽コンクール高等学校B部門に、それぞれ参加してまいります。
全校生徒の皆さんのご声援をいただきましてありがとうございました。本番では、悔いのないパフォーマンスができるように、残された練習時間を全力で頑張ってまいります!
7月29日の外務省訪問の様子が、昨日外務省公式Xに掲載されました。
以下リンクよりご確認ください。
(外務省X)
https://x.com/MofaJapan_jp/status/1829074006886269323
(TCD X)
R6 8/24(土)SSH特別企画「まつりつくばでOriHimeロボットの操作を子どもたちに教えよう!」を開催し、1~4年次生の希望者7名が参加しました。まつりつくばのつくば市スマートシティ協議会のブースでOriHimeという遠隔操作ロボットで子どもたちが迷路にチャレンジするのをサポートしました。
R6 8/22(木)SSH講座「筑波大学小児外科で縫合体験をしよう!」を筑波大学病院で開催し、1~4年次生の希望者10名が参加しました。前半は筑波大学病院小児外科の川見先生と佐々木先生から「小児外科医の仕事について」、「小児外科での動物を用いた研究について」をお話していただきました。後半は手術用の糸と針を用いて練習キッドで手術の縫合体験を行いました。練習するうちに段々上手にできるようになっていました。また、栄養剤の試飲体験も行いました。小児外科の仕事を知り、体験できるとても有意義な講座になりました。
R6 8/10(土)SGSフィールドトリップ(富岡製糸場)
4月から続く世界遺産カフェシリーズ(筑波大との高大連携事業)の最終回であるフィールドトリップ 「群馬県立世界遺産センター(セカイト)+富岡製糸場を見学しよう!」行って来ました。午前中のセカイトでは、ガイドツアー、ビデオ上映やVR体験で「富岡製糸場と絹産業遺産群」全体に関する知識と理解を深めました。午後に訪問した富岡製糸場では、学芸員・岡野さんの案内と解説により、国宝である西置繭所を含む様々な施設や、製糸技術の先進国であったフランスから明治政府が輸入したという繰糸機(復元)の実演など、余すことなく見学できました。質疑応答セッションでは様々な疑問にお答えいただき、猛暑ではありましたが、足と目と頭をフル回転させ充実した1日となりました。
R6 8/6(火)「5校合同 夏休み探究交流会」(13:00~16:00)がつくば国際会議場で開催され、土浦一高、竹園高校、竜ヶ崎一高、茗渓学園、本校から61件の課題探究のポスター発表が行われました。本校は5年次生の希望者16名がポスター発表を行いました。後半は5校の生徒でグループをつくり、「課題探究で困っていること」をテーマにグループディスカッションを行いました。たくさんの発表が出て、中身の濃い交流会になりました。
高校生模擬裁判選手権 茨城県予選を突破し、東京高等裁判所・弁護士会館で行われた関東大会に参加しました。模擬裁判選手権は関東大会が本校参加地区の最上位大会です。
検察側として参加した5年次の赤羽さんが、審査員特別賞を受賞しました。茨城県弁護士会の支援を受けながら、毎日遅くまで話し合って準備し、大きく成長した数か月間でした。
新宿住友ビル三角広場で行われた鉄道模型コンテストの全国大会に参加しました。
鉄道模型コンテストとは決められた規格の中でジオラマを製作し競う、いわば"鉄道模型の甲子園"であり、今年は全国180校が参加しています。今年は群馬県みなかみ町の上越線第七利根川橋梁を細部までこだわりながら全て手作りで再現し、ベストクリエイティブ賞を獲得しました!
実際に現地を下見し、細部まで工夫を凝らして作りこまれたジオラマに、鉄道愛が溢れていました。
R6 7/31(水)SSH講座「クラレの研究所を見学しよう!」を(株)クラレ つくば研究所で開催し、希望生徒20名が参加しました。プラスチックの成形装置や合成装置を見学することができ、プラスチックについて楽しく学ぶことができました。
7月29日(月)に本校生徒24名が都内2ヵ所の見学に行ってきました。午前中はアセアンセンターにて、カンボジアから来ているスタッフなどから、異文化交流の際に気を付けていることなどを聞きました。午後は外務省にて見学と仕事内容の説明を聞き、アフリカの伝統工芸などにも触れました。国際関係やそれを扱う仕事について理解を深める一日となりました。
R6 SSHマレーシア・プログラム
7/23(火)~27(土)の3泊5日でマレーシアのプトラ大学を本校科学研究部の5年次生3名と引率教員1名が訪問しました。横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校のSSH企画に本校も参加させてもらっており、マレーシアのプトラ大学の大学生と共同研究を行っています。普段はZoomでのオンラインで2週間に一度、英語でミーティングを行っていますが、今回はマレーシアを訪問し、一緒に共同実験を行ってきました。英語でのコミュニケーションが求められますが、3月の研究発表に向けて頑張っています。
R6 7/18(木)SSH講座「住友林業の建築研究所を見学しよう!」を(株)住友林業 筑波研究所で開催し、1~5年次の希望生徒22名が参加しました。耐火実験棟など様々な研究施設を見学することができました。木造建築の耐震性、耐火性や環境にどのように良いかなどをとても詳しくすることができて、楽しい講座になりました。
R6 7/17(水)SGSグローバルカフェ第6回
「CAFÉ INDIA」留学報告+インドの方に最新事情を聞いてみよう!を行いました。スピーカーは、6月に10ヵ月のインド留学を終えて帰国した5年次生金子さんと、つくばに開校予定のインターナショナルスタッフで南インド出身のバデア・シャシ・レーカさんです。金子君はクイズや、実演やビデオ、体験コーナーを交えながらインドの学校生活や日常生活について楽しく話してくれました。シャシさんは、スライドショーでインドの社会構造、文化、習慣についてご自身の経験談をもとに教えてくださり、特に結婚式の話では祝い事が6日間連続で行われ、600人参加するという話には全員驚いて目を丸くしました。インドの文化的豊かさ、歴史の長さ、民族的言語的多様性、将来性に圧倒された2時間でした。金子君、レーカさんありがとうございました。
5年次生の医学プログラム選択者20名で、筑波大学病院に行って参りました。模擬講義~HAL見学~手術部見学~ヘリポート見学と短い時間ではありましたが、ロボット工学と医学の融合など最先端の医療を垣間見ることができ、充実した施設見学ができました。
R6 7/14(日)「小学生対象 プラネタリウム上映会」(13:30~16:00)をつくば国際会議場で開催しました。本校の2~4年次生の希望生徒26名が「ステラドーム・スクール」というパソコンソフトを用いてオリジナル・プラネタリウム番組を制作しました。たくさんの小学生・保護者の方が参加してくれました。同時開催の「何でも相談室~並木中等生としゃべろう!」も大盛況でした。
R6 7/11(木)韓国のチャンゴック高校の訪問を受け、本校の4・5年生中心にOne -Day国際交流を行いました。チャンゴック高校から校長、引率の先生、生徒12名が訪れました。3時間目のウェルカム・セレモニーで、4・5年生全体で交流した後、それぞれのバディ(そばでサポートしてくれる友達)と共に4・5年年次の各クラスに入り授業参加、放課後の部活動体験も含め、並木の生活を体験してもらいました。セレモニーは弦楽アンサンブルの素敵な調べで始まり、挨拶や学校紹介プレゼンテーションの他、パフォーマンス交換があり、並木生は韓国では一般的ではないと言われている校歌斉唱を披露、チャンゴック高校生はK-popのダンスを披露してくれました。各クラスに混じったジャンゴック生は用意して来てくれた韓国文化に関するプレゼンテーションやクイズ、ゲームで並木生と歓声を上げて盛り上がりました。部活動は茶道、吹奏楽の演奏鑑賞を体験してもらいました。見送り時は、バディや先生達とお互い英語、韓国語、日本語の混じった挨拶を交わし、名残惜しくも満面の笑顔でお別れしました。
R6 7/9(火)にSSHサイエンスカフェ「音の不思議を体感しよう!」(16:15~18:00)が本校で行われ,希望者25名が参加しました。講師は産業技術総合研究所 音波振動標準研究グループ長 野里英明 先生にお願いしました。前半は野里先生から「無響室・音響室の仕組み」や「ドップラー効果」についてお話をしていただきました。後半は体験コーナーとして「ばね電話」を体験しました。糸電話の糸をばねにすることによって、自分の声が跳ね返ってきて山びこのように聞こえる体験をしました。音を不思議を体験しながら学べる楽しい講座になりました。
R6 7/6(土)に「科学研究部 研究発表会」(13:00~15:00)を本校で開催しました。本校科学研究部の2~5年次生が26のポスター発表を行いました。SSH運営指導委員2名、SSH保護者サポーター14名の研究者の方々にご参加いただき、様々な角度から研究のアドバイスをいただきました。このような取組みができるのも保護者に研究者の多い、つくば研究学園都市に立地するメリットだとあらためて感じました。生徒たちはたくさんのアドバイスをいただき、今後の研究のヒントを得ることができました。
R6 7/5(金)韓国のチャンゴック高校とオンライン顔合わせ
来週11日(木)に本校を訪問予定のチャンゴック高校の生徒と、当日の案内・お世話役を務める本校生バディでオンライン顔合わせを行いました。順番に1人ずつ基本は英語で自己紹介をしましたが、お互いの国の言葉を交えて話す生徒もおり、拍手喝さいでした。恥ずかしがりながらも笑顔いっぱいの顔合わせになりました。バディさん、当日もよろしくお願いします!
6/2に幕張メッセで行われた日本顕微鏡学会第1回中高生によるポスター発表で「環境による土壌センチュウの相違」という題目で本校6年次生が発表し、優秀賞を受賞しました。
センチュウに魅了され、いつも顕微鏡で観察、同定作業をくりかえしています。その成果を発表し、審査員から評価されました。今後の研究に期待します。
R6 7/1(月)にSSHサイエンスカフェ特別版「広告会社の仕事を知ろう!~CMのコピーライターを体験しよう!~」(16:15~18:00)が本校で行われ,希望者64名が参加しました。講師は(株)博報堂の石田行弘さんと梅村太郎さんにお願いしました。前半は石田さんから「広告会社はどのような仕事をしているか」や「テレビCMができるまで」のお話、梅村さんから「JAXAとの宇宙プロモーションができるまで」のお話をしていただきました。後半はお題「月」でコピーをみんなで考えました。優秀者6名に石田賞と梅村賞をいただきました。広告会社の仕事はとてもクリエイティブで夢があり、生徒たちは目を輝かせて話を聞いていました。
R6 7/1(月)(月)SGSグローバルカフェNo.5 世界遺産シリーズ③
筑波大学との高大連携事業で行っているシリーズ第3弾で講師に筑波大学大学院世界遺産プログラム学位教授、下田一太先生をお招きしました。「遺産は誰が守るのか?アンコール遺跡群の場合」のテーマで、数々の写真やビデオを交えて、カンボジアの歴史、アンコール遺跡群の変遷やその修復の背景、日本政府による遺跡修復協力に関わられたご自身の経験などを詳しくお話しいただきました。参加者たちは修復の費用、材料や、観光客と遺産の保護についてなど様々な質問をして世界遺産についての学びを深めることができました。下田先生、ありがとうございました。
R6 6/28(金)SSH講座「夢の新エネルギー 核融合発電の研究センターを見学しよう!」を筑波大学 プラズマ研究センターで開催し、参加希望生徒31名が参加しました。講師は筑波大学 プラズマ研究センター センター長の坂本瑞樹 先生にお願いしました。前半は坂本先生から「核融合発電とは何か」や「プラズマはどのように発生させるのか」などを講義していただきました。後半はプラズマ研究センターの実験装置を見学させていただきました。夢のエネルギーである核融合について楽しく学ぶことができました。
R6 6/17(火)SGSグローバルカフェ「ジュネーブ留学記・欧州ヨーロッパ圏ってどんなところ?」
SGSグローバルカフェ第5回を開催しました。本校7回生、東京外語大4年生の大野涼葉さんを講師にお招きし、「ジュネーブ留学記・欧州ヨーロッパ圏ってどんなところ?」というテーマでお話しいただきました。参加した1~5年生は、スイスという国の概要、住民の48%が外国人というジュネーブの様子、大学生活の体験談をスライドショーで聞き、質問コーナーでは、約1時間にわたって留学のメリットやノウハウ、食文化、言語、政治経済、国際関係など様々な質問が飛び交いました。生徒達の留学や海外事情に関する関心や憧れがぐんと高まった、あっという間の1時間半でした。
R6 6/10(月)SSHサイエンスカフェ「脳科学から考える記憶と学習のしくみ」を16:15~18:00で本校で開催し、希望生徒43名が参加しました。講師は産業技術総合研究所 統合神経科学研究グループ 菅生 康子 先生にお願いしました。前半は菅生先生から「短期記憶から長期記憶に脳の海馬でどのように変換されるか」や「記憶力を上げるにはどのようにしたらよいか」などを講義していただきました。後半は質問タイムで生徒からたくさんの質問ができました。脳科学の面白さを学べる楽しい講座になりました。
R6 6/9(日)SSH講座「地質学フィールドワーク」を行い、18名の生徒が参加しました。講師は茨城大学名誉教授 田切美智雄 先生にお願いしました。午前中は茨城県大子町の滝倉地区の堆積岩(砂岩・礫岩・泥岩)を観察しました。午後は袋田の滝の火成岩を観察しました。教科書だけでは学べないリアルな地質学を学ぶことができました。
R6 6/6(木)SSH講座「電子顕微鏡で探るナノスケールの世界~電子顕微鏡で身近なものを観てみよう!~」が本校生物室にて行われ、生徒10名が参加しました。(株)日立ハイテク様より無償貸与いただいている電子顕微鏡を用いて、様々な繊維や植物、生き物など観察してみたい物を持ち寄り、観察を行いました。様々な物質の微細な構造まで詳細に観察することができ、画面に映し出される肉眼では見ることはできないミクロな世界を存分に堪能しました。
R6 6/3(月)SGSフィールドトリップ「トルコ大使館&東京ジャーミィ」
トルコ大使館と東京ジャーミィ(日本最大のモスク)へフィールドトリップに行きました。2~6年次17名の生徒が参加しました。トルコ大使との会食では、たくさんの質問に答えていただき、一つ一つの出会いを大切にしていくことが国際親善の始まり、ということを大使に教えていただきました。東京ジャーミィではガイドツアーや礼拝にも参加し、異文化に触れる体験ができました。
R6 6/3(月)にSSH講座「東京大学ツアー」を東京大学(本郷キャンパス)で開催し、希望生徒40名が参加しました。学食でランチをした後に、東京大学 工学部 准教授の矢谷浩司 先生から「最新のAI技術の研究」について講義を受けました。また、矢谷先生の研究室も見学させていただきました。後半は本校卒業の東大生3名と座談会を行いました。矢谷先生の講義も座談会も生徒からたくさん質問が出て、大変盛り上がりました。
R6 5/16(木) ニージーランド姉妹校校長夫妻来校
ニュージーランドのアワタプカレッジから校長夫妻が本校を訪れてくださいました。3時間目は、夏休みのニュージーランドへ行く4年次生へ向け、質疑応答を交えながら、学習内容やホームステイについてのお話をしていただきました。4時間目は当校に昨年度研修に行った5年次生2人が学校を案内してくれました。
R6 5/12(日)つくばフェスティバルに本校の有志生徒が出展をしました。内容は「不思議!偏光万華鏡」で有志生徒20名が子どもたちと偏光万華鏡を手作りしました。楽しく1日を過ごすことができました。
R6 5/7(火)SSH講座「物質・材料研究機構(NIMS)の研究室を見学しよう!~リチウムイオン電池の最新研究~」を物質・材料研究機構(つくば市並木)で開催し、希望生徒26名が参加しました。講師は電気化学スマートラボチームリーダー 松田翔一 先生にお願いしました。前半は松田先生から「リチウムイオン電池の仕組み」や「全固体電池とは」、「リチウム空気電池とは」など最新の研究についてお話をしていただきました。後半は研究室を見学し、実験装置などを見ることができました。スマホのバッテリーなど私たちの生活に身近なリチウムイオン電池について楽しく学ぶことができました。
R6 4/30(火)SGSグローバルカフェ「長期留学ガイダンス」(16:15~17:30)
長期留学の興味がある1~4年次生が、それぞれ1年弱の海外留学に行った6年次生5人から経験についての話を聞きました。様々なバックグラウンドの人と出会うことができるということがどの人の話からも出ていました。その後質疑応答では、安全面のことや奨学金のこと、どのようなことを目的にしていたかなど様々なことに話題が及び、留学に対するイメージを具体的なものに膨らませることができました。
4月26日(金)グローバルカフェ 世界遺産シリーズ①
高大連携出前授業の一環として、筑波大学大学院世界遺産学位プログラム教授の黒田先生をお招きして「世界遺産はだれのため?」というテーマでお話を聞きました。世界遺産の種類や現状、問題、登録の過程などを、世界各地の様々な実例やご自身の現地調査や登録審査員としての経験を交えてお話頂きました。1~5年生の参加者も熱心にメモを取ったり質問して、納得したり謎がとけたりすると同時に、「もっと知りたい!」という気持ちが高まったひと時でした。シリーズは④まで続きます。次は「ウクライナの木造教会と戦争による危機」です。
R6 4/27(土)にSSH講座「Webプログラミング講座~おみくじアプリをつくろう!~」(10:00~16:00)が本校で行われ,希望者40名が参加しました。講師は東京大学の綿引悠人さん(本校8回生)、中村渉吾さん、眞鍋快地さんの3名にお願いしました。HTML、CSS、JavaScriptのプログラミング言語を学習し、最終的におみくじアプリを完成させることができました。生徒たちはとても楽しくプログラミングの基本を学んでいました。
恒例のICHARM Open One Day(国立土木研究所・水災害リスクマネジメント国際センター主催のイベント)へ行ってまいりました。本校生徒と竹園高校国際科の2年生が毎年招待していただいています。
まずはセンター長である小池教授の英語による基調講演、つづいて、センターに留学中の海外の研究者の、同じく英語によるポスター発表を聞きました。アジア、アフリカ、中米、各国のお国紹介や水災害の状況、研究内容などをローテーションしながら聞き、質問したり、談笑したり楽しいだけでなく、様々な地域の方と対面で話せる貴重な機会となりました。
4月20日に、つくば市・ノバホールにて、本校吹奏楽部第26回定期演奏会を開催しました。会場残席が僅少になるほどの、多くのお客様にご来場いただき、全3部構成のプログラムをご披露いたしました。生徒も、終演後の学校でのミーティングでは晴れやかな表情を浮かべていました!
部員の皆さん、大変お疲れさまでした。ご来場のお客様も、当日ご来場いただき、誠にありがとうございました。
タイのナレースアン大学より、探究的な授業への見学者がおいでになりました。生徒達が生き生きと学ぶ様子に感心されていました。本校の取り組みが国境を越えて評価されていることに感謝します。
今後も交流や協力を続けていくことが確認されました。
R6 4/23(火)にSSHサイエンスカフェ「日本が発見した凄い太陽電池を知ろう!~ペロブスカイト太陽電池~」(16:15~18:00)が本校で行われ,希望者48名が参加しました。講師は産業技術総合研究所 有機系太陽電池チーム 研究チーム長 村上 拓郎 先生にお願いしました。「シリコンの太陽電池とペロブスカイト太陽電池は何が違うのか」や「ペロブスカイト太陽電池の特徴」を説明していただきました。ペロブスカイト太陽電池はとても薄くできるので、従来の太陽電池よりも軽く、様々な場面で活用できることが分かりました。また、ペロブスカイトの溶液を結晶化させる過程を実際に見せてもらうことができました。最新の研究について知ることができ、今後の実用化を大変楽しみに感じることができました。
R6 4/19(金)にSSHサイエンスカフェ「人工衛星によるテクノロジー革命~イーロン・マスクはなぜ人工衛星を打ち上げているのか~」(16:15~18:00)が本校で行われ,希望者42名が参加しました。講師はつくば発のベンチャー企業(株)ワープスペースの事業開発者 國井仁 先生にお願いしました。「人工衛星によってどんなテクノロジー革命が起こるのか」や「中軌道人工衛星を用いた宇宙での光通信技術」についてお話をしていただきました。人工衛星はビジネス面だけではなく、世界の食糧危機を救うなど、人々の暮らしを豊かにすることでできるものだと知り、宇宙に夢を膨らますことができる講座になりました。
対面式がおこなわれました。
最初は緊張した面持ちだった新入生も、先輩たちの挨拶を聞くうちに、いつの間にか、みな笑顔になっていました。
先輩たちからは「6年間、毎日何かを積み重ねられるのは、これから先の6年間がある1年生だけだよ。それがとても羨ましい。絶対に、日々を大切にして過ごしてほしい。」とメッセージが送られました。
「二文で構成、接続詞を用いる、80文字以内」で書くR80の取り組みが、さっそく新学期の廊下に見られました。
3年次生が書いた「3年次の目標」(接続詞は「そのために」を指定)がイラストとともに掲示されています。伝えたいことが伝わりやすく述べられていれば、厳密に80文字以内でなくても良いのです。
それぞれの目標に向けてどう過ごしたいか、各自がよく考えられていました。
R6 3/29(金)にSGSフィールドトリップ「JICA地球ひろば+国連大学でSDGs-UPシンポジウムを見学しよう!」に総勢21名で行ってまいりました。フィールドトリップ定番の現地集合現地解散という冒険を、1年生たちも大雨、通勤ラッシュ時の大混乱に負けず元気に乗り切りました。午前中のJICA地球ひろばでは難民企画展「想像していなかった今日を生きる」の展示見学と難民体験*、パプアニューギニアへ派遣されたボランティアの講義をクイズに答えながら楽しみました。午後は国連大学とSDGsに関連で連携している大学やその学生達、関連企業のプレゼンテーションを見学しました。地球ひろばでも、国連大学の大会議場でも、本校生たちはマイクを受け取り堂々と質問したり、閉会時は登壇者に個別に質問に行くなど、得るものが大きな一日となりました。
*各自年齢・性別などの設定を与えられ、難民になってから様々なチェックポイントを通り抜け国外脱出に成功できるかどうかを体験できる人生ゲームコースのようなもの
R6 3/27(水)SSH講座「建設ゼネコンの建築研究所を見学しよう!」が13:00~16:00に(株)熊谷組 筑波技術研究所で行われ、希望者13名が参加しました。音響室や風洞実験棟など普通では入ることのできない部屋に入ることができ、建築の仕事に興味を持っている生徒たちはとても良い学びの機会になりました。ビルや橋など大型の建設物をつくる仕組みを学ぶことができました。
〈吹奏楽部から〉
昨日3/26(火)、尚美バリオホールにて、第26回日本ジュニア管打楽器コンクール本選考会・中学生コースファゴット部門が行われました。
本校からは、2年次生 正木くららさんが出場し、「金賞」(銀賞・銅賞なし)を受賞しました。金賞が授与されない年もある中での今回の受賞は、本人の頑張りそのもの!音響の良いバリオホールで、実力を発揮できました。今後とも研鑽を積んでまいります。
理科教員の指導で、今年度最後の医学コースプログラムが開講されました。1年間、「医志」の育成のために、様々な取り組みをしてきました。
命の尊さを知り、生命の不思議に心を打たれ、現場で活躍されている医師の皆様の志に共感したプログラムが、来年度も数多く展開される予定です。プログラム実施にご協力くださった多くの関係機関の皆様に感謝いたします。
R6 3/16(土)SSH講座「東京歴史散歩~江戸時代の米流通と税金~」が9:00~13:00に行われ,希望者21名が参加しました。講師は歴史研究家の上井真 さんにお願いしました。JR浅草橋駅を出発し、米蔵の跡地や河岸の跡地を古地図を見ながら散策しました。江戸時代は川が米流通の高速道路の役割を果たしていたことが、現地に行くことでとても良く分かりました。江戸がなぜあそこまで発展したのかを、米の物流の観点から深く学ぶことができました。天気も良く最高に楽しい歴史散歩になりました。
R6 3/13(水)の2・3時間目に2年次生対象に「演劇的手法を使った読解授業」が行われました。講師は役者および「わかば国語・作文教室」(つくば市)主催の桑田由季子 先生にお願いしました。内容は「『勇者とは』~走れメロス~」で行いました。生徒たちは演技実習をとおして、メロスや王の感情を追体験することができました。みんな思いっきり演技に没頭して感情移入していて、新しい気付きをたくさん得ることができました。大変楽しくて学びの多い授業になりました。
R6 3/8(金)に博報堂教育財団の「にほんごネット」というプログラムに参加し、インドネシアの中学生とオンライン交流会を行いました。お互いの国や学校をスライドで紹介した後、ブレイクアウトルームに分かれ趣味や文化などについて楽しく会話をし、距離を縮めることができました。参加した生徒からは「国を超えて話ができたことが嬉しかった」や「機会があればもっと上手くコミュニケーションを取れるようにリベンジしたい」という感想が寄せられました。
現在、2年次生はタイで日本語を学ぶ学生たちと「年賀状を送り合う」交流をおこなっています。この企画は、本校卒業生でタイで日本語教育に当たられた新毛先輩のご協力で実現しました。
タイから届いた日本語の年賀状(写真)に、タイ語でお返事を書きました。ちゃんと気持ちが届くかな?とワクワクしながら作成し、大いに盛り上がりました。
2/25 (日)
東京オリンピックセンターで行われた全国高校生金融知力クイズ選手権(通称エコノミクス甲子園)に本校生徒2名が茨城県代表として参加しました。全国から集った参加者たちと、刺激を与え合った3日間を過ごし、さらに成長して戻ってきました。
惜しくも優勝は逃しましたが、学科試験では全国8位という素晴らし成績をマークし、今後の活躍が期待されます。
2/24(土)に、明治大学中野キャンパス(東京都)にて、QUESTCUP 2024ファーストラウンドが行われました。この大会は、本校2年次生が、かえで祭後から取り組んでいる「QUEST EDUCATION:COOPORATE ACCESS」の一環で、本校が企業ごとに分かれて班を組み、ミッションを受け取ってそれに対する企画案を提案するものです。今年度は本校からは1チームが全国大会に出場する運びとなり、チーム「一瞬の風になりたい」が、LINEヤフー株式会社からいただいたミッションに対する企画案を発表してきました。リアル開催は4年ぶりで、本校もリアル開催は初めての参加でリハーサルは緊張した表情でしたが、本番では落ち着いて発表をすることができました。
惜しくも受賞は逃しましたが、定期考査の準備も並行しながら、頑張って発表してきました!発表者からは、「色々あったけど、最終的にはなんとかまとまってよかった!」「他校が発表する時の、発表者の表情が生き生きしていた!」という声があり、達成感と充実感を感じるとともに、刺激的な1日でもあったようです。
R6 2/27(火)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「お金の専門家 公認会計士ってどんな仕事?!」が本校で行われ,希望者15名が参加しました。講師は谷田部会計事務所 公認会計士・税理士 谷田部博貴 先生にお願いしました。前半は谷田部先生から「公認会計士の仕事とは」や「公認会計士になるには」、「税理士の仕事とは」、「税金とお金のはなし」などをお話していただきました。後半は質問タイムでたくさんの質問が出ました。公認会計士は合格率10%程度の難関国家資格ですが、M&Aやコンサルティングなどお金に関する様々な仕事に就くことができることが分かりました。
R6 2/26(月)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「科捜研ってどんなところ?!」が本校で行われ,希望者26名が参加しました。講師は(株)法科学研究センター所長で元埼玉県警科学捜査研究所の雨宮正欣 先生にお願いしました。前半は雨宮先生から「科学捜査とは何か」や「DNA鑑定」、「指紋鑑定」などについてお話をしていただきました。後半は質問タイムで生徒からたくさんが出ました。科捜研の仕事は科学の力で犯人を見つけたり、犯罪を証明する仕事でとても世の中にとって大切な仕事であることが分かりました。
R6 2/25(日)にSSH講座「古生代ペルム紀の生物化石を採掘しよう!」を栃木県佐野市葛生地区で開催し、石灰岩の露頭からフズリナやウミユリなどの生物化石を採掘しました。講師は佐野市葛生化石館の学芸員 奥村よほ子 先生にお願いしました。たくさんの化石を見つけることができてみんな大興奮の講座になりました。
R6 2/22(木)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「新聞をつくる仕事ってどんな仕事?!」が本校で行われ,希望者8名が参加しました。講師は(株)茨城新聞社 編集局写真映像部 吉田雅宏 さんにお願いしました。前半は吉田さんから「写真映像部ではどんな仕事をするのか」や「新聞ができるまで」、「新聞をつくる仕事のやりがい・仕事上の苦労」、「他の部署ではどのような仕事をしているのか」などを話していただきました。新聞記事を見ながら新聞をつくる仕事についてとても詳しく知ることができました。後半は質問タイムで生徒からたくさんの質問が出て盛り上がりました。新聞をつくる方の想いを知ることができ、これから新聞を読むことがとても楽しみになる講座になりました。
グローバルカフェ「海外(タイの町)で日本語&日本文化を教えてみた!」吉本興業と国際交流基金の連携プロジェクトで日本語パートナーズとしてタイに派遣され、中等教育学校で日本語教育に携わっていた本校6回生の新毛さんが現地での経験を話してくださいました。本校生徒たちは、2時間の時差を利用して新毛さんが勤務していた学校の日本語の授業に参加し、タイの中学生と日本語で会話を楽しみました。
R6 2/20(火)2時間目と3時間目につくばインターナショナルスクールの生徒21名が来校し、本校4年次生と課題探究基礎の合同授業を行いました。並木中等生2名とつくばインターナショナルスクールの生徒1名でグループをつくり、本校4年次生が課題探究の中間発表スライドを英訳したものを英語で発表しました。また、校内のスクールツアーを行い、英語で本校を案内しました。楽しく交流をすることができました。
R6 2/19(火)の2、3時間目に、本校4年次生が、ニュージーランド姉妹校の「パーマストンノース・ボーイズ・ハイスクール」と「パーマストンノース・ガールズ・ハイスクール」の生徒たちと、オンラインで交流しました。
本校で取り組んでいる課題探究の内容を英語で発表するプレゼンテーションコンテスト「N-1グランプリ」のクラス予選で代表者になった生徒が、姉妹校の生徒に向けて発表を行い、質疑に答えました。工夫を凝らして自分の探究内容を英語で伝えようとしている姿が印象的でした。また、後半には、互いの生徒どうしが質問しあうなど、大きな盛り上がりを見せていました。このような取組を今後も続けていきたいと思います。
R6 2/16(金)15:00~18:00にSSH講座「JAXAを見学しよう!&宇宙飛行士の健康を守る仕事」がJAXA 筑波宇宙センターで行われ,希望者24名が参加しました。宇宙飛行士養成施設と「きぼう」運用管制室を見学しました。その後、医師・JAXA客員の三丸敦洋 先生から宇宙飛行士の健康管理についてお話をしていただき、JAXA有人宇宙技術部門 宇宙医学生物学研究グループ 主任研究開発員の相羽達弥 先生から宇宙飛行士の宇宙実験をどのように計画するかについての仕事についてお話をしていただきました。とても楽しい講座になりました。
R6 2/2(金)つくば国際会議場で「SSH成果報告会」を開催しました。午前は「課題探究 校内発表コンテスト」で金賞の5年次生4名が口頭発表を行いました。午後は銀賞の5年次生30名と科学研究部の3~5年次生25名がポスター発表を行いました。
R6 1/24(水)「つくば市スマートシティ構想の実証実験」を3年次生が6時間目に行いました。はじめに、つくば市スマートシティ戦略監の中山秀之 様から「つくば市のスマートシティ構想とは」についてお話をしていただきました。後半はつくば市がスマートフォンアプリ「つくスマ」に搭載を検討している「ポリネコ!TSUKUBA」というアプリを3年次生が自分のタブレットで使ってみました。このアプリは市民の声をつくば市の市政に生かすためのもので、クイズや意見箱などから構成されています。つくば市の未来をいち早く体験することができました。
2月6日(火)、インド(デリー)ギャン・マンダー公立学校とオンラインで交流しました。
時差が3時間半(日本が進んでいます)あり、並木中等では放課後の時間が、インドの昼食後の時間帯になります。
並木中等前期生の希望者に、現在インドに留学している12回生も加わっての、オンラインおしゃべり会では、互いに相手の国のことを質問したり、自国の紹介をしたりしてあっという間に時間が過ぎました。Wi-Fi 接続トラブルも、解決しようと互いに試み、自然と楽しい協力の一時となりました。互いに工夫を凝らして自分の思いを伝えよう様子はとてもっころ温まるものでした。このような取り組みを、今後も続けていきたいと思います。
1月31日(水)
朝7:50より昇降口で生徒有志団体SDGsαの2年次生が「ペットボトルキャップ回収Day」、3年次生が「ベルマーク・インクカートリッジ回収Day」を行いました。回収したものはリサイクルされたり、ワクチン製造費として寄付されたりという形で活用されます。来月からはポイントカードをスタートさせる予定です。
1月25日にJICAの駐在員さんを介してジョージアの中高生と英語でオンライン交流を行いました。双方の生徒たちは一人ずつ自己紹介したり、それぞれの文化に関するスライドショーを発表し合い、楽しい時を過ごしました。ジョージアの生徒の日本アニメに対する関心度はとても高く共通の話題で盛り上がるひと時もありました。
〈吹奏楽部〉
1月28日(日)東関東アンサンブルコンテスト銅賞!
栃木県宇都宮市で行われた、東関東アンサンブルコンテスト中学生の部にクラリネット四重奏で参加しました。日々、心を合わせて練習に励んだ成果を精一杯発揮してきました。大きな舞台に立った経験を胸に、さらに成長して戻ってきた皆さん、お疲れさまでした。これからも素敵な響きを楽しみにしています。
1月27日(土)
大学生の先輩方をお招きし、大学生活や受験生活について様々なお話を伺いました。たった数年の年齢差ですが、努力することの楽しさを目を輝かせて話す先輩方がとても大人に見え、あんな風に成長したいという感想が多く寄せられました。
現在、2階の廊下には、1・2年次生の書初めが展示されています。
各々、新年の抱負・想いを表すために、自分の書きたい言葉を考え、気持ちを込めて書きました。言葉の選択にも工夫が凝らされていて、見ていて大変楽しめます。
生徒達の2024年がどのようになるか期待が膨らみます。
R5 1/18(木)にモンゴルのアルビス学校に通うモンゴル人の中高生8名が本校を訪れました。本校生徒がエスコート役になり、授業・掃除・帰りの会・部活動を見学しました。その後、交流会を行い、モンゴルの生徒さんがモンゴルの歌と踊りを披露してくれました。本校生徒からは「日本の学校の紹介」をプレゼンし、その後、豆つかみゲームとディスニーのダンスを一緒に行いました。楽しい交流となりました。
R5 12/25(月)10:00~15:00にSSH特別企画「東京証券取引所(東証Arrows)を見学しよう!」を本校で開催し、希望生徒27名が参加しました。午前中は東京証券取引所のマーケットセンターやオープンプラットフォームを見学し、株式投資ゲームを体験しました。午後は(株)大和証券本社に移動し、社員の方から「証券会社はどんな仕事をしているのか」を話していただき、ディーリングルームや社内スタジオを見学しました。株式をとても身近に感じることができる楽しい講座になりました。
12/16(土) 医学プログラム「医師と医学科志望者との現代医療フォーラム」を開催しました。3名の現役医師の方をお招きし、本校3〜5年生8名とのパネルディスカッションを行いました。多くの生徒が参加し、活発な質疑応答が繰り広げられました。現場のお話を伺い、さらに医志を高めることができました。
R5 12/13(水)13:30~15:30にSSHサイエンスカフェ「ドイツの大学で飛行機の研究をしている先輩と話そう!」を本校で開催し、希望生徒15名が参加しました。講師は本校卒業生(3回生)でドイツStuttgart(シュツットガルト)大学大学院 航空工学科の玉置千智さんにお願いしました。前半は玉置さんから「なぜ飛行機は飛ぶのか」や「流体シミュレーションの研究について」、「ドイツと日本の研究環境の違い」、「ドイツでの生活」などを話してもらいました。後半は生徒からの質問タイムでたくさんの質問が出ました。海外で活躍する先輩のお話はとても貴重で、参加生徒たちは目を輝かせて話を聞いていました。
R5 12/11(月)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「オリガミクスに挑戦!~おりがみと数学の世界~」を本校で開催し、希望生徒18名が参加しました。講師は茨城県立大学 研究員 島本真帆子さんと美帆さん親子にお願いしました。おりがみで正五角形の折り方を教えてもらい、全員で正五角形のおりがみを作成しました。その後になぜこのような折り方をすると正五角形になるかを数学の三角比を用いて解説してもらいました。おりがみを数学から考えるとても楽しい講座になりました。
5年次生がベトナム修学旅行に行ってきました。
経済発展著しいベトナムの息吹を感じ、日本に生活する自分たちを見つめ直した時間となりました。
3年次生が広島京都平和研修を行いました。平和の尊さ、日本文化の奥深さを学び、それらを発信できる人になろうと気持ちを新たにしました。
11/18(土)に、いばらきサイエンスキッズ育成事業「オンラインミニ博士によるミニ学会」がありました。今年度、科学研究作品において県で入賞した作品の発表の場であり、大学の先生、小中学生らが集いました。
本校からは発表者として、1年生4名、2年生4名、3年生6名の14名が参加しました。スライド発表と質疑応答で、研究の面白さや奥深さを専門分野の先生方や他校の生徒と共有でき、大変有意義な時間になりました。
たくさんの質問や意見の交換ができ、答える中でさらに自分の学びを深められた時間となりました。
R5 11/27(月)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「小児科医師の先輩と話そう!」が本校で行われ,希望者27名が参加しました。講師は本校の卒業生(3回生)で現在、水戸済生会総合病院の研修医である藤森晃 さんにお願いしました。前半は藤森さんから「小児科医の仕事について」や「研修医とは何か」、「大学の医学部で何を学ぶのか」などをお話していただきました。後半は生徒からの質問タイムでたくさんの質問が出ました。現役医師としてはたらく先輩の話を聞いて、生徒たちは医師や医療職への夢を膨らませていました。
R5 11/25(土)8:00~16:00にSSH講座「チバニアン地層を観察しよう!」を千葉県市原市のチバニアン地層で行い、希望生徒26名が参加しました。チバニアン地層は地球で最後に地磁気逆転が起こった痕跡が残っている貴重な地層で、ラテン語で「千葉の時代」を意味する「チバニアン」と名付けられました。チバニアン付近の地層には78万年前の地層も露出しており、貝化石や生物の痕跡化石もたくさん見つけることができました。
R5 11/12(日)9:00~17:00に「SSHインターンシップ(建築士)」を「e do design 一級建築事務所」(土浦市港町)で行い、建築士を志望する5年次生4名が参加しました。講師は一級建築士 江ヶ崎雅代さんにお願いしました。前半は江ヶ崎さんから、一級建築士の仕事について話をうかがいました。後半は図面をもとに建築模型を作製しました。建築模型をつくるのははじめての体験でしたが、図面や間取りの意味などを江ヶ崎さんから教えてもらいながら楽しく制作することができました。建築士への夢がさらに膨らむインターンシップとなりました。
R5 10/31(火)16:15~18:00にSSH国内研修旅行(伊豆大島)事前講座「伊豆大島の植生遷移~火山島における森林生態系メカニズム~」を開催し、SSH国内研修旅行の参加生徒25名が参加しました。講師は筑波大学 生命環境科学系 上條隆志 先生にお願いしました。上條先生から三原山の噴火によって生じる植生遷移やハチジョウイタドリなどの溶岩地形に芽吹くパイオニア植物にについて解説をしていただきました。伊豆大島のフィールドワークが大変楽しみになる講座となりました。
R5 10/30(月)16:15~18:00にSSH国内研修旅行(伊豆大島)事前講座「伊豆大島の火山・溶岩地形のメカニズム」を開催し、SSH国内研修旅行の参加生徒25名が参加しました。講師は産業総合技術総合研究所 活断層・火山研究部門 川邉禎久 先生にお願いしました。川邊先生から伊豆大島の三原山の噴火について、噴火によってできる溶岩地形・地層について解説をしていただきました。伊豆大島のフィールドワークが大変楽しみになる講座となりました。
2023.11.09
駐日欧州連合(EU)代表部が毎年秋に全国各地の高校で出張授業を行う「EUがあなたの学校にやってくる」プロジェクトが、今年は並木中等にやってきました。
ラトビアより赴任されているズィグマールス・ズィルガルヴィスラ特命全権大使が、3~5年生対象に、特別授業を行ってくださいました。EUの理念、加盟国それぞれが多種多様な歴史や文化を持ちながら共通の目的に向かって協力していること、そしてラトビアとはどのような国なのかについて知ることができました。大使は「日本とラトビアとの間にはロシア一カ国しかないから、私たちはご近所なんだ」とユーモアを交えながらお話しくださり、気さくで前向きなお人柄に、みな魅了されました。
生徒からのたくさんの質問に丁寧に対応してくださり、予定時間を越えても、もっとお話を聞きたいという声が多くあがりました。講演後は希望する生徒とランチを共にされ、そこでも活発に質疑応答が交わされました。EUそしてラトビアが、一気に身近になった日でした。
R5.10.30
1年生対象の国際教育事業で、茨城県国際交流協会のワールドキャラバンをお招きしました。
今年度は中国、ベトナム、フランス、ブラジル出身の講師の方達が各クラスを回り、民族衣装を身にまとったりしながら、自己紹介・各国の文化・歴史・中学生の生活について教えてくださいました。
生徒達は講師の先生方の各国クイズに「え~!」「信じられない…」「いいなぁ!」と反応したり、ベトナムや中国の民族衣装を試着させて頂いたり、ブラジルのサンバの音楽に合わせて楽器の演奏をさせて頂いたりと、歓声と笑顔と発見が絶えないひと時となりました。
大分県立佐伯鶴城高校の生徒さんたちが学校訪問に来てくれました。4年次(高校1年)同士で、探究の授業を一緒におこない、探究内容を発表し合いました。互いの興味関心について語り合う時間は、とても楽しく刺激的で、あっという間に過ぎました。それぞれの場所で過ごしつつ、離れていても互いに応援し合える「友」を得た、喜びにあふれる1時間でした。
R5 10/26(木)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「文系の研究者になるには~文系の大学院博士課程で「音楽学」の研究~」を本校で行い、希望生徒11名が参加しました。講師は本校の1回生で東京大学大学院博士課程 総合文化研究科に在籍している石井萌加さんにお願いしました。今回は大分県立佐伯鶴城高等学校の高校1年生14名も参加しました。前半は石井さんから「音楽学の研究について」や「文系の研究者になるには」、「文系の博士課程と理系の博士課程の違い」などについて話してもらいました。後半は質問タイムで生徒からたくさんの質問が出て盛り上がりました。文系の研究の面白さを知ることができた有意義な講座になりました。
R5 10/24(火)14:30~17:00にSSH講座「半導体工場を見学しよう!」を(株)日本テキサス・インスツルメンツ 美浦工場で行い、希望生徒20名が参加しました。前半は「半導体とは何か」や「半導体はどのように作られているのか」を講義していただきました。後半は工場見学を行いました。半導体はホコリなどがないクリーンルームで製造されるのですが、生徒達はクリーンルームウェアを着て半導体の製造工場を見学することができました。とても貴重な体験をさせてもらい、生徒達は大喜びでした。
毎年恒例の、5年次生と日本在住外国人の方々との国際交流ディスカッション。今年は、アメリカ合衆国、インドネシア、ウガンダ、エジプト、スリランカ、バングラデシュ、ブラジル、ペルー(アイウエオ順)出身のディスカッション・パートナーをお迎えしました。各クラスで、日本や各国の教育や環境に関する現状と問題点、解決策について話し合います。この日も、検討事項に対する自身の意見を、スライドショーを駆使して共有し、質疑応答や意見交換を活発に行いました。ディスカッション・パートナーからは、生徒たちの熱意やモチベーションの高さをお褒めいただき、生徒達からも「話が盛り上がり時間が足りなかった。」「さらに世界が広がった。」「思ったより意見が言えて自己肯定感が高まった。」などの感想が寄せられました。並木中等生は国際交流を通して、グローバルリーダーとしての成長を続けます。
R5 科学研究作品展 県南展で本校生徒が過去最多14作品(そのうち科学研究部が10作品)が金賞受賞!
R5 科学研究作品展 つくば市展で本校生徒が過去最多14作品(そのうち科学研究部が10作品)が金賞受賞!
R5 10/10(火)13:00~17:00にSSH講座「JAXAの研究室を見学しよう!」がJAXA 筑波宇宙センターで行われ,希望者11名が参加しました。尿を飲料水にする装置を開発している研究室、宇宙で植物を育てる研究をしている研究室、宇宙船の中で無重力状態でものがどのように燃えるのかを研究している研究室の3つを見学させてもらいました。どの研究室も夢のある研究で、生徒達は目を輝かせて見学していました。
本校3大行事の一つ、ウォークラリーが、4年ぶりに宿泊を伴う形で行われました。二日間をかけて、47km を869名が歩き通しました。ゴールした瞬間の達成感に満ちたすがすがしい表情に、生徒たちの大きな成長を感じました。生徒有志は、途中ゴミ拾いをし、たくさんのゴミを持ち帰りながら歩き通しました。
秋空の下友と語り合い、夜空の下きらめくヘッドライトに勇気づけられ、歩き通した生徒たちを、PTAのご厚意による豚汁が待っていてくれました!心もお腹も一杯になって解散しました。多くの皆様の応援とご協力に感謝します。
10/1 SGSカフェ スタディツアーを実施しました。
Global Festa 2023 (東京国際フォーラム)
東大駒場校舎で先輩によるキャンパスツアーとランチ
東京ジャーミィ(代々木上原)でモスク見学
終日、国際交流・異文化体験で充実した時間を過ごしました。
たくさんの人たちが、様々な形で国際貢献に力を尽くしていることを知り、また、日本の中でも様々な文化体験ができることを学びました。モスクでの説明は詳しいながらも非常にわかりやすかったです。ムハンマドの誕生日を祝う時期であり、様々な特別な経験をさせてもらえました心温まるおもてなしに、感謝し、多様性の大切さを感じた一日でした。
R5 10/2(月)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「HONDA車の研究開発者と話そう!~車を開発するってどんな仕事?!!~」を本校で行い、希望生徒14名が参加しました。講師は(株)本田技研工業 元研究開発者 青木薫 さんにお願いしました。前半は青木さんから「HONDAとはどんな会社か」や「エンジンから見る車の変遷と歴史」、「これからの日本の車産業はどう生き残るべきか」などについてお話をしていただきました。後半は質問タイムで生徒からたくさんの質問が出ました。エンジン車から電気自動車へと世界の潮流が動く時代に、企業としてどのように未来を描くべきかを話していただき、研究開発者の仕事についてとてもよく知ることができました。
R5 9/30(土)8:20~17:00にSSH講座「ブナの植樹体験をしよう&茨城の日立地層・棚倉断層を見てみよう」を行い、希望生徒12名が参加しました。講師は茨城大学名誉教授 田切美智雄 先生にお願いしました。午前中は常陸太田市でブナやミズナラの植樹体験を行いました。午後はプラトーさとみで田切先生から日立地層と棚倉断層について講話をしていただきました。その後に、実際に棚倉断層を観察し、「JX金属 日鉱記念館」で日立地層から成り立つ日立銅山について田切先生の解説を聞きながら見学しました。日本で一番古いカンブリア紀の地層である日立地層が茨城にあることや、棚倉断層で日本の地層が二分されていることなどを学ぶことができ、とても楽しい講座になりました。
R5 9/29(金)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「水族館の飼育係ってどんな仕事?!」を本校で行い、希望生徒24名が参加しました。講師はアクアワールド大洗水族館 魚類展示課 飼育係 吉川隼人 さんにお願いしました。前半は吉川さんから「水族館の飼育係の仕事とは」や「飼育係にはどうやったらなれるか」、「シロワニの繁殖成功」などについてお話をしていただきました。後半は質問タイムで生徒からたくさんの質問が出ました。水族館の飼育係は魚の飼育以外に研究の仕事もあることを知ることができました。サメの一種であるシロワニの繁殖成功は国内初で、繁殖がなぜ難しいのかを詳しく知ることができて、とても楽しい講座になりました。
R5 9/18(月)9:00~13:00にSSH特別企画「東京歴史散歩~江戸時代の都市建設~」を行い、希望生徒21名が参加しました。講師は歴史研究家の上井真 さんにお願いしました。東京の九段下を出発し、江戸城の清水門、天守閣跡、汐見坂、大手門、和田倉門、道三橋跡、常盤橋、舟入堀、江戸橋、日本橋を上井さんの解説を聞きながら散策しました。江戸時代は日比谷は海で埋め立てたことや、物材を船で運ぶために川と川の間に堀をつくったことなど、江戸の街がどのように建設されていったのかを大変詳しく学ぶことができました。歴史好きの生徒が集まり、大変楽しい散策になりました。
R5 9/16(土)13:00~17:00にSSH講座「マウスを解剖して免疫細胞を分離してみよう!」を行い、希望生徒10名が参加しました。講師は筑波大学 医学医療系 教授 川口敦史 先生にお願いし、筑波大学の川口先生の研究室で開催しました。はじめに川口先生からウイルス研究についてのお話をしていただいた後に、マウスの解剖を行いました。マウスの動脈から採取した血液を遠心分離機で分離し、顕微鏡で観察しました。自分でマウスから採取した血液を顕微鏡で見ることができて、生徒達は目を輝かせながら取り組み、とても貴重な経験をすることができました。
R5 9/12(火)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「auの研究員と学ぶ電波通信のしくみ~スマホが繋がりにくい時はこうしてみよう!~」を本校で行い、希望生徒18名が参加しました。講師はKDDI総合研究所 無線通信方式グループ 菅野一生 先生にお願いしました。前半は菅野先生から「スマホがつながるしくみ」や「プラチナバンドとは」、「5G・6Gとは」などについてお話をしていただきました。後半は質問タイムで生徒からたくさんの質問が出ました。「どうして他者のスマホとつながるのか」や「つながりにくい時がある理由」など電波通信のしくみについて興味深い話をたくさん聞くことができました。
R5 8/9(水)と10(木)に「SSH夏休み研究機関でのインターンシップ」を産業技術総合研究所 人間情報インタラクション研究部門 心身機能・モデル化研究グループで行い、3年次生2名と5年次生2名が参加しました。内容は盛りだくさんで、心電図などの生理計測データの取得体験・ドライビングシミュレーターの体験・蛍光顕微鏡による脳の観察・BMIによる脳波の計測・睡眠データの解析体験・MRIの撮像見学を体験させていただきました。BMI実権体験では、頭に脳波を計測するキャップをかぶり、脳でイメージすることで画面のボールを動かすという大変貴重な体験をさせていただきました。
R5 8/8(火)9:30~12:00にSSH講座「製鉄所を見学しよう!」を行い、希望生徒13名が参加しました。(株)JFEスチール東日本製鉄所(千葉県千葉市)を見学しました。巨大な溶鉱炉を見学した後に、熱間圧延工場を見学しました。熱間圧延工場は製造した鋼を薄く伸ばして巻き取るために、1200℃に鉄を加熱します。赤く熱せられた1200℃の鉄を間近で見ることができ大迫力でした。
R5 8/1(火)7:00~19:00にSSH講座「足尾銅山見学ツアー~日本の近代化を支えた町・足尾銅山鉱毒事件の歴史~」を行い、希望生徒30名が参加しました。今回の見学ツアーは(株)古河機械金属様のご協力により実現しました。はじめに中才浄水場を見学し、足尾銅山から流れてくる水から鉄イオンや銅イオンを沈殿させ浄化する仕組みを学びました。次にトロッコ列車に乗り、足尾銅山の坑道を探索しました。次に訪れた松木地区のたい積場は、足尾銅山から排出された亜硫酸ガスにより山の木が枯れ山が丸裸になった場所で、少しずつ緑が回復している様子を観察しました。最後に足尾製錬所を見学し、転炉を間近に見てその大きさに驚いたとともに、ここから亜硫酸ガスが排出されたのだと足尾の歴史を体感しました。大変充実した見学ツアーになりました。
R5 7/24(月)14:00~16:00にSSH講座「バイオマス発電所を見学しよう!~生ゴミをエネルギーに変える~」が本校で行われ,希望者9名が参加しました。(株)日立セメント 神立リサイクルセンター(土浦市東中貫町)でバイオマス発電の施設を見学しました。土浦市は家庭の生ゴミを分別しており、回収した生ゴミをメタン発酵でバイオガスにしてエネルギーとして活用していることが分かりました。生ゴミは燃えるゴミで捨てればただの焼却灰になり埋め立てる必要がありますが、バイオマス発電でエネルギーに変えれば、ゴミも減りとてもエコであることを知りました。バイオマス発電の施設は全国的にまだまだ少ないので、将来的に増えていくと良いなと思いました。
R5 7/10(月)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「世界の食糧危機を救う培養肉・ベジミートの最新研究」が本校で行われ,希望者20名が参加しました。講師は(株)日本ハム つくば中央研究所 西山泰孝 先生にお願いしました。前半は西山先生から「培養肉・ベジミートとが研究されている背景」や「培養肉・ベジミートはどのように作るのか」などのお話を聞きました。後半は質問タイムで生徒からたくさんの質問が出ました。畜産はたくさんの温室効果ガスを出していることやこのままの人口増加を世界がしていくと食糧危機が訪れることを知り、培養肉やベジミートがなぜ研究されているのかを知ることができました。大変身近な話題で興味深く学ぶことができました。
R5 7/8(土)13:00~15:00にSSH特別企画「課題探究 ミニ発表会」が本校で行われました。この発表会は5年次生の希望者12名が課題探究の途中段階をポスター発表して、本校卒業の大学生10名からアドバイスをもらうもので、生徒たちはたくさんのアドバイスをもらうことができました。また、茗渓学園中学校高等学校から高校2年生4名、卒業生7名も参加いただきました。
R5 7/6(木)14:30~17:00にSSH講座「理化学研究所でiPS細胞とクローンマウスの研究室を見学しよう!」が理化学研究所 筑波研究所で行われ,希望者24名が参加しました。iPS細胞高次特性解析開発チームの研究室では、iPS細胞を実際に顕微鏡で観察することができました。また、iPS細胞の培養液をマイクロピペットで入れ替える体験もすることができました。遺伝子工学基盤技術室の研究室では、液体窒素で凍結させた精子を生理食塩水で復活させる実験や蛍光タンパク質を持つマウスに紫外線を当てて緑色に蛍光する様子を観察することができました。内容盛りだくさんで、生物の面白さを感じることができた研究室見学でした。
R5 7/7(金)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「学習のしくみを脳科学から探る~学習意欲とドーパミンの関係~」が本校で行われ,希望者37名が参加しました。講師は筑波大学 医学医療系 認知行動神経科学研究室 教授 松本正幸 先生にお願いしました。前半は松本先生から「意欲とドーパミンの関係」、「知的好奇心とドーパミンの関係」などについてお話していただきました。後半は質問タイムで生徒からたくさんの質問が出ました。「点数を取れたら~を買ってあげる」などの外的報酬はあまり長続きせず、「自分が新しく知識を得ることが楽しい」という内的報酬によってドーパミンが出る方が、意欲が長続きすることを知り、生徒達は今後の勉強に大変役立つ話が聞けました。
7/6(木)
日弁連主催の高校生模擬裁判選手権大会に向けて、支援弁護士および支援検察官の訪問がありました。本校は、茨城県代表校として2年連続本選に進みます。高校2年生が中心となって、8月5日の本選に向けて、ケースを読み込み、弁論と論告を作成しています。本日は、検察官も来校してくださり、ケースの内容のことだけでなく、検察官のお仕事についてもたくさんお話を伺うことができました。本番に向けて、さらに鋭気を養うことができました。
6/23(金) SSH講演会を実施しました。
筑波大学教授 柳沢 正史 先生をお招きして、SSH講演会を実施しました。
柳沢先生は睡眠と覚醒の切り替えを制御するオレキシンを発見し、睡眠の仕組みを解明された研究者です。体育館に集まった全校生徒に対し、先生の研究内容を分かりやすく説明してくださいました。講演会の後半では、代表生徒も壇上に上がり、先生とのディスカッションを行いました。会場の生徒達からも、数多くの質問が寄せられ、「睡眠」について、興味を深めることができました。生徒も職員も、自身の睡眠の在り方を見直す時間となりました。
R5 6/24(土)10:00~15:00にSSH講座「霞ヶ浦湖上体験~遊覧船で水質調査をしよう!~」が行われ,希望者26名が参加しました。午前中は霞ヶ浦の土浦港から遊覧船に乗り、プランクトンの観察や湖の透明度の調査などを行いました。午後は霞ヶ浦環境科学センターで霞ヶ浦の水がどの位汚れているかをCOD(化学的酸素要求量)測定しました。霞ヶ浦で実際に湖を観察すると透明度が低く、水が汚れていることが分かりました。霞ヶ浦の水は農業用水や飲み水に使う大切な水資源なので、水を汚さない努力が必要だと感じる機会になりました。
R5 6/22(木)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「海外の大学院に進学した先輩と話そう!~海外で研究するとは~」が本校で行われ,希望者34名が参加しました。講師は本校の卒業生(3回生)で現在、ロンドン大学大学院 博士課程1年 光生物学専攻 黒田澄哉 さんにお願いしました。前半は黒田さんから「海外の大学院に進学した理由」や「日本と海外の研究環境の違い」、「大学院で研究している神経科学の研究の話」をしてもらいました。後半は質問タイムで生徒からたくさんの質問が出ました。海外の大学院で将来、神経科学の研究者を目指し研究を頑張っている先輩の話はとても夢があり、参加した生徒たちは将来の海外進学に興味をもつ機会になったと思います。
R5 6/20(火)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「建築士と話そう!建築士の仕事ってどんな仕事?!」が本校で行われ,希望者40名が参加しました。講師は相澤建築設計事務所 代表取締役 一級建築士 相澤晴夫 先生にお願いしました。前半は相澤先生から「建築士の仕事とは」や「建築士になるには」、「相澤建築設計事務所の建築作品」についてお話をいただきました。後半は質問タイムで生徒からたくさんの質問が出ました。建築士は形のあるものを生み出す仕事で、とてもやりがいのある仕事であることが分かりました。本日の講座を聞いて、建築士への憧れが増した生徒が多くいたと思います。
R5 6/18(日)9:00~12:00にSSH特別講座「仮想洪水体験システム・プロジェクト(第2回)上郷地区をフィールドワークしよう!」がつくば市上郷地区で行われ,希望者38名が参加しました。講師は土木研究所 水災害・リスクマネージメント国際センター(ICHARM) 主任研究員 傳田 正利 先生にお願いしました。このプロジェクトはMinecraftでつくば市上郷地区をつくり、仮想洪水体験システムを開発していくものですが、今回は実際に上郷地区をフィールドワークして、住居と小貝川の距離感、避難場所の上郷小学校との高低差などを体感してきました。
R5 6/12(月)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「記憶と学習のしくみ~実験心理学から考える~」が本校で行われ,希望者56名が参加しました。講師は筑波大学 人間系 教授 山田一夫 先生にお願いしました。前半は山田先生から「記憶と学習の脳のメカニズム」や「どう学習したら記憶が定着するか」、「記憶と睡眠の関係」などについてお話いただきました。後半は質問タムで生徒からたくさんの質問が出ました。短期記憶から長期記憶にするためにはどのような学習方法がよいのかなど、マウスの実験心理学の知見に基づいた大変興味深いお話をたくさん聞くことができました。
茨城県警のご協力で、スタントマンによる事故の再現を交えての自転車交通安全教室を開催しました。現実の事故さながらの場面を目の当たりにして、交通安全への意識を改めて高めることができました。
R5 6/11(日)10:00~12:00にSSH講座「つくばエキスポセンターで生物生態系シミュレーターを開発者と触ろう!」がつくばエキスポセンターで行われ,希望者24名が参加しました。講師はつくばエキスポセンターの展示物「生物生態系シミュレーター」の開発者である国立環境研究所 生物多様性領域 主幹研究員 吉田勝彦 先生にお願いしました。前半は吉田先生から「生物生態系とは何か」や「コンピュータ・シミュレーションのしくみ」、「小笠原諸島の生物生態系シミュレーションの最新研究」についてお話をしていただきました。後半は「生物生態系シミュレーター」を生徒が触りながら生物生態系シミュレーションのしくみを学びました。展示物を前に開発者の研究者の先生からお話を聞けるという贅沢な講座になりました。
R5 6/8(木)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「日本が発見した新元素113番元素ニホニウムを発見した研究者と話そう」が本校で行われ,希望者45名が参加しました。講師は理化学研究所 仁科加速器科学研究センター 核化学研究開発室室長 羽場宏光 先生にお願いしました。前半は羽場先生から「113番元素ニホニウムはどのように発見されたか」や「元素を生み出す原子核融合装置について」、「まだ発見されていない119番元素は将来発見されるのか」などをお話していただきました。後半は生徒からの質問タイムでたくさんの質問が出ました。新元素を発見するにはとても長い年月がかかることが分かり、新元素発見のロマンを感じることができました。とても面白い講座でした。
今年度も株式会社日立ハイテク様が行っている社会貢献活動の一環で、
無償で貸し出されている電子顕微鏡をお借りすることができました。
この電子顕微鏡を用いて先輩方は研究を進めて、コンテスト等に出品しています。また、授業や部活動、個人研究等で活用させていただきます。
先日の文化祭でも、多くの来場者に紹介することができました。光学顕微鏡とは異なる世界をぜひご覧ください。
6/6(火)SSH講座「物質・材料研究機構で嗅覚センサーの研究室を見学しよう!」
6/6(火)16:10~18:10にSSH講座「物質・材料研究機構で嗅覚センサーの研究室を見学しよう!」が物質・材料研究機構(並木地区)吉川研究室で行われ,希望者10名が参加しました。講師は物質・材料研究機構 高分子バイオ材料研究センター 嗅覚センサグループ グループ長 吉川元起 先生にお願いしました。前半は講義室で嗅覚センサーが臭いを嗅ぎ分ける原理について説明を受け、後半に研究室を見学しました。嗅覚センサーで息の臭いのデータを見たり、気体がどのように拡散するのかを可視化できる装置などを見せていただきました。臭いをデータ化することは大変高度な科学技術が必要なことが分かりました。実際にいろいろな物質の臭いをかぎ、実体験を通して楽しく学ぶことができました。
6/5(月)SSH講座「(株)バスクリンの研究所を見学しよう~入浴を科学する~」
6/5(月)14:00~16:30にSSH講座「(株)バスクリンの研究所を見学しよう~入浴を科学する~」が(株)バスクリンつくば研究所で行われ,希望者24名が参加しました。研究所内では3つの場所を見学することができました。入浴剤評価室は8つの浴槽が並んでおり、入浴剤の溶け方や発泡の様子を実際に観察することでできました。人工気候室ではサーモグラフィーを使って、入浴剤を入れた浴槽と入れない浴槽でどちらが体温が上がりやすいかを実際に体験することができました。フレグランス室では調香師の方から、いろいろな香り物質を嗅がせていただき、入浴剤の香りの作り方を教えていただきました。内容盛りだくさんで入浴の科学についてとても詳しく楽しく学ぶことができました。
6/4(日)SSH特別講座「仮装洪水体験システム・プロジェクト(第2回)」
6/4(日)13:00~15:30にSSH特別講座「仮想洪水体験システム・プロジェクト(第2回)」が本校で行われ,希望者39名が参加しました。講師は土木研究所 水災害・リスクマネージメント国際センター(ICHARM) 主任研究員 傳田 正利 先生にお願いしました。このプロジェクトはMinecraftでつくば市上郷地区をつくり、仮想洪水体験システムを開発していくものです。今回はMinecraftでどのように上郷地区をつくっていくかの説明を傳田先生からいただき、次回6/18(日)の上郷地区フィールドワークに向けて、グループ分けを行いました。上郷地区の川の様子や地形・建物を実際に見て回る次回のフィールドワークが大変楽しみです。
ニュージーランドのパーマストン・ノース・ボーイズ高校学長のデイヴ先生と国際教育部長のランス先生、パーマストン・ノース・ガールズ高校校長のトレイシー先生が本校を訪問されました。
ボランティア生徒の案内する校内ツアーでは、部活やかえで祭(文化祭)準備、模擬裁判の練習をしている生徒達と交流したり、その後の懇談会では、学校長はじめ本校職員と情報交換を行い親交を深めました。
両校は4校ある本校姉妹校の二つで、語学研修や長期留学で長年交流を行ってきました。現在もそれぞれ1名ずつ両校に長期留学生が滞在しているほか、この3月には現5年次生、来る7月には現4年次生が語学研修でお世話になる予定です。
本校ではSSH生徒発信プロジェクトとして生徒の有志活動をSSHで支援しています。生徒有志団体「SDGsα」(1~6年次30名程度で活動)の生徒達が校内でペットボトルキャップを回収しています。2年間で約8万4千個のペットボトルキャップを回収しました。このペットボトルキャップを5/20(日)に(株)高浪化学(茨城県八千代町)に寄付しました。回収したペットボトルキャップは(株)高浪化学でリサイクルされ、その収益でNPO団体がポリオワクチンに変え発展途上国に送られます。今回の寄付で97人分のポリオワクチンが発展途上国に送られます。また、(株)高浪化学でプラスチックがリサイクルされる工場を見学させていただき、リサイクルの過程を勉強することができました。
5/19(金)15:00~18:00にSSH講座「産総研で量子コンピュータとカーボンナノチューブの研究室を見学しよう!」が産総研で行われ,希望者23名が参加しました。講師は(株)NEC セキュアシステムプラットフォーム研究所の山本剛 先生にお願いしました。量子コンピュータとカーボンナノチューブ研究室を見学しました。量子コンピュータの研究室では、超伝導を生み出すために絶対零度近くまで冷やした量子コンピュータの本体を見学することができました。カーボンナノチューブの研究室ではカーボンナノチューブの実物を触ったり、カーボンナノチューブを電子顕微鏡で観察することができました。最新の科学に触れることができ、大変有意義な研究室見学になりました。
5/1(月)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「暮らしの中の流体力学~物理と数学の世界~」が本校で行われ,希望者32名が参加しました。講師は筑波大学 システム情報系 准教授 金川哲也 先生にお願いしました。前半は金川先生から「飛行機はなぜ飛ぶのか」や「新幹線の流線型と流体力学の関係」などを暮らしの中の流体力学について説明していただきました。後半は質問タイムで流体力学についての質問が生徒たちからたくさん出ました。金川先生から様々な流体物理現象が数式で表せることを教えてもらい、科学を考える道具としての数学の大切さも知ることができました。新しいことをたくさん知ることができた、とても学びの深い講座になりました。
4/27(木)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「人工光合成により夢の新エネルギーを生み出す」が本校で行われ,希望者44名が参加しました。講師は産業技術総合研究所 ゼロエミッション国際共同研究センター 人工光合成研究チーム 主席研究員 佐山和弘 先生にお願いしました。前半は佐山先生から「人工光合成とは何か」や「人工光合成から新エネルギーを生み出す最新研究」などを説明していただきました。後半は質問タイムで人工光合成についての質問が生徒たちからたくさん出ました。人工光合成は植物の光合成機構を模倣して、粉末触媒と可視光を用いて水から水素と酸素を生み出すことができる夢の技術で、地球のエネルギー問題を解決するすごい技術であることが分かりました。とても学びの多い素晴らしい講座になりました。
4月24日(月)国立土木研究所のICHARM(水災害リスクマネジメントセンター)主催のオープン・デイに参加しました。毎年4月に恒例のこの催しも、パンデミック中はオンラインでしたが4年ぶりに対面開催となりました。本校3年生から5年生の参加希望者24名と竹園高校国際科2年の生徒さん達がICHARMを訪れ、大勢のスタッフや留学生の歓待を受け、英語で交流しながら充実した2時間を過ごしました。第一部は大講義室で小池センター長による、「Diversity and Interlinkage(多様性とつながり)」というテーマの基調講演、バングラディシュの博士課程研究者によるお国文化紹介と現地の水災害と対策の概要発表、第二部はポスターセッションとなり、小グループでエチオピア、スリランカ、チュニジア、パキスタン、バングラディシュ、フィリピン、東ティモール、ブータンの研究者の方々のポスター発表を拝聴しました。質疑応答では楽しい会話で盛り上がりを見せていました。
3/14(火)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「都市鉱山(廃棄スマホ)からレアメタルをどうやってリサイクルするのか?!」が本校で行われ,希望者15名が参加しました。講師は(株)JX金属精錬 日立工場 技術部 技師 川村茜 先生にお願いしました。前半は川村先生から「レアメタルとは何か」や「レアメタルを廃棄スマホからどのように取り出し、どのように精錬してリサイクルするのか」、「レアメタルリサイクルの未来」などを説明していただきました。後半は質問タイムでレアメタルのリサイクルについての質問が生徒たちからたくさん出ました。鉱山から精錬するより廃棄スマホなどの電子機器には濃度の高いレアメタルが含まれており、リサイクルにより環境負荷を下げることができることが分かり、大変学びの多い講座となりました。
3/3(金)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「薬の研究開発ってどんな仕事?!~遺伝子治療薬の開発~」が本校で行われ,希望者30名が参加しました。講師は(株)アステラス製薬 主任研究員 後藤 貴康 先生にお願いしました。前半は後藤先生から「薬はどのように開発されるのか」や「遺伝子治療とは何か」,「薬の研究開発者になるには」などを話していただきました。後半は質問タイムで薬の研究開発についての質問が生徒たちからたくさん出ました。薬を開発するためには十年以上の長い年月がかかることや、遺伝子治療によって今まで治せなかった病気が治せるようになっていることなどを知ることができ、大変有意義なサイエンスカフェとなりました。
2/27(月)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「日産のエンジニアと電気自動車(EV)の未来を話そう!地球温暖化とEVの未来予想図~」が本校で行われ,希望者19名が参加しました。講師は(株)日産自動車 法規・技術渉外グループ 主管 土屋勝範 先生にお願いしました。前半は土屋先生から「なぜ地球温暖化と電気自動車に関連があるのか」や「電気自動車の仕組み」,「電気自動車の充電インフラの整備」などを話していただきました。後半は質問タイムで電気自動車についての質問が生徒たちからたくさん出ました。自動車メーカーの方から電気自動車の仕組みや将来の展望を聞くことができ、大変有意義なサイエンスカフェとなりました。
2/17(金)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「心理学を科学技術に活かす~産総研にも心理学の研究者がいる!~」が本校で行われ,希望者25名が参加しました。講師は産業技術総合研究所 人間情報インタラクション研究部門 心身機能・モデル化研究部門 主任研究員 木村 健太 先生にお願いしました。前半は木村先生から「心理学とはどのような学問か」や「心理学が科学技術の中でどのような場面で活用されているか」,「心理学はどのような学部で学べるか」などを話していただきました。後半は質問タイムで心理学についての質問が生徒たちからたくさん出ました。心理学はたくさんのデータから人間の心を分析するサイエンスであることを知ることができ、大変有意義なサイエンスカフェとなりました。
2月22日(水)6時間目に、SS物理基礎の出前講義として、東京大学の小豆川勝見先生から放射線に関するお話をいただきました。小豆川先生は放射線を計測する事例を紹介し、非破壊検査の有用性についてお話しいただいた後、ウランと放射性セシウムについての話、放射線に関する単位の話、福島県内の現状等についてお話しいただきました。テンポのある話術と実際に計測した現場での経験談など、我々が知ることがあまりない内容で興味津々でした。
生徒からは、放射線についてのイメージが変わった、福島の現状について知ることができたなどの感想があり、生徒の興味関心を高める取組となりました。
2/6(月)16:15~18:00にSSH講座「土木研究所が新開発したバーチャルリアリティーを用いた『仮想洪水体験システム』を体験しよう!」が本校で行われ,希望者9名が参加しました。講師は土木研究所 水災害・リスクマネジメント国際センター 主任研究員 傳田 正利 先生にお願いしました。前半はパソコン上で動く『仮想洪水体験システム』を体験しました。洪水から逃れながら早く避難所に避難するゲーム感覚のシステムでした。後半は実際に洪水から避難するときにどのような準備をしたらよいかを「マイタイムライン」を作成し考えました。水災害をバーチャルリアリティーで体験しながら考えるとても有意義な講座になりました。
1/28(土)に行われた医学コースプログラムの内容です。下の画像をクリックしてご覧ください。
1/24(火)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「つくば市役所の方と話そう!~地方行政(地方公務員)の仕事ってどんな仕事?!~」が本校で行われ,希望者20名が参加しました。講師はつくば市国際都市推進課 前田由紀子 さん、つくば市都市計画課 殿岡広勝 さん、つくば市周辺市街地振興課 宇津木優太 さんにお願いしました。3名から「それぞれの課でどのような仕事をしているか」や「つくば市職員にはどのようになるのか」、「市役所職員の1日」などにについてお話をいただきました。後半は生徒からの質問タイムで、市役所職員の仕事に関してたくさんの質問が出ました。地方行政職員の仕事を知るとても有意義な講座になりました。
1/20(金)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「ガン治療の最前線(陽子線治療)と女性医師の働き方」が本校で行われ,希望者23名が参加しました。講師は筑波大学附属病院 放射線腫瘍科 沼尻 晴子 先生にお願いしました。前半は沼尻先生から「陽子線治療とは何か」や「放射線を用いてガン治療はどのように行われるのか」,「女性医師として仕事と家庭の両立」などを話していただきました。後半は質問タイムで陽子線治療についてや放射線科の医師の働き方についての質問が生徒たちからたくさん出ました。普段なかなか話することのできない放射線科医師の先生とお話をすることができて,大変有意義なサイエンスカフェとなりました。
1/19(木)15:35~18:00にSGS特別企画「モンゴル交流会」が本校で行われ,モンゴルのインターナショナルスクール アルビス学校の中高生8名と本校生徒有志の10名が交流を行いました。最初,道徳の授業と掃除,帰りの会を見学し,日本の学校について知ってもらいました。その後,交流会を行いモンゴルの生徒さんから馬頭琴の演奏とモンゴルの踊りを披露してもらいました。本校生からは日本の伝統や流行についてプレゼンをした後に,あやとりと折り紙をして遊びました。最初はお互い緊張した様子でしたが,最後には笑顔一杯でとても楽しい交流会になりました。
12/27(火)10:30~16:00にSSH講座「南極観測船「しらせ」の船内を見学して、南極観測隊の体験談を聞こう!」が千葉県船橋港で行われ,希望者30名が参加しました。南極観測船「しらせ」は南極観測隊を乗せて南極を25回往復した氷砕船で、現在は引退して千葉県船橋港に停泊しています。元南極観測隊の方に船内を案内していただきました。しらせがどのように厚い氷を砕いて進むかなどを詳しく教えていただきました。大きな船内を見学し,南極の自然の壮大さ感じることができる講座になりました。
12/24(土)9:00~12:30に将来,薬学部の進学を考えている5年次生3名がSSHインターンシップを「ハニュウ薬局 上ノ室店」と「ハニュウ薬局 研究学園店」で行いました。上ノ室店では漢方薬の調剤を体験し,漢方薬を試飲させていただきました。研究学園店では粉薬を分包機で分包する体験や軟膏を混合する体験,液剤の調剤体験などを行いました。薬剤師の方からとても丁寧に調剤の方法を教えていただき,薬剤師の仕事を知ることができました。普段は入ることのできない薬局の中に入ることができ,学びの多いとても素晴らしいインターンシップとなりました。
12/23(金)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「現役の文部科学省官僚と話そう!~官僚の仕事ってどんな仕事?!~」が本校で行われ,希望者19名が参加しました。文部科学省 研究振興局学術研究振興課 森祐介 先生に講師をお願いしました。「文部科学省ではどのような仕事を行うのか」や「国家公務員にはどのようになるのか」,「なぜ文部科学省の官僚を目指したのか」などを話していただき,国家公務員が国を動かすとてもやりがいのある仕事だということを知ることができました。質問タイムでは生徒からたくさんの質問が出て盛り上がりました。国家公務員の現役官僚の方からいろいろなお話を聞くことができた,とても有意義なサイエンスカフェとなりました。
12/22(木)13:50~16:50に「課題探究 校内発表会」が本校で開催されました。「課題探究 校内発表会」は5年次生の発表(口頭発表10分+質疑応答5分)を1~4年次生が聴く発表会です。5年次生は2年間の課題探究の成果を発表しました。本校では4年次生の課題探究はテーマ設定を行い「自分の問いを見つける」こと,5年次生は「試行錯誤しながら課題解決力をつける」ことを目的としています。「課題探究 校内発表コンテスト」も同時に行われ,金賞4名,銀賞32名,銅賞26名が決まりました。2/3(金)につくば国際会議場で開催される「SSH成果報告会」で金賞4名が口頭発表を,銀賞32名がポスター発表を行います。
12/2(金)に行われた医学コースプログラムの内容です。下の画像をクリックしてご覧ください。
11/28(月)、29(火)の放課後に行われた医学コースプログラムの内容です。下の画像をクリックしてご覧ください。
11/17(木)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「メタバースとは何か~メタバースで未来はこう変わる!~」が本校で行われ,希望者29名が参加しました。講師は産業技術総合研究所 人間拡張研究センター 研究センター長 持丸正明 先生にお願いしました。前半は持丸先生から「メタバースとは何か」や「メタバースが今後ビジネスの世界でどのように使われていくのか」などを説明していただきました。後半は質問タイムでメタバースがつくる未来の世界についての質問が生徒たちからたくさん出ました。メタバースはこれからの世界に切ってもきれない関係があることが分かり、大変学びの多いサイエンスカフェになりました。
11/12(土)10:00~16:00につくばカピオで開催された「つくば科学フェスティバル」に本校有志生徒20名が「磁石にくっつく不思議なスライムをつくろう」を出展しました。何をやるかから自分たちで考え、ポスター等も自分たちで作成しました。当日は大人気で長蛇の列ができました。子どもたちに丁寧にスライムのつくりかたを教え、スライムとネオジム磁石を使って楽しく遊ぶことができました。
11/1(火)16:15~18:00にSSH国内研修旅行 事前講座「伊豆大島の植生遷移~火山島における森林生態系メカニズム~」が本校で行われ,25名の生徒が参加しました。講師は筑波大学 生命環境科学研究科 教授 上條隆志 先生にお願いしました。上條先生は火山島の植生研究の専門家で、溶岩台地にパイオニア植物が芽吹き、陽樹・陰樹の森が再生するメカニズムを詳しく説明していただきました。伊豆大島のSSH国内研修旅行は11/5(日)~7(月)の2泊3日で25名の生徒が参加して行います。
10月31日
グローバル・カフェ(アメリカンCafé)
ハロウィーンの日に、ALTのノエル先生とマイケル先生による、アメリカンCaféを行いました。昨年は、7月にアメリカの独立記念日に関するCaféを行いましたが、今年は、秋の国民的行事であるハロウィンと感謝祭についてのCaféでした。ノエル先生とマイケル先生の準備してくださったクイズやゲーム、ビデオなどを通して、生徒達は、それぞれの行事を楽しく理解することができました。行列してトリック・オア・トリート、感謝祭のシンボル、七面鳥のイラストの発表など、アメリカの子供たちと同じ体験の一部を味わうことができました。
10月28日(金)
ワールドキャラバン
1年次の総合的学習の時間を利用して、ワールドキャラバンを行いました。中国、ベトナム、フランス、ニカラグアから、講師の先生をお招きして、各クラスを順番に訪問し、母国の紹介とミニ語学レッスンをしていただきました。講師の先生方はスライドショーや実物を用いて親しみをこめて語り掛けてくださり、生徒たちは各国に関するクイズや、それぞれの国の挨拶練習など積極的に参加し楽しむことができました。社会科で学んでいる「世界の国々」からの生の声を聞き、世界への興味や関心が高まってくれたようです。
10/28(金)16:15~18:00にSSH国内研修旅行 事前講座「伊豆大島の火山・溶岩地形のメカニズム」が本校で行われ,25名の生徒が参加しました。講師は産業技術総合研究所 活断層・火山研究部門の川邉 禎久 先生にお願いしました。川邉先生は伊豆大島の活火山である三原山の専門家で、三原山で噴火が起こるメカニズムを詳しく説明していただきました。伊豆大島のSSH国内研修旅行は11/5(日)~7(月)の2泊3日で25名の生徒が参加して行います。
10/28(金)6時間目にSSH SDGsセミナー「つくば市のゴミ問題を考える」が本校体育館で行われ,4年生が参加しました。講師はつくば市環境衛生課 木村憲一 先生にお願いしました。前半は木村先生からつくば市のゴミの状況について話を聞きました。茨城県内には可燃ゴミの焼却灰を埋める場所が無く、つくば市は可燃ゴミの焼却灰を山形県などの東北地方にまで埋めに行っていることを知りました。また、焼却灰はさらに燃やして溶かし、道路の下などに埋める材料にすることができますが、焼却灰を溶かすのに大量の熱エネルギーが必要で環境に良くないことを教えていただきました。後半はグループで「可燃ゴミを減らすために私たちにできること」を考え、発表を行いました。つくば市のゴミ問題を詳しく知ることができ、とても有意義な講座になりました。
10/25(火)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「(株)ライオンの商品開発者と話そう!~商品開発ってどんな仕事?!~」が本校で行われ,希望者25名が参加しました。講師は(株)ライオン オーラウケア研究所 所長 柴崎顕一郎 先生と本校の卒業生で研究開発本部 口腔健康科学研究所 研究員 久保裕亮 先輩(3回生)にお願いしました。前半は柴崎先生から歯磨き粉や歯ブラシの商品開発の過程について話をしていただきました。子ども用に転んでもケガをしない柔軟性のある歯ブラシも開発されていることを教えていただきました。また、久保先輩から研究員の仕事について教えてもらいました。後半は質問タイムで生徒からたくさんの質問が出ました。商品開発には開発者や研究者の熱い想いがつまっていることを知ることができ、とても有意義なサイエンスカフェとなりました。
10/22(土)8:45~16:00にSSHインターンシップを土浦市荒川沖にある「たのうえ動物病院」で将来獣医師を目指している5年次生3名が行いました。午前中は田上先生がイヌやネコを外来診察する様子を見学させていただきました。また、血液検査や薬の調合など動物看護師の方々の仕事も見学することができました。動物病院の先生や看護師の方々はトイレに行く暇もないくらい忙しい仕事だということが分かりました。しかし、治療のあと飼い主さんが笑顔で帰られる姿など、大変やりがいのある仕事だということも分かりました。午後は模擬手術体験として、鶏肉をメスで切り、糸で縫合し抜糸するという体験をさせていただきました。どれも貴重な経験で、生徒達は獣医師を目指す気持ちをさらに高めることができました。
10/21(金)14:30~17:30にSSH講座「半導体工場を見に行こう!~パソコンやスマホ、家電製品などエレクトロニクスの心臓部 半導体を知ろう~」が茨城県美浦村にある(株)日本テキサス・インスツルメンツ 美浦工場で行われ,希望者18名が参加しました。前半は工場のエンジニアの方から「半導体とは何か」や「半導体の製造工程」の説明を聞きました。その後の質問コーナーでは生徒からたくさんの質問が出て、エンジニアの方々に回答をしていただきました。後半は工場内の見学を行いました。半導体の製造現場は塵やホコリも厳禁でクリーンルームになっており、クリーンルームウェアを着て製造現場に入らせていただきました。半導体について詳しく知ることができたとともに、めったに体験することのできない貴重な経験ができて、大変有意義なSSH講座になりました。
10月15(土)学校公開日に、5年次は昨年度と同様、国際交流ディスカッション(英語)を行いました。日本在住の8か国からのディスカッションパートナー(アメリカ合衆国、インドネシア、ウガンダ、エジプト、スペイン、スリランカ、バングラデシュ、ブラジル)とともに、各クラス1時間ずつ、4~5人のグループに分かれ、それぞれのパートナーと、AC組はSDGs4の教育について、BD組は14~15の環境について話し合いました。生徒達は、ディスカッションパートナーとお互いの国について情報交換した後、彼らがあらかじめ提示してくれたトピックについて分担してプレゼンテーションを行い、質疑応答するなど大変にぎやかで活発な議論が交わされました。
10/13(木)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「量子コンピュータとは何か~量子コンピュータを物理で科学する~」が本校で行われ,希望者21名が参加しました。また、SSH研修旅行で本校を訪れていた大分県立佐伯鶴城高等学校の高校1年生16名も参加しました。講師は(株)NEC システムプラットホーム研究所 主席研究員 山本 剛 先生にお願いしました。前半は山本先生から量子コンピュータとは何かや量子コンピュータが物理とどのように関係するのか、量子コンピュータの未来などについて分かりやすくお話いただきました。後半は質問コーナーで生徒達からたくさんの質問が出ました。量子コンピュータは実現にはまだ時間がかかりますが、実現したら世界が大きく変わるようなすごいものだということを知ることができて、とても有意義なサイエンスカフェになりました。
10/11(火)にSSH講座「防災科学技術研究所を見学しよう」が行われました。線状降水帯の発生予測や、地震や津波の観測網などについて、気象学と地震学の研究者に教えていただきました。雲・雨レーダーなどの観測機器を見学し、スーパーコンピュータのある解析室でお仕事を拝見するなど、研究の現場を見ることができました。座談会では研究者が道を志したきっかけや学生時代のエピソードを聞くことができました。自然災害や防災分野の取り組みを深く知る大変有意義な機会になりました。
10/7(金)に5年次生の林蔚欣さんがつくば市役所の市長室で五十嵐立青 つくば市長にプレゼンテーションをする機会をいただきました。林さんは課題探究で「市民の声を市政に結びつけるスマホアプリ」の開発をつくば市と行っており、その途中報告をしました。
9/30(金)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「犬より嗅覚の良い虫 センチュウを用いた最新医療~ガンの嗅ぎ分けによるガン検査~」が本校で行われ,希望者25名が参加しました。講師は産業技術総合研究所 脳遺伝子研究グループ 研究グループ長 新海陽一 先生にお願いしました。前半は新海先生からセンチュウを用いたガン検査の原理やセンチュウを用いた獲得形質の遺伝に関する研究がダーウィンの進化論を覆す研究になるかもしれないという,センチュウ研究の凄さをたくさん教えていただきました。後半は質問タイムで生徒からたくさんの質問が出ました。センチュウという身近で小さな虫が医療の面で私たちの未来を変えるかもしれないというとても夢のある話で,大変有意義な講座になりました。
9月6日(火)に行われた医学コースプログラムの内容です。下の画像をクリックしてご覧ください。
9/26(月)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「放射線技師と話そう!~放射線技師ってどんな仕事?!~」が本校で行われ,希望者24名が参加しました。講師は順天堂大学医学部附属浦安病院 放射線科の放射線技師である河合悟 先生にお願いしました。前半は河合先生から放射線技師はどのような仕事をしているのか説明をしていただきました。放射線技師はレントゲン撮影の他に,CTの撮影,MRIの撮影,血管造影などたくさんの仕事があることが分かりました。病院の医師が病気の診断をするために,患部の画像はとても重要で,その画像を様々な機器を使い撮影しているのが放射線技師の方だということを知ることができました。後半は質問コーナーで生徒からたくさんの質問が出ました。なかなかお話を聞く機会がない現役の放射線技師の方から様々なことを学ぶことができ,大変有意義な講座となりました。
9/18(日)10:00~12:00にSSH講座「レタスの植物工場を見に行こう!~LEDの完全人工光で植物をつくる~」が茨城県那珂市にある(株)ベジタブルテック 第1工場で行われ,希望者17名が参加しました。工場内では完全人工光で栽培したサンチェの収穫の様子を見学することができました。植物工場は電気代がとてもかかることから深夜電力を利用していること、無菌状態に近い衛生環境をつくることで農薬を使用していないこと、水耕栽培により季節や自然災害に影響されずに安定してレタスなどの葉もの野菜を生産していることを教えていただきました。規格外の野菜ができないので、廃棄野菜の軽減にも繋がってることをしることができました。後半は質問コーナでたくさんの質問がでました。最後にレタスのお土産までいただくことができ、とても学びが多く有意義な工場見学となりました。
9/15(木)16:15~18:15にSSH特別講座「新進気鋭のショートショート作家によるショートショート書き方講座」が本校で行われ,希望者23名が参加しました。講師はショートショート作家 田丸雅智 先生にお願いしました。前半は田丸先生の説明を聞きながらワークシートに記入し,最終的にショートショートの作品を全員が完成させました。驚くほど簡単にショートショートの作品が完成できたので,みんな大変びっくりしていました。数名が作品を紹介しましたが,とても不思議で面白い作品でした。後半は質問コーナーで,たくさんの質問が出ました。プロの作家である田丸先生からショートショートの書き方を教わることができ,とても有意義な講座となりました。
9/12(月)5・6時間目(13:35~15:35)にSSH SDGsセミナー「考えよう!プラスチックゴミ問題」が本校で行われ,3年次全生徒が参加しました。講師は国立環境研究所 資源循環領域 主幹研究員 鈴木剛 先生にお願いしました。5時間目は鈴木先生からマイクロプラスチックの海洋汚染問題について講義を受けました。6時間目は6人1グループでグループワークを行いました。テーマは「プラスチックゴミ問題の解決策(国ができること,企業ができること,私たちができること)」で,たくさんの解決策を考えました。解決策を全体で発表し,鈴木先生からコメントをもらいました。プラスチックの大量生産・大量消費社会についてとても考えさせられる有意義な講座となりました。
8/6(土)・7(日)の2日間、つくばエキスポセンターで「地元中高生によるEXPOサイエンスday」がが開催され、本校生徒40名が参加して3つの企画を実施しました。「科学工作教室」では虫眼鏡と老眼鏡のレンズを組み合わせて手づくり天体望遠鏡を子ども達と作りました。作った天体望遠鏡にはシールを貼ったり絵を書けるようにして、子ども達がオリジナルの天体望遠鏡にアレンジできるようにしました。8月に見える星座の説明もしました。「サイエンスショー」では5名の生徒が実験を自分たちで考えてショーを行いました。「木に雪を降らす」、「瞬間冷却パック」、「ドライアイスに浮かぶしゃぼん玉」、「振ると色が変わる水」の4つの実験を行いました。何度も練習をして演出にこだわりました。当日は多くの子ども達がサイエンスショーに集まってくれて、子ども達に参加してもらいながら楽しくサイエンスショーを実施することができました。今年度はじめて挑戦した企画でしたが、つくばエキスポセンターの皆さまにたくさんの協力をいただき、準備や当日を通して生徒達が大きく成長した素晴らしい取組になりました。
7/25(月)~27(水)の3日間、保護者面談期間に合わせて、本校でフードドライブを開催しました。生徒有志団体「PATH」のフードロスチームの4・5年次生5名で企画・運営しました。フードドライブとは各家庭から賞味期限内の食品を持ち寄ってもらって、牛久市にあるNPOフードバンク茨城に寄付をし、生活困窮家庭に食品を渡してもらうプロジェクトです。今回はPATHの生徒5名がフードドライブ開催のプリントを作成して開催を周知し、当日にブースをつくり食品を回収しました。3日間で70名の保護者の方に食品を持ち寄っていただき、124kgの食品が集まりました。12月の保護者面談期間中にも開催予定なので、12月もよろしくお願いいたします。
8月24日(土)に行われた医学コースプログラムの内容です。下の画像をクリックしてご覧ください。
7/29(金)13:30~17:00にSSH講座「資生堂の体験型ミュージアムS/PARKでワークショップand化粧品研究者と話そう!」が横浜市みなとみらいにある「資生堂S/PARK」で行われ,希望者45名が参加しました。資生堂S/PARKは化粧品やシャンプーなど資生堂製品の体験型ミュージアムです。最初に複数の香りのもとを混合してオリジナルの香りを作り出すワークショップを行いました。次に香りの研究者との質問タイムを行い,50分間でたくさんの質問が生徒から出ました。最後にS/PARKミュージアムを資生堂の職員の方と回りました。カオリウムというAIを用いた香りの好みを識別するアクティビティも行い,とても盛り上がりました。資生堂の研究者や職員の方から化粧品についてたくさん学ぶことができた大変有意義な1日になりました。
7/28(木)10:00~15:00にSSH特別企画「JICA筑波 夏休み1日いろいろ体験会」がつくば市にあるJICA筑波で行われ,希望者19名が参加しました。JICA筑波では,開発途上国から年間約800人の行政官,技術者,NGO関係者等を研修員として受入れ,日本の農業を発展途上国の人々に教える研修をしています。午前中は貿易ゲームを行い大変盛り上がりました。午後は研修員との交流(カンボジア・フィリピン・スリランカ・タジキスタン・マラウイ・ネパールから来た野菜づくりの農業研修員との交流)を行うとともに,エルサルバドルでの青年海外協力隊の体験談を内田冴美さんから聞きました。最後に研修農場や図書館の施設を見学して1日の体験を修了しました。国際協力についての学びを大変深めることができました。
7/19(火)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「電子顕微鏡で探るナノスケールの世界~電子顕微鏡で身近なものを観てみよう!~」が本校で行われ,希望者10名が参加しました。電子顕微鏡は(株)日立ハイテク様の社会貢献活動の一環として無償で貸与しているものです。前半は光学顕微鏡や電子顕微鏡の仕組みを説明し,双眼実体顕微鏡で葉や髪の毛など自分がみたいものを観察しました。後半は電子顕微鏡で自分がみたいものを観察しました。電子顕微鏡では10万倍まで拡大してものを観ることができ,ナノスケールの世界を堪能することができました。
7/14(木)16:15~18:00にSGSグローバルカフェ「アメリカに住む先輩と話そう!~日本とアメリカを比較する~」が本校で行われ,希望者32名が参加しました。講師は本校8回生でアメリカのRutgers University1年 尾崎太一 さんにお願いしました。前半は尾崎さんから「アメリカと日本の高校の違い」や「アメリカと日本の大学入試制度の違い」,「アメリカと日本の大学の違い」などについてお話をしていただきました。後半は質問コーナーで,「英語をどうやって勉強したか」や「アメリカの食生活」などについて生徒からたくさんの質問が出ました。将来,留学を考えている生徒にとってはアメリカに住む先輩から直接話を聞くことができて,とても有意義な講座になりました。
昨年度、江崎玲於奈賞を受賞された東北大学理学部 齋藤理一郎教授の研究室を竹園高校、茗溪学園の生徒とともに訪問しました。
移動中,バスの中で齋藤教授とZoomでつなぎ,生徒が1人ずつ自己紹介をしました。東北大学青葉山キャンパスに到着後、齋藤教授の研究の1つであるカーボンナノチューブについての講話がありました。
昼食後、現在建設中の次世代放射光施設「ナノテラス」を訪問し、担当の方から説明いただきました。
最後に、齋藤教授の研究室と計算機室を訪問しました。
生徒はナノスケールの技術、齋藤教授のこれまでの研究生活などに触れ、見えないものを見る方法、新しい材質への期待,大学での研究生活など、いろいろな期待をふくらませることができました。
今回、このような機会を与えて下さった(一財)茨城県科学技術振興財団様、そして協賛された関彰商事様に感謝申し上げます。
(株)日立ハイテク様の社会貢献活動の一環により、電子顕微鏡TM4000Plusを無償貸与していただきました。観察したい対象に光の代わりに電子をあてて拡大することができる顕微鏡です。普段の授業で使用している光学顕微鏡では倍率が600倍なのに対し、電子顕微鏡TM4000Plusでは、最高倍率10万倍で観察ができます。
普段見ることのできない世界に、生徒は興味・関心を高めていました。授業の中で電子顕微鏡を自分で操作したり、画像を見たりしたにも関わらず、7月19日(火)に行われたSSH講座では、多くの生徒が希望を出していました。生徒は、「つるつるに見えるのに、こんなに波うっているのか」「髪の毛のキューティクルまで見える」など、驚きの声をあげていました。
7月9日(土)に行われた医学コースプログラムの内容です。下の画像をクリックしてご覧ください。
7/12(火)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「管理栄養士と話そう!~管理栄養士ってどんな仕事?!~」が本校で行われ,希望者14名が参加しました。講師は栃木市立大平中学校 栄養教諭で栃木市大平学校給食センターの中田 智子 先生にお願いしました。前半は中田先生から「管理栄養士の仕事内容」や「管理栄養士になるには」,「管理栄養士の国家試験」などについてお話をしていただきました。後半は質問コーナーで生徒からたくさんの質問が出て,中田先生から回答をいただきました。管理栄養士は病院や学校給食,介護,スポーツの世界などでたくさん活躍されていることを知りました。「食」という人間にとって最も大切なものの一つを仕事にしているということで,大変やりがいのある仕事であることを知ることができました。
6/24(金)6時間目(14:40~15:50)にSSH特別講座「つくば市とのスマートシティ セミナー」が本校で行われ,4年次生全員が参加しました。講師はつくば市政策イノベーション部 スマートシティ戦略課長 中山 秀之 様にお願いしました。前半は中山様から「つくば市の進めるスマートシティ構想とは何か」や「スマートシティ構想でデジタル技術を使ってどのようなことができるか」などについてお話をしていただきました。後半は4人1組でグループディスカッションを行いました。テーマは「高校生目線で,スマートシティ構想で解決できそうなつくば市の課題」で行い,様々なアイディアが出ました。3組のグループに発表をしてもらい,中山様からコメントをいただきました。つくば市の新しい取組を知ることができた有意義な講座となりました。
6/23(木)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「ゴミの焼却灰から機能性材料をつくる~焼却灰の有効活用で地球環境を守る~」が本校で行われ,希望者24名が参加しました。講師は産業技術総合研究所 触媒化学融合研究センター 主任研究員 深谷 訓久 先生にお願いしました。前半は深谷先生から「ゴミの焼却灰に酸を加えるとケイ素酸化物ができる仕組み」や「ゴミの焼却灰から作ったケイ素酸化物が二酸化炭素と反応して新たな機能性材料が生成する仕組み」などについてお話をしていただきました。後半は質問コーナーで生徒からたくさんの質問が出て,深谷先生から回答をいただきました。ゴミの焼却灰がケイ素酸化物になり,新たな機能性材料になるという,ゴミ処理問題を抱える日本にとってはとても夢のある話を聞くことができ,環境問題を考えるきっかけになりました。
6/21(火)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「iPS細胞の研究者と語ろう~iPS細胞による新薬開発と難病の解明~」が本校で行われ,希望者56名が参加しました。講師は理化学研究所 バイオリソース研究センター iPS細胞高次特性解析開発チーム チームリーダー 林 洋平 先生にお願いしました。前半は深谷先生から「iPS細胞とは何か」や「iPS細胞で新薬開発や難病の解明をする研究」などについてお話をしていただきました。後半は質問コーナーで生徒からたくさんの質問が出て,林先生から回答をいただきました。病気の人から培養したiPS細胞で再生した臓器はまた病気を発病するので,新薬をいろいろ試すことができ,難病の解明に役立っていることを知ることができました。再生医療で未来に希望が持てる興味深い講座になりました。
6月18日(土)に行われた医学コースプログラムの内容です。下の画像をクリックしてご覧ください。
6/18(土)9:00~16:30にSSH講座「東京大学生命科学シンポジウム『BIO UT』に参加しようand東京大学で研究している先輩とサイエンスカフェ」を東京大学で行い,希望者20名が参加しました。午前中は東京大学生命科学『BIO UT』の講演に参加し,「新興ウイルス感染症との闘い」など5名の先生の講演を聴講しました。昼食は東京大学の学食でみんなで食べました。午後は本校卒業生の2名の東大生とサイエンスカフェを行いました。1人目は東京大学大学院数理科学研究科(博士課程1年)磯部伸 先輩(本校3回生),2人目は東京大学医学部6年 野村晋ノ介 先輩(本校4回生)から大学での研究の話や大学生活のこと,並木中等生時代の話を聞きました。質問タイムでは生徒からたくさんの質問が出て,大変盛り上がりました。1日で東京大学を満喫できた楽しいSSH講座になりました。
6/17(金)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「藻類からバイオ原油をつくる~筑波大学発のベンチャー企業が新エネルギーで地球を救う~」が本校で行われ,希望者32名が参加しました。講師は元筑波大学生命科学系教授で筑波大学発のベンチャー企業(株)Mobiolテクノロジー 代表取締役社長 渡邉 信 先生にお願いしました。前半は渡邉先生から「藻類からバイオ原油をつくる仕組み」や「福島県南相馬市のバイオ原油製造工場について」,「バイオ原油を実用化するための下水処理場との取組」などについてお話をしていただきました。後半は質問コーナーで生徒からたくさんの質問が出て,渡邉先生から回答をいただきました。藻類からバイオ原油をつくるプロジェクトを10年以内に実用化することを目指していて,実現すれば日本が原油の輸出国になることも可能だそうです。世界のエネルギー革命を起こす,とても夢のあるお話でした。
6/9(木)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「小児外科の医師と話そう~小児外科の先生ってどんな仕事?~」が本校総合実践室で行われ,希望者40名が参加しました。講師は筑波大学病院小児外科 医師 神保教広 先生と新開統子 先生にお願いしました。前半は新開先生から「大学病院ではたらくということ」、神保先生から「小児外科の仕事とは」をテーマに話をしていただきました。小児外科医は全国でも数が少ないことやどのような手術を行うのかなどを教えていただきました。後半は質問タイムでたくさんの質問を生徒がしました。神保先生と新開先生から,手術に向かう子どもの心理的サポートや小児外科医のやりがいや大変なところを教えていただきました。普段話を聞く機会があまりない,小児外科の先生の話を聞けて,大変有意義なサイエンスカフェになりました。
5/22(土)8:30~16:30にSSH講座「地質学の研究者と行く筑波山フィールドワーク~花崗岩・斑れい岩の観察から筑波山の成り立ちを探る~」が行われ,希望者18名が参加しました。ミュージアムパーク茨城県自然博物館の主席学芸員 小池渉 先生に講師をお願いしました。当日は天気にも恵まれとても爽やかなフィールドワークになりました。ケーブルカーで筑波山頂駅まで登り,その後,立身石(斑れい岩)の観察を行いました。男体山山頂ではとてもきれいなつくば市の景色を見ることができました。昼食後は女体山の山頂の登り,途中でガマ石や北斗岩などの斑れい岩の奇岩を観察しました。徒歩で筑波山梅林まで下山後,花崗岩の観察をして,フィールドワークを終了しました。小池先生の説明を聞きながら深成岩(斑れい岩・花崗岩)から筑波山の成り立ちを考えることができ,楽しいフィールドワークとなりました。
5/10(火)16:15~18:00にSSH講座「生分解性プラスチック『スマートポリマー』が拓く最新医療~貼るガン治療メッシュ,早期診断用ポリマーetc.~」が物質材料研究機構の荏原研究室で行われ,希望者33名が参加しました。物質材料研究機構 機能性材料研究拠点 グループリーダー 荏原充宏 先生に講師をお願いしました。前半は荏原先生の研究室を見学させていただき,形状記憶ポリマーの実験を見せてもらいました。後半は荏原先生からスマートポリマーが最新医療でどのように活用されようとしているのかを講義を聞きました。スマートポリマーを使えば,人工透析が時計型の小さな機械でできるようになることや,発展途上国でスマートポリマーを使えば早期診断が可能になることなどを知ることができました。その後の質疑応答でもたくさんの質問が出て,とても有意義なSSH講座になりました。
5月7日(土),令和4年度のPTA総会並びに授業参観,年次懇談会を無事に実施することができました。多くの保護者に来校していただき,ありがとうございました。新型コロナウイルスの関係でいろいろな制約がありましたが,保護者には授業中のご子息の様子を久しぶりに参観していただけたかと思います。また,PTA総会では議事内容について慎重にご審議いただきありがとうございました。
4/28(木)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「気候変動の研究者と話そう!地球温暖化による地球の未来」が本校で行われ,希望者22名が参加しました。国立環境研究所 地球システム領域 上級主席研究員 江守 正多 先生に講師をお願いしました。江守先生は国連の気候変動における政府間パネル(IPCC)の第5次,第6次評価報告書主執筆者であり,地球温暖化による気候変動シミュレーションの仕組みを丁寧に説明していただきました。また,気候変動の将来予測やそれに付随する地球環境の変化をとても分かりやすく解説していただきました。質問タイムには質問がたくさん出て,地球温暖化について深く学ぶことができた,とても有意義なサイエンスカフェとなりました。
4/26(火)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「アメリカの大学で研究するということ~UCLAで研究している先輩と話そう~」が本校で行われ,希望者34名が参加しました。本校の1回生であり,現在UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)大学院博士課程で災害現場での4脚ロボットの研究をしている白井有樹 先輩に講師をお願いしました。白井先輩から日本とアメリカの研究環境の違いについて話を聞きました。アメリカでは大学院の学生は教授から給与をもらいながら研究をしていることを知り,日本の大学院との違いに驚きました。また,サンフランシスコのシリコンバレーにはたくさんの企業があり,世界各国から集まった研究者たちが世界でも最先端の研究をしていることを知りました。質問タイムではたくさんの質問が出て,とても有意義なサイエンスカフェとなりました。
4月26日(火)に行われた医学コースプログラムの内容です。下の画像をクリックしてご覧ください。
【ICHARM OpenDayに参加】
4月19日(火)に毎年恒例の、ICHARM(国立研究開発法人土木研究所水災害・リスクマネジメント国際センター)のオープン・デイが開催されました。昨年に引き続きオンライン開催となりましたが、竹園高校国際科の2年生と、本校4~5年生14名が参加し、ICHARMに留学中のアジア、アフリカ各国からの研究者の方たちの英語によるプレゼンテーションを聞き国際理解を深めました。本校生はブレイクアウトルームでバングラデシュ、マラウィ、スリランカ、フィリピン、マレーシアの文化紹介、水災害対策の現況を聞き、質疑応答では、様々な質問が飛び交い、笑いも発見もあり、たいへん意味深いひとときとなりました。
新型コロナ感染拡大の中ですが、晴天にも恵まれ、第15回入学式を無事に挙行することができました。呼名の際の返事は行いませんでしたが、保護者の協力のもと、いい入学式を行うことができました。入退場の際の生徒の引き締まった表情がとても印象的でした。
2月10日(金)、この日はIJRU主催のジャンプロープチャンピオンシップ大会に出場し、団体戦で総合優勝を飾ったメンバーの一人、4年次の菅野恵里華さんにインタビューを行いました。ジャンプロープはいわゆる“縄跳び”で、シングルロープやダブルダッチ等、その技とスピードを争う競技。菅野さんは平日はつくばの体育館で、休日は県外の練習会場に通って技を磨いてきました。感染拡大の影響で動画を提出して審査を受ける形式となりましたが、練習の成果が実って見事優勝を果たしました。本来なら世界大会がカナダのトロントで開催される予定でしたが、これもオンライン開催となりました。菅野さんは、「思い通りに練習できず、不安もあったけど、結果が出せたことは嬉しかった。これからも練習を頑張っていきたい」と意気込みを語っていました。菅野さん、おめでとうございます!
3月22日(火)、外では季節外れの雪が舞い散る中、令和3年度の終業式がオンライン配信で実施されました。学校生活部長講話の後、学校長からは、リーダーとしての資質と夢に向かって歩んでいくための心構えについて話がありました。終業式の後は、3年次生の前期課程の修了式です。呼名された一人一人が堂々と起立し、節目となる日を噛みしめ、後期課程へ進む決意を新たにしていました。代表生徒の誓いのことばからは、これまで支えてくれた方々への感謝の気持ちが溢れ、頼もしく感じました。この日をもって、令和3年度の登校が終わりました。それぞれの進級を前に、生徒たちには実りある春休みを送ってほしいと願っています。
3月10日(木)の午後、2年次の保護者懇談会が対面とオンラインのハイブリッド方式で実施されました。実践室では、2年次の行事や授業実践の紹介、進路指導部長による学習への取り組み方、医学コースについてなどの講話が行われました。また、短い時間ではありましたが、保護者の方々によるグループミーティングの時間も取ることができました。学習面のこと、思春期のこと、お話ししたい話題はたくさんあったと思いますが、少しでも情報を共有できたのであれば幸いです。最後は年次職員の挨拶とクエストエデュケーションの動画を視聴する時間を設定し、懇談会が終了しました。基礎期を終える2年次生、堂々と充実期への扉を開けてもらいたいと思います。ご来校いただいた皆様、オンラインでご視聴いただいた皆様、大変お世話になりました。
3月7日(月)の放課後、「アジアン・カフェ」で、本校に留学中のシン・イェウォンさん(韓国)とチン・ゴックマイさん(ベトナム)がプレゼンテーションをしてくれました。二人は文部科学省補助事業のアジアの架け橋プロフェクトで来日し、本校生徒宅にホームスティしながら、4年次の生徒と机を並べて勉強しています。プレゼンテーションで、2人は民族衣装を着て登場し、それぞれの国の文化・習慣・観光スポット・食べ物・高校生活や日本に滞在して感じたことなど、美しいスライドを使って日本語で話してくれました。質疑応答では約40名の参加者から矢継ぎ早に質問が出て盛り上がるとともに、最後には記念撮影もして笑顔いっぱいの和やかなカフェとなりました。3月11日で本校とはお別れですが、韓国とベトナムで並木での思い出を胸に活躍してください!
3月7日(月)の5・6時間目にSSH SDGsセミナー「つくば市のゴミ問題を考えよう~なぜ今、ゴミの減量化なのか~」が本校で行われました。講師はつくば市 環境衛生課の木村 憲一 先生にお願いしました。本校2年次生160名が参加しました。前半が木村先生からのお話で、「つくば市のゴミ処理方法」や「つくば市のゴミのリサイクル状況」、「家庭からの生ゴミの処理方法」などのお話を聞きました。つくば市には可燃ゴミの焼却後の灰の最終埋め立て地がなく、山形県まで埋めに行く必要があることを知りました。後半は6人1組でグループディスカッションを行いました。テーマは「ゴミ問題の解決するために、私たちにできること」で、活発な意見の交換が行われ、とても盛り上がりました。最後に生徒からの質問も多く出て、ゴミ問題から地球環境を考えるとてもよい時間になりました。
3月4日(金)、16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「窒素から考える環境問題~窒素が引き起こす地球温暖化,大気汚染,オゾン層破壊~」が本校で行われ,希望者20名が参加しました。国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 主席研究員 林 健太郎 先生に講師をお願いしました。窒素が地球温暖化や大気汚染,水質汚染にどのように関与しているかを化学と社会学の知識を用いて説明していただきました。二酸化炭素による地球温暖化の問題はよく聞きますが,窒素が地球環境問題を引き起こすということはまだあまり知られていないので,話を聞いてびっくりしました。窒素は食品ロスや畜産業,農業の問題にも深く関わっていることが分かりました。質問タイムには質問もたくさん出て,とても有意義なサイエンスカフェとなりました。
3月3日(木)、第2回の学校評議員会が開かれ、学校評議員の方々による授業参観が行われました。参観された授業は、1B数学、1D国語、2A国語、3D社会、4A英語、4B社会と情報、5CD生物、2B技術です。PCやタブレットを用いたICT活用の様子や、話し合い活動やグループワーク等の協働的に学ぶ姿をご覧になり、「生徒の生き生きと取り組む姿に触れられてよかった」「新しい学びのスタイルが定着している」等の感想をいただきました。先日結果を公開した学校評価アンケートもそうですが、並木中等を支えてくださっている方々の思いをこれからも大切にしていきたいと思います。
3月2日(水)に行われた医学コースプログラムの内容です。下の画像をクリックしてご覧ください。
3月1日(火)、春の陽気を感じさせる暖かさのなかで、第9回入学式が挙行されました。9回生一人一人、呼名されると堂々と起立し、代表が学校長より卒業証書を受け取りました。コロナ禍による制約はありましたが、並木中等を巣立っていく147名の生徒たちの表情は晴れ晴れとしており、家族の方々にも祝福されて思い出深い卒業式になったことと思います。また、午後の後片付けでは、多くの在校生が体育館をきれいにしてくれました。先輩たちを直接見送ることができなかった分、こうした活動で祝福の気持ちを表すことのできる中等生を誇りに思います。9回生のみなさん、卒業おめでとうございます。未来に向かってはばたくみなさんの活躍をいつまでも応援しています!
2月28日(月)に、4年次の英語行事「N-1グランプリ」の予選大会が行われました。グローバルリーダーの育成を目標に掲げる本校、N-1グランプリのテーマは、「英語で日本を語れる日本人になる!」です。各クラス約4人の10チームに分かれ、それぞれ選んだトピックでプレゼンテーションを行いました。審査員は、クラスメート、英語担当教員、ALTのノエル先生。予選で選ばれた各クラス1チームは、3月4日(金)に行われる決勝戦で学年全員の前でプレゼンを行い王者が決まります。さあ、第2回N-1王者はどのチームに?(N-1のNは並木のN、姉妹校のあるニュージーランドのN、日本のNです。)
2月28日(月)、6年次生が久しぶりに勢揃いし、体育館での卒業式予行練習に臨みました。予行の前には、同窓会入会式、卒業生への記念品贈呈式、皆勤賞の表彰等が行われ、予行も適度な緊張感のなか実施することができました。予行の後は最後の年次集会が開かれ、9回生にかかわった多くの先生方から餞の言葉が贈られました。その後、9回生はグランドに出て、人文字をつくって記念写真を撮るなど、卒業式前最後の1日を満喫していました。9回生の登校日も3月1日を残すのみ。卒業式が思いで深いものになるよう、職員も努めていきたいと思います。
2月27日(日)、金融知力を競うエコノミクス甲子園全国大会に、県大会で優勝した河合さん、腰塚さんペアが出場しました。
【出場選手の感想】
予選のオンライン4択クイズは、昨年も体験しましたが、相手の点数と自分の点数を考えながらクイズに答えるのは初めてでした。一回戦で負けてしまいましたが、他の学校の人との交流やエコノミカ(経済のカードゲーム)など、クイズ以外の貴重な体験もすることができました。ぜひ来年は11回生、12回生にも出場してもらいたいです。
2月26日(金)、翌週に控えた卒業式の準備が行われました。午後の時間を使って、主に4年次生が会場の設営を行ってくれました。グリーンシートを敷き、机や椅子を持ち出して、整然と並べていきます。また、紅白幕や看板の取り付けなどの手伝いも積極的に行い、さらには自ら進んでいすのほこり取りまで行ってくれました。28日の予行練習を経て、いよいよ3月1日が卒業式です。
2月25日(金)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「現役の官僚と話そう!~国を動かすということ~」が本校で行われ,希望者29名が参加しました。文部科学省 環境エネルギー課 酒井吉彦さんにZoomでお話をしていただきました。文部科学省の国家公務員の1日の仕事ややりがい,大変なことなどを話していただきました。また,国家公務員総合職試験のことや試験に合格した後にどのような方法で所属する省が決まるのかなどもお話していただきました。後半は質問タイムで29名が全員質問をすることができ,大変盛り上がりました。酒井さんの国の行政への熱い想いを聞くことができ,国家公務員の仕事は大変やりがいがあり,夢のある仕事だと分かりました。本日参加した生徒から将来の官僚が生まれると素晴らしいなと思いました。
2月21日(月)、6時間目から3年次生の個人写真撮影が行われました。これは、先週の1年次生からスタートしたもので、来年度に使用する一人一人の写真です。写真屋さんの声かけに照れくさそうに答えながら、はにかんだ笑顔を見せている生徒たちの姿がありました。年次が上がっていくにつれて、撮影が恥ずかしく感じてくるのもこの時期ならではの感情ではないかと思います。それでも、いざ撮影となるとキリッとした表情でカメラに収まる中等生でした。
2月に行われた医学コースプログラムの内容です。下の画像をクリックしてご覧ください。
2月19日(土)、かつてご紹介した2年次のキャリア教育、クエストエデュケーションの予選を勝ち抜いた全国大会「クエストカップ」が開催され、本校からは3チームが出場しました。全国から参加チームを募ったこの大会で一校から3チームもノミネートされるのは異例のこと。「メニコン」「カルビー」「アデコグループ」の各企業に向けて、どのチームも堂々と自分たちの考えた企業戦略案をプレゼンしていました。キャリア教育はこれまで「職業体験」というかたちで実施されることが多かったです。コロナ禍の今、ともすれば、“外に行けないからオンラインで”というネガティブな思考になりがちですが、2年次生はそこをポジティブに捉え、新しいキャリア教育の開拓を試みています。素晴らしいプレゼンを披露してくれた2年次生のみなさん、ごくろうさまでした。
2月18日(金)、1~5年次の定期テストⅤ全日程が終了しました。これは、本年度最後のテストになります。どの年次も年度末のテストとあって気合いを入れて臨んでおり、どの教室にも適度な緊張感が漂っていました。終了すると、どの階からも一気にどよめきが聞こえ「やっと終わった!」という解放感に包まれました。テスト結果は今年度の振り返りにも役立ちます。まずはしっかり臨めた自分を認め、結果を次に生かせる中等生であってほしいと思います。お疲れ様でした!
2月9日(水)、課題探究の時間に4年次生がこれまで探究してきたプロセスとここまでの成果を発表する中間発表会が行われました。探究活動をして1年、4年次生は先輩たちとのかかわりと情報交換の中で、自分なりのテーマを決めて探究を進めてきました。ここで一つの大きな節目となります。スライド機能を用いて同級生、そして先輩たちの前で堂々と発表する4年次生の姿がありました。5年次への進級を控え、生徒たちはこのままのテーマでさらに深く追究していく者もいれば、新しいテーマを設定して新たな探究に臨む者もいます。今回の中間発表は、最終的なテーマを決める“決意を公表する場”でもあります。中間発表会は先週2日に第1回が行われ、今回で2回目、次は3月2日に行われる予定です。
2月7日(月)、1年次対象のCSトレーニング講座を開かれました。声優の専門学校の講師経験があり、本校の元SSH事務員でもあった桒田由季子先生を迎え、「人を惹きつけるスピーチの仕方」や「物語文の登場人物の心情を追体験する」などの授業をしていただきました。今年は1年次生に各クラス1コマずつの時間を使ってヘルマン・ヘッセの「少年の日の思い出」の登場人物に「なってみる」という追体験をしました。作中に出てくるチョウを折り紙でつくって生徒に愛着をもたせ、それを見せて手厳しく批評されるシーンを実際に再現し、登場人物の心情を体験する活動は、生徒の内面の思いを引き出すのに効果的で、みんな楽しそうに活動していました。こうしたトレーニングを経て、生徒たちは役になりきって生き生きと演技をしていて、とても楽しそうでした。読解が苦手な生徒が少しでもそうした思いを克服できていたらと思います。
1月31日(月)、2年次でSSH講演会が開かれ、オンラインで実施しました。講師は産業技術総合研究所の谷口正樹先生。「科学は生活にどう役に立つのか」をテーマに、科学と実生活とをからめて分かりやすくお話をしていただきました。特に、身の回りで言われていること、信じられていることを“科学的”に分析してみることで、実は一面的に見ていたり、根拠なく信じ込んでいたりすることがらが多いというお話はとても興味深く、生徒たちも時に驚きの声をあげながら講話を視聴していました。最後には科学者になるためのお話もいただき、キャリア教育の観点からもとても有意義な講演会となりました。
1月26日(水)、ビブリオバトルの1年次大会が行われました。ビブリオバトルとは、自分のお気に入りの本を持ち寄って、その本の魅力を紹介し合う活動です。各学級では、本のどういう点が面白いか、どんな所を読んでほしいか、等を中心に制限時間5分間の中で紹介し合う光景が見られました。学級で特に評判となった本を紹介した生徒は、各学級の代表として、26日の年次大会に臨みました。発表者は発表会場からオンラインで発信し、投票者は各教室でプレゼンを聴きました。どの代表生徒も、本の魅力をしっかりと伝えている姿、そしてその発表を真剣に聴いている1年次生の姿が印象的でした。
1月23日(日)、千葉県君津市の君津市文化ホールに於いて、第27回東関東アンサンブルコンテスト・中学校の部が行われました。本校からはサクソフォーン四重奏が出場し、坂井貴祐作曲「アリオーソとトッカータ」を演奏し、「銀賞」を受賞しました。今年は、9月の休校期間中のオンラインミーティングでの選曲相談から始まり、学校登校再開後も、時間が例年よりも限られた中での練習となり、生徒も苦労しました。しかし、12月に行われた県予選は部門1位(朝日賞)の成績で、東関東大会へ駒を進めることとなりました。また、本校から県大会に出場はしたものの、上位大会進出の夢は叶わなかった3団体の分まで、精一杯の演奏を会場に響かせてくれました。この日の舞台上の5分間のために練習したことが、今後の学校生活のあらゆる場面で活きてくると信じています。お疲れ様でした!
1月21日(金)、第9回科学の甲子園ジュニアに出場した本校チーム「楓」の生徒たちへの表彰式が、本校応接室で行われました。「楓」チームは、10月2日(土)に開催された県予選会で見事優勝し、12月には全国大会に出場しました。表彰式では、チーム「楓」に賞状と優勝カップが贈られました。本校のチームの優勝は、通算8回目。並木中等生の科学に対する知識・技能、そして関心の高さをうかがわせます。こうした実績を励みに、科学を探究する姿勢と力をさらに高めていってほしいと思います。改めて、チーム「楓」のみなさん、おめでとうございます!
1月15日(土)、17名の並木中等卒業生を招いて、受験についてのアドバイス、大学生活についての話を伺いました。卒業生のみなさんは、大学受験を通じてそれぞれが自分の勉強法を確立し、課題を克服しながら学力を積み重ねていった経験を話してくれました。講座によっては座談会形式で車座になって話を聞くこともできました。5年次生からは、「自分の苦手科目をどうやって克服したのか」、「今、何をすべきなのか」など、受験生への一歩を踏みだしたからこその質問がたくさん出ていました。5年次生のなかには、「いつも、先生たちから基礎を固めることが大切だと言われ続けてきたが、先輩たちもそのことを何度も言っていて、本当にそうなんだと改めて感じた。」という感想を述べていた生徒もいました。今後の学習を進めていく上での方向性を定めることができたようで、明るい表情でガイダンスを終えていた5年次生の姿が印象的でした。
1月14日(金)、この日は大学入学共通テストの前日です。そこで、6年次生に向けた激励会が総合実践室で行われました。学校長をはじめ、多くの先生方から励ましの言葉と明日からの留意点・心構えについて話があり、6年次生も真剣に聞いていました。そして最後には、年次主任から「歌」のエールが送られました。この時は6年次生の表情も柔和になり、拍手をもって感謝の気持ちを表していました。6年次にとって15、16日はこれまでの努力の成果を発揮する日です。9回生のみなさん、頑張ってきてください!
1月7日(金)、冬休みがあけて2022年最初の登校日でした。上の写真は前日6日の並木中等の様子です。久しぶりの本格的な降雪で、7日の朝は交通安全に留意しながら、生徒たちは登校してきました。学校では、朝の会・HRの後、翌日8日に行われる適性検査のための準備を行いました。中等生は受検生を迎え入れるために、毎年一生懸命に会場作成を行っています。今年も教室や体育館をきれいにしようと熱心に活動する姿が見られました。中等生は適性検査にかかる自宅学習日があるため、次の登校日は13日(木)になります。
12月23日(木)、冬休み前の全校集会が体育館で行われました。今回の集会の内容は盛りだくさんで、表彰式、留学生の紹介、壮行会・祝賀会、そして学校生活部長と学校長の講話等がありました。表彰式は、今回もたくさんの生徒や団体が受賞し、並木中等の名声を高めました。全国大会に駒を進める団体の壮行会や「科学の甲子園ジュニア」優勝の祝賀会では、さらなる活躍を期待するとともに、全国という大きな舞台で戦ってきた選手たちの労をねぎらいました。最後の学校生活部長講話では、交通マナーを守って健康・安全第一に過ごすことを、学校長からは、ポジティブ心理学の観点から「幸せ」を感じることの大切さについての話があり、2022年に向かって進んでいく生徒たちへエールを送りました。次の登校日は1月7日です。生徒たちには充実した冬休みを送ってほしいと思います。
12月22日(水)、課題探究の校内発表会が行われました。これは、探究活動の総仕上げとなるもので、5年次生が口頭発表とポスター発表を行い、1~4年次生も全員発表会に参加するという大きな行事です。5年次生は、2年間探究を続けてきたテーマに基づいて、たくさんの後輩たちの前で発表していました。限られた時間の中で探究した内容のすべてを発表することは難しかったと思いますが、対話的活動を行ってきている5年次生は、そのパフォーマンスも見事なものでした。身振り手振り、そして時にユーモアを交えて発表する姿は、後輩たちのよいお手本になったと思います。先輩の発表を聴いた生徒たちがやがて発表する側に立ってとなって探究の成果を披露していきます。この流れによって並木中等の探究活動はどんどん磨かれています。
12月16日(木)、東京の中高一貫校の先生方が、中等を視察に訪れました。コロナ禍以降これまでより訪問数は減りましたが、それでも、「並木中等の授業を、生徒たちの様子を、そして校内の環境を見たい!」と、最近少しずつ訪問希望が増えてきています。この日は、1~5年次の英語と数学、社会科の授業を参観され、並木中等の特色を実感していただきました。「生徒たちが自分たちでしっかり動いていますね」「話し合いにスムーズに移行するのですね」など、生徒たちの主体的な姿に感心されている様子でした。また、写真のように、ICT端末を使いこなしている様子にも驚いていました。これからも、中等のよさを様々な角度から見ていただけたらと思います。
【前期課程】
また、前期課程生の多くが、毎年この作文に応募しており、長年の応募が評価され、学校への感謝状も贈呈されました。日常生活の至るところに「税」に関する事柄があります。毎年の作文執筆を、それらに目をとめ、考えていくためのよいきっかけにしていってほしいと思います。
本日は、4年次の青柳凜さん、仲柴雄貴さんが国際関係のイベントで表彰されましたので紹介します。青柳さんは、神戸女学院大学主催の「第12回絵本翻訳コンクール」で1167名の参加者の中、第4位という成績の奨励賞を受賞し、賞状及び記念品を授与されました。青柳さんは、得意の英語と日本語の表現力を生かして、Lisette’s Green Sockという絵本に、「もう かたっぽを さがして」というタイトルを付け、主人公のリゼッタが拾った靴下のもう片方を探すことから展開する物語を子供にも伝わるように、工夫を凝らして訳しました。仲柴さんは、多数の応募者の中から動画と書類選考を突破し、公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター主催のアジア太平洋高校生模擬国連大会に参加しました。この大会では、アジア各国からの参加者たちと共に、「子供の貧困」について政策を練るという活動を2か月半に渡り行いました。10月に行われた発表会に向けて、モンゴルの高校生とペアになり、ナイジェリア代表という設定で活躍し、この度修了書を受け取りました。将来グローバルリーダーとして国際貢献するために、並木生は、この他にも様々な活動に積極的に取り組んでいます。
*許可を得て撮影しています。
12月6日(月)、本年度2回目となる保護者面談が始まりました。面談期間は1~5年次が9日(木)まで、6年次が10日(金)までとなっています。12月は、当該年次生としての生活も進み、間もなく次の年次への進級を意識しはじめる時期です。また、夏には見られなかった伸びや個性を感じる反面、悩みや課題等が見えてくる時期でもあります。感染症対策が依然として重要視される中、今回の面談は、学校とご家庭が直接かかわることのできる貴重なひととき。限られた時間ですが、有意義な面談となるよう担任一同、努めています。
12月4日(土)、弦楽アンサンブル部が保護者の方をお招きしてミニコンサートを開きました。コロナ禍の影響もあり各種コンクール等が中止になったため、かえで祭以降初めて演奏をお披露目する場でした。曲目は、1.パイレーツ・オブ・カリビアン2.カントリーロード 3.小さな恋のうた 4.エーデルワイス 5.情熱大陸 6.アイネ・クライネ・ナハトムジーク 7.セントポール組曲第4楽章 の7曲でした。9月の休校明けから生徒たちは行事や試験をこなしながら、5年次生が中心となって計画を進め、練習に励んできました。1年次生の成長も素晴らしかったですが、5年次生の熱気に満ちた情熱大陸は圧巻でした。コンサート終了後は学年ごとに写真を撮影したり、保護者の方たちとお話ししたりと和やかな雰囲気が流れ、思い出に残るコンサートとなりました。
12月3日(金)5,6時間目に本校で「SSHつくば市との社会問題ミーティング」を開催しました。3年次のミニ課題探究で「地域の社会問題を考える」をテーマにグループ探究をしているので,その一環として3年次で行いました。講師はつくば市役所政策イノベーション部部長の森祐介先生で,5時間目はつくば市の現在の課題や将来構想について講演をしていただきました。6時間目は地域の課題と解決策を考えるグループワークを行い,最後に解決策の提案を行い森先生から講評をいただきました。つくば市では買い物に不自由している人の救済策として,買い物したものをドローンで自宅まで届ける実証実験をしていることなど森先生からつくば市の様々な取組を紹介していただきました。市民としてどのように自分たちのまちを幸せにしていけるかについて深く学び考える機会となりました。
12月1日(水)の課題探究は、各ゼミごとに、22日(水)に行われる「課題探究校内発表会」のリハーサルを行いました。校内発表会は全5年次生が1~4次生の前でポスター発表と口頭発表を行う活動で、5年次生にとっては、これまで活動してきた課題探究の集大成となります。リハーサルでは、時に時間配分に戸惑い、質疑への応答に苦慮している場面もありましたが、だからこそ、本番にどのように発表すればよいかを決めるよい材料になったのではないでしょうか。当日の発表会が楽しみになってきました。頑張れ!5年次生!
12月1日(水)、生徒会、生活委員、PTAの生徒指導担当の保護者の皆様が中心となって、さわやかマナーアップキャンペーンとしてあいさつ運動が行われました。例年は、近隣の小中学校3校と合同で実施していますが、昨年度と今年度は学校単位で行っています。この日は朝からあいにくの空模様でしたが、正門から場所を昇降口等に移して、生徒や保護者の皆様が元気よく挨拶をしている姿が見られました。校内ではあちらこちらに生活委員がならび、登校してくる生徒たちに大きな声で「おはようございます!」と声をかけている姿が印象的でした。あいさつは人と人とをつなぐ最初の一歩となる大切な活動です。このキャンペーンを通して感じたことを、ぜひ続けていってほしいと思います。PTAの皆様、大変お世話になりました。
11月29日(月)10:00~13:00に「つくばインターナショナルスクール」との交流会を実施しました。本校生徒の希望者3~5年次生19名がバスでつくばインターナショナルスクールを訪れました。アイスブレイク(自己紹介)の後に10グループに分かれて2つの授業を参観しました。その後、つくばインターナショナルスクールの生徒会役員の生徒12名とグループディスカッションを英語で行いました。テーマは「次の交流会でやりたいこと」で、キャンプや農業体験などいろいろなアイディアが出ました。ネイティブの英語にもだんだん慣れてきて、会話が弾んでいました。こんな近くにネイティブの英語にあふれる場があるのだと、とても得した気持ちになれた楽しい交流会でした。
11月25日(木)の5・6時間目にSSH SDGsセミナー「身近なゴミから環境と社会づくりを考える~家庭ゴミ,プラスチック,電池の例~」が本校で行われました。講師は国立環境研究所 資源循環領域 上級主席研究員 の寺園淳先生にお願いしました。本校1年次生160名が参加しました。前半が寺園先生からのお話で、「プラスチックゴミはどのように処理するのか」、「リチウムイオン電池はどのように廃棄すべきか」などのお話を聞きました。後半は6人1組でグループディスカッションを行いました。テーマは「ゴミ問題の解決するために、私たちにできること」で、活発な意見の交換が行われ、とても盛り上がりました。最後に生徒からの質問が多く出て、寺園先生からの「リチウムイオン電池を危険なく廃棄するためにシステムづくり」のお話が印象に残りました。ゴミ問題から地球環境を考えるとてもよい時間になりました。
11月25日(木)、いよいよ3年次生の広島・京都平和研修の最終日です。昨夜は清水寺のライトアップを見てきたようですが、写真のように紅葉がすごくきれいで、光を浴びて幻想的な雰囲気を演出しています。このようなベストシーズンに訪問できるのも、中等生だからこそ!2日目の夜は、深く思い出に刻まれたことと思います。3日目も京都を散策し、14時台の新幹線で茨城に戻り、中等に到着したのは、18時台でした。延期も懸念された今回の宿泊を伴う各年次の活動は、コロナ禍が落ち着いてきたこともあって、ほぼ予定通りの行程をめぐることができました。旅館やホテルで仲間と共に過ごした日々を素敵な思い出として、今後の学校生活に生かしていってほしいと思います。
3年次
5年次
2年次生はBHで最後のレッスンを終え、18時前に帰校しました。この日は何とBHに初雪が舞い、雪合戦を楽しんだ生徒もいたようです。思いがけない降雪は、BH最終日を飾るにふさわしい「ごくろうさま」のプレゼントだったのではないでしょうか。
3年次生は平和研修の2日目。この日は広島から京都に移動し、タクシー研修を実施しました。事前に立てたグループごとの計画にしたがって、古都をめぐる活動です。写真のように、秋の京都は紅葉のベストシーズン!神社仏閣の荘厳さと紅葉の鮮やかさのコラボレーションは、生徒たちに京都の新しい魅力を感じさせてくれました。
5年次生は修学旅行最終日。この日は富士急ハイランドでたくさんのアトラクションをめいっぱい楽しみました。3泊4日の行程を終え、生徒たちは19時過ぎに帰校しました。
明日は、いよいよ3年次生最終日。秋の宿泊を伴う活動も終盤です。
11月23日(火)、3年次生が広島・京都平和研修に出発しました。東京駅に集合した3年次生は、新幹線に乗って一路広島へ。原爆ドームや資料館を見学し、被爆伝承講話を聞きました。原爆の悲惨さ、その現実に少なからず衝撃を受けた生徒もいますが、忘れてはならない歴史として次代に伝承していく責任を痛感したようです。大切な学習をしたと思っています。続いて3年次生は安芸の宮島へ。短い時間ながら、楽しんでいる様子が写真からも伝わってきます。また、5年次生は、修学旅行の3日目、午前中は八ヶ岳のハイキング、午後は白樺湖でのカヌー体験やアドベンチャーフォレスト蓼科でのアスレチック体験を行い、思い切り自然を満喫していました。他に、2年次生も2日目のブリティッシュ・ヒルズを楽しく過ごしていたと報告を受けています。それぞれの年次で、秋を楽しむ光景が見られています。
11月22日(月)、中等を出発した2年次生は、常磐道・北関東道・東北道を経て、まず昼食会場の那須町に到着。おいしいわっぱ飯をいただいて、一路「ブリティッシュ・ヒルズ(BH)」へ向かいました。BHに到着し、各部屋に荷物を入れ終えると、まずは入所式にあたるオリエンテーションを行いました。ここでは英国人スタッフが一人一人生徒の名前を呼び、部屋の鍵を渡してくれます。いよいよBHでの生活が始まることを実感させてくれる異国のような空間です。このオリエンテーションの後は、早速レッスンスタートです。
11月22日(月)、5年次の修学旅行も2日目です。この日の午前中は、まずカーリング体験を行いました。冬のスポーツとしてすっかりお馴染みのカーリングですが、テレビで視聴しているよりも実際にやってみると難しいもの。それでも少しずつコツをつかみながら楽しそうにプレーしていました。その後は、鬼押出し園を観光。ここは、18世紀の浅間山の大噴火による溶岩が生み出したもの。自然のダイナミックさを体感しました。
11月22日(月)、朝早くから中等の駐車場付近はとても賑わっていました。まず、2年次生が2泊3日の国内語学研修として福島県の施設「ブリティッシュ・ヒルズ」に向かう日。いつもより少し早めに登校してきた2年次生が次々とバスに荷物を積み込み、出発の準備をしていました。また、職員玄関前には、明日から始まる3年次生の「広島・京都平和研修」のための荷物の運び込みが行われていました。ここにもたくさんの大きな荷物が入れられています。これから初日の訪問地である広島までトラックで輸送するそうです。今週は、2年次・3年次・5年次が宿泊を伴う活動を行います。どの年次もよい思い出を作ってきてほしいと思います。
11月21日(日)、5年次生が修学旅行に向けて出発しました。7時に中等を出発した5年次生は、午前中に群馬県の世界遺産「富岡製糸場」、午後に農園でのりんご狩りを行った後、軽井沢散策を行いました。昨年度と同様、国内での3泊4日の旅行となりますが、生徒たちは写真の通り、みんなで楽しく見学や散策を行っていることが伝わってきます。生徒たち主体で計画を立ててきたこの修学旅行、4日間の様子を随時お伝えしていきます。
11月15日(月)15:50~18:00にSSHサイエンスカフェ「資生堂の化粧品開発者と語ろう!~化粧品の開発ってどんな仕事?!~」が本校で行われました。希望者39名が参加しました。(株)資生堂 ブランド価値開発研究所の小泉高陽さんと品質保証部の三浦麻惟子さんにZoomでお話をしていただきました。「資生堂の化粧品の商品開発とはどんな仕事か」について,具体例を用いて商品開発の研究者である小泉さんにお話していただきました。また,実際に人の肌でモニタリングをして商品が完成するまでのお話を三浦さんからお話していただきました。また,資生堂は子育て支援制度が充実している働き方改革の先進企業で,資生堂での働き方の話もしてもらいました。後半は質問コーナーでたくさんの質問が出て,大変盛り上がりました。商品開発者の生の声を聞くことのできた,有意義なサイエンスカフェとなりました。
11月10日(水)の課題探究は、SDGsゼミの第2回。前回は、自分が選択したアイコンに関係するトピックスを見つけ、話し合う活動でした。今回は、17のアイコンに共通する一つのテーマについて、自分のアイコンの視点から課題や影響を考え、その解決策を見出す活動です。そのテーマとは、「新型コロナウイルス」。全世界に流行し、あらゆる分野に影響を与えるこの感染症は、まさに17のアイコンすべての視点から考えることのできるテーマです。各教室では、どんなことが課題となっているのか、そのために何をすればよいと思うかについて、グループワークを中心に話し合いました。どのグループでも活発な意見が交わされたと聞きます。この話し合いの結果は、通常のゼミの中でも共有していきたいと思います。
11月8日(月)、1年次生によるウォークラリー(WR)の練習が午後に行われました。本年度のWRは10月に実施予定でしたが中止となりました。しかし、来年度のWRに向け、実際に校外に出て歩くことで、練習してきた成果を発揮すると共に、公道歩行のマナーを守りながら行事を行うことの大切さを実感する意味も込められています。この日は秋晴れの爽やかな空の下、リュックを背負って縦隊を組み、気持ちよく歩いて行く1年次生の様子が写真からも分かります。2時間という時間でも、実施してみると結構な汗をかきます。来年度はこの何倍も歩行するわけですから、汗びっしょりになる分、達成感もひとしおです。来秋に思いをはせて頑張ったWR練習でした。
11月8日(月)、5年次でSSHの出前講義が行われました。テーマは「光のドップラー効果を利用した銀河までの距離測定」。音や光に関する学習単元と絡めた、光の観察や測定に関する内容です。講師としてつくば市科学コミュニケータの下村正樹先生にお越しいただき、光のスペクトルやドップラー効果等について実験や観察を交えて講義を行っていただきました。講義はスライドに加え、会場の実践室前列に様々な装置が並べられていて、5年次の生徒たちも興味津々といった感じでした。生徒たちは、これまで学習してきたことをもとに、科学的視点から見た光のしくみについて高い関心をもって講義に参加していました。科学への興味関心を喚起する有意義な出前講義でした。
ヘリポートから
【見学場所】
①救急外来(高度救急救命センター)
②ヘリポート
つくば~水戸間を約10分で搬送。病院の少ない地域(救急車で30分以上かかる地域)ではドクターヘリの方が早い。
③ICU
ある程度治療した後ICUへ移動し、生命を維持するために一般病棟ではできない治療を行 う。子供用のICUを併設。(たくさんの機器が見られた。人工心肺装置エクモなど)
④手術室
20室の手術室で、年間10000件以上の手術を行っている。一つの手術室で、外科医3~4名、麻酔医2名、看護師3名の10名程度で行っている。手術関係で病院全体では200名くらいが働いている。(スタッフステ-ションは看護師が運営。スクラブの色で職種を区別している。普段の手術はドラマのようには緊迫していなく、和やか。)
【感想】
・ドクターヘリや集中治療室を見たのが初めてだったので、見ていてとても興味がわいた。直に見てみたいという気持ちが強くわきました。病院の至る所から医療従事者の努力や工夫を感じました。(5年女子)
・ICUで見た点滴の多さや、手術室でのリラックスした状態には驚きました。あんなにたくさんの点滴を受けることがあるとは思わなかったし、手術室では、みんながピリピリと緊張しているあのテレビの中のイメージが強かったからです。オペはリラックスした状態で行われることや、ミスしても同じ部屋にいる人が指摘してくれること、生命に危険を及ぼす重大なミスが起こることはほぼないことを聞けて緊張に弱い私は安心できました。(4年女子)
11月1日(月)、教育と探求社・アデコグループ・三菱地所・メニコンの担当の方をお招きして、ミッションに対する提案の中間報告会を行いました。2年次生は現在、総合的な学習の時間において、「クエスト・エデュケーション」の企業研究コース「コーポレート・アクセス」に取り組んでいます。企業の方々が学校現場に赴いて、生徒と共に「ミッション」に対する提案をすることで、企業について知ったり、働くことについて考えたりするプログラムです。各グループの発表の後、企業の方々からの質問やアドバイスをいただき、生徒も刺激を受けました。12月に控える本プレゼンに向けて、よりよい企画案を提案できるよう、さらに企画案をブラッシュアップしていきます。
「今やっていることは決して無駄にならないということを実感しました。チャレンジ精神を忘れずに、好きな事をどんどん挑戦したいです!ありがとうございました。来年度から大学生になるので、色々な人に出会いたいです。」
「私は海外のイメージは少し怖かったり、治安が悪いなど良くないイメージだったけれど、能勢さんの話を聞いて行ってみたいなと思いました。また、日本はきっちりしているけど海外の方が自由で楽しそうだなと思いました。自分は将来の夢がまだ定まっていないので、何でもチャレンジして何を好きになってもすぐに行動できるようにしておきたいなと思いました。たくさんの引き出しを持って色々な人と話すのは真似したいなと思いました。」
10月27日(水),5年次を対象に、ガンダムグローバルチャレンジ(以下GGC)テクニカルディレクターの石井啓範(いしいあきのり)氏をお招きして,SSH講演会が行われました。この講演会のために組織された生徒による委員会(通称ガンダム委員会)が中心となって、石井さんが携わられた横浜埠頭の動くガンダムを取材し、取材をもとに生徒から質問していくトークセッションの形の講演会でした。途中、石井さんからは、クイズを交えての解説などがあり、18mの巨大なガンダムが動くということの裏側を伺い知ることができた貴重な時間となりました。大人になっても「夢」を追う人の輝きを感じ、大きな刺激を受けた1時間でした。
10月22日(金),県内外の学校の先生を対象に,本校の授業を公開しました。2,3時間目の授業はどちらも9つの教室で授業が公開され,ICT活用や協働的な学びを中心として,生徒たちが主体的に授業に取り組んでいる様子を見ていただきました。参観後の研究協議会では,並木中等の授業の特色と現在の取組,そしてこれからの授業の在り方等について活発な話し合いが行われました。感染症対策もあり,限られた時間ではありましたが,本校の教員にとっても,来校された先生方にとっても,これからの授業について様々な視点から考えることのできた有意義な授業公開となりました。
10月21日(木)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「ファミリーマートの商品開発者と語ろう!今日からあなたもコンビニ博士?!~」が本校で行われ,希望者35名が参加しました。ファミリーマート商品本部加工食品・飲料部の峯孝之部長とCSR推進本部の栗原沙良さんにZoomで参加していただき,ファミリーマートのオリジナルブランドの商品開発について,最近発売された紅茶の新商品を例にお話をしていただきました。後半は質問コーナーの時間で全員の生徒が1人1つずつ質問をして大変盛り上がりました。ファミリーマートの商品開発者の並々ならぬ商品へ情熱を聞くことができ,大変有意義なサイエンスカフェとなりました。参加生徒からは「ファミリーマートについてたくさん知れて楽しかったです。ファミリーマートに行きたくなりました。コンビニで物を買う時に、その商品がどうやってできたのか想像してみようと思いました。」や「とても興味深い内容でした。トレンドや流行などがすぐに変わってしまうこの時代に人々のニーズを先読みして、スイーツや食品を販売していることがすごいと思いました。」といった感想が出ました。
10月20日(水)の課題探究は,中等初の試みである「SDGsゼミ」を開講しました。これは,これまで文系・理系に分かれて実施していたゼミを,SDGsの17のゴールごとにグループを再編成し,日本や世界で見られる様々なトピックスを調べて話し合い,解決の糸口を協働で思考し,探究していくものです。第1回となる今回は,そのトピックスを端末等を使用して調べ,その結果を話し合っていく活動を行いました。初めて話すメンバーも多く,最初は緊張していましたが,共通のゴールに向けて思考する仲間という意識が芽生えてくると,徐々に話し合いも活発になってきました。このゼミは全3回実施予定です。4,5年次生には,自分のゼミに戻った時の思考を広げ,より豊かな探究につながるように,このSDGsゼミを有効活用してほしいと思います。
10月16日(土),本年度の学校公開を行いました。当日は,感染症対策として,1家族につき1名という制限された状況の中でした。しかし,来校された児童のみなさんや保護者の方々は,初めて見る並木中等の施設や環境,授業の様子に触れて,公開後の感想でも有り難い言葉をたくさんいただきました。Aコースの「後期生の発表」では,「遠くから通っている生徒さんが時間を有効に使っていることが分かった。」「(入学時は)一人でも大丈夫という言葉に励まされた」等の言葉をいただきました。Bコースの「キャンパスツアー」では,「生徒会のみなさんがやさしく案内してくれて嬉しかった」との感想がありました。そして,Cコースの「部活動見学」では,「1時間では回りきれないくらい,たくさんの活動があり,とても楽しかった。」というコメントがありました。こうした言葉を励みに,今後も魅力と特色ある学校づくりに努めていきます。
10月15日(木),延期になっていたスポーツデイを実施しました。この日は天気も秋晴れですがすがしく,生徒たちもこれまでの思いを発散するかのように,グラウンドで体育館で,めいっぱい躍動する姿が見られました。また,最後には,これからの進路に向けて邁進していく6年次生へのエールとして,必勝ダルマの贈呈と,恒例の在校生によるハカも行われました。6年次生にとってもよい思い出となったでしょう。
10月6日(水),本校3回生で,オーストリアのザルツブルク在住のプロピアニスト,パデユー麻耶さんをお招きして,ピアノコンサートとトークセッションのグローバルカフェを行いました。銀色のドレスに身を包んだパデューさんは,第一部で,音楽の歴史的背景と作曲家のエピソードを語り,生徒たちに問いかけながら素晴らしい演奏を披露してくださいました。第二部のトークセッションは,インタビューに答える形で進められ,ピアノとの出会いや,並木生時代進路に悩み2年間大好きなピアノに触れられなかったこと,そして演奏を再開するまでの葛藤,オーストリアでの生活など,を気さくに話されていました。パデューさんは,後輩に向かって,自分の好きなこと,やりたいことが社会の役に立ったり,職業になることがある,また,何か一つの目標に向かって進めば,何か他の目標も達成できる,そして前に進み続ければいろんなことが達成できるので頑張って欲しい,とメッセージをくださり,参加した生徒にとって大変有意義な時間となりました。
10月5日(火)16:15~18:00にSSHサイエンスカフェ「建築士と語ろう!建築士ってどんな仕事?!~」が本校で行われ,希望者15名が参加しました。建築士の吉田文男先生,八木康行 先生,尾瀬くみ先生の3名にZoomでお話をしていただきました。建築士の1日の仕事やどうすれば建築士になれるのか,建築士のやりがいや大変なところ,つくばの建築物などについて,とても面白いお話をしていただきました。後半は質問コーナーの時間で多くの生徒から質問が出て大変盛り上がりました。建築士の仕事は右脳と左脳を使うとても魅力的な仕事だということが分かり,大変有意義なサイエンスカフェとなりました。
10月4日(月),本日は本年度の「後期」が始まる日です。同時に,全年次の生徒が久しぶりに一斉登校する日でもありました。この日の1時間目,始業式を実践室で行い,2年次は直接実践室に入り,他の年次はオンラインで参加しました。学校長挨拶では,引き続きの感染症対策の徹底と,周囲にあるチャンスに気付き,生かしていってほしいというメッセージが送られました。また,その後の表彰式では,野球部をはじめ,この夏に表彰を受けた生徒たちに学校長より表彰状等が渡されました。当たり前に見える日常は決して当たり前ではなく,たくさんの人々の努力によって成立しているものです。日常の有り難さを改めて噛みしめ,これを続けるよう努力していくことの大切さを実感した始業式となりました。
9月27日(月)から,分散登校が始まりました。生徒にとっては7月後半の夏休みから数えて,およそ2か月半ぶりの登校となります。本校ではこの日からテストを実施しています。久しぶりに校舎内に生徒たちの声が聞こえ,「元気だった?」「いきなりのテストだけど,頑張らなきゃ!」等のやりとりをする姿が見られました。やはり,学校に生徒たちの姿があるのはよいものです。テストは1クラスに半分の定員で,多くの教室を使用して行われました。生徒たちは,早速真剣な態度で取り組み,一教科一教科を大切に臨んでいる様子でした。再開した学校生活,これからも感染症対策は引き続きしっかり行っていきます。
9月24日(金)16:15~18:00に「SSHサイエンスカフェ~薬の開発者と語ろう~薬の開発者ってどんな仕事?!~」がZoomによるオンラインで行われました。希望者35名が参加しました。講師は(株)田辺三菱製薬の研究開発者で九州大学薬学部でも教鞭をとっている川西英治先生にお願いしました。前半は川西先生から「薬はどうやって開発されるのか」,「新型コロナウイルス薬の開発」,「薬の開発者の1日」,「薬学部ではどんなことを学ぶのか」などのお話を聞きました。後半は質問コーナーで川西先生に生徒からたくさんの質問をしました。薬の開発にはとても長く膨大な予算がかかることなどを知ることができ,とても楽しいサイエンスカフェとなりました。
休校期間中のオンライン授業,教師もよりよい授業展開に向けて試行錯誤しながらも前向きに取り組んでいます。教室は一人でいるとこんなに広いのかと改めて実感します。生徒たちがいることを前提に教室を捉えていたことにも気付かされました。そんな生徒たちに向けて,毎時間授業を実践しています。ある時は動画視聴を通して,ある時は写真のようにリアルタイムのリモート授業を通して。並木中等はいつも,画面の向こうにいる生徒たちを意識して活動しています。
9月1日(水),茨城県の緊急事態宣言を受け,並木中等はこの日からオンライン授業を行うこととなりました。オンラインとは言っても,なるべく通常の授業や学校生活に近づけようと,朝の会(SHR)から行うことにしています。久しぶりのオンライン授業には,戸惑いもあるかとは思いますが,授業は授業,間接的にでも先生や仲間と触れ合うことのできる大切な時間です。まずは,登校再開まで,オンライン授業に集中して取り組んでほしいと思います。がんばろう!並木中等生!
並木中等教育学校が,日本ユニセフ協会からWe Support UNICEF賞を贈られました!本校の国際教育部の有志団体CTW(Change the World、有志30名)が今年度のかえで祭で行ったフェアトレード商品(マカロン、チョコレート)、並木中等オリジナルクリアファイルの販売によって得た収益金のすべてである12,220円を日本ユニセフ協会に寄付したことによります。本校の生徒も,国際貢献に意識の高い生徒が多く,自身の活動と周囲への啓発を積極的に行っています。そうした努力の成果も認められたのではないかと感じています。尚,寄付金は世界の人道危機のために使用していただく予定です。
8月3日(火)13時から,つくば国際会議場にて「4校合同 夏休み探究交流会」が本校主催で開催されました。前半は,課題探究の途中経過のポスター発表を行い,後半は「課題探究で困っていること」をテーマにグループディスカッションを行いました。ポスター発表は並木中等,土浦一高,竹園高校,茗渓学園の4校からそれぞれ12名ずつ発表を行いました。本校からは5年次生10名,4年次生2名が参加しました。各校の課題探究ともそれぞれ個性や特徴が異なり,ポスター発表の質疑応答やグループディスカッションもとても盛り上がり,学びの多い一日となりました。
8月2日から4日にかけて、3~5年生12名が「研究機関におけるインターンシップ」に参加しました。本校保護者の皆様にご協力いただき、近隣の3つの研究室で実習を行いました。英語で書かれた研究論文を読んで発表資料をまとめ、オンライン会議で研究者の方や大学院生とディスカッションをしたり、人工ダイヤモンドを利用した最先端の研究の様子を見学させていただくなど、高校生ではなかなかできない貴重な経験をすることができました。参加した生徒からも「研究者を目指すにあたり、専門的知識だけでなく意欲や情熱、コミュニケーション力が大切だと分かった」などの感想があがり、学びの多い企画となりました。
7月31日(土),令和3年度の学校説明会をノバホールで開催しました。感染症対策のため,入場制限を設けての開催でしたが,この日を楽しみに待っていてくださった方も多く,たくさんの児童・保護者の方々にお越しいただきました。今年度は生徒たちが主体となって進行するプログラムになっており,中等生の発表やパフォーマンスも存分に堪能していただけたかと思います。説明会を通して,並木中等のよさや特色を感じていただけたら幸いです。尚,この日の様子は,各プログラムごとに,「小学生の皆さんへ」の「学校説明会」のページに掲載致します。当日,ご覧いただけなかった皆様,ぜひこのページを訪れてみてください。
7月19日(月)の午後,1年次の保護者懇談会が行われました。最初の年次懇談会では主任からの話に加えて,かえで祭の時に製作したビデオや学級作り合宿を収めたスライドを流しました。スライドには生徒たちの楽しそうな表情が次々と映し出され,普段とは違うお子さまの様子を保護者の皆様もじっと見つめられていました。その後は実践室で学級ごとに集まっての学級懇談,さらに,スクールカウンセラーの稲垣先生による講演会と続きました。夏休みを前にして,お子さまの成長の様子を感じ取られた保護者の方々も多かったことと思います。14回生にとっては中等での初めての夏休みも間近に迫っています。
①講演(筑波大学 瀬尾恵美子先生)
瀬尾先生から,「医師を志したきっかけ,医師の仕事について,筑波大学の医学部について,茨城県の今の医療状況,コロナ後の医療状況の変化,そして,医師を志望する生徒に望むこと」など,多岐にわたるお話をいただきました。
②医学生への質問コーナー
医学生4名の自己紹介と勉強(医学生の高校時代から大学に入り現在までの様子)についての質問など,グループに分かれて実施しました。
③3,4,5年次生徒<医学部のPBL*を体験>
1班(3年次7名,5年次1名,計8名)
2班(3年次7名,5年次3名,計10名)
3班(3年次6名,5年次3名,計9名)
4班(3年次7名,5年次2名,計9名)の班に分かれ,
低学年でも話し合いができるように「チーム医療」という話題について8分程度の映像を視聴し,その後,医学生がファシリテーターとなって,チーム医療について各班で討論し,最後1グループ3分程度でまとめた結果のプレゼンテーションを行いました。
*PBLとは,「問題解決型学習」と言われる学習で,自ら問題を発見し,問題解決の中で知識や経験を得ていく方法です。知識をもっているだけでは,最適な医療を提供することができないので,実際の医療業務との関連を実感させるためのプログラムとして考案されました。
④6年次生徒<地域枠説明会>
茨城県保健福祉部医療局医療人材課から講師を招き,「茨城県の医師修学区資金貸与制度の概要」についてお話を伺いました。
<感想>
・今回のプログラムで、医学生や医師の大変さを改めて感じることができました。でも、その分やりがいを感じられる職業だと思います。私はまだ、将来の夢がはっきりしていません。これからの医学コースプログラムやその他の経験を通して自分の将来やりたいことを見つけていきたいです。(3年女子)
・「自分が5年生になったときには、これくらいのことをその場で話せるくらいのコミュニケーション能力・知識を身につけなければならないという目標・指標を立てることができた。」ということが、このプログラムを受講してよかったと思えた一番のポイントである。(3年女子)
・医学部の学生さんと直接話せる機会をもらえてとても充実した時間が過ごせたと思う。また、筑波大学についての詳しい情報を得ることができた。更に、PBLを体験して医学部生の人のアドバイスをもらい楽しく学ぶことができた。今回の講演会を通じて、自分の「医師への憧れ」が強くなった。勉強も大変だと思うが、これからも頑張っていきたいと思う。(5年女子)
・講演では医師になるにあたって重要視される能力や特に筑波大学で求めている人物像などを知ることができたので良かった。(6年女子)
7月8日(木)~9日(金),1年次の学級づくり合宿が行われました。一度延期になったこの行事は,当日は雨に降られた場面もありましたが,「実施できたこと」が,本校にとっても大きな喜びでした。1日目は那須ハイランドパークへ。ここでは,単に楽しむだけではなく,仕事を体験するという職場体験の要素も含まれており,これまでとは異なる視点でアミューズメントパークを見るきっかけになったことでしょう。2日目は日光東照宮を訪問し,ラフティング(川下り)体験を実施しました。みんなで協力して川を下る場面では,チームワークを通して絆も深まったのではないでしょうか。1年次生のみなさんにとって,中等での最初の宿泊学習は,とてもよい思い出になったことと思います。
7月7日(水),この日はインターネット投票の実施日です。これまで,4年次生は生徒会役員選挙をインターネットを通じて投票のための事前学習を行ってきました。この日も4年次生が直接総合実践室で立合演説会を聞き,投票に臨みました。演説会では多くの生徒たちが生徒会役員に立候補し,時に真剣に,時にユーモアを交えながら一生懸命演説を行いました。投票はインターネットの特質を生かし,様々な場所から情報を送信するかたちで行われました。ラーニングコモンズや各教室からも投票ができるので,4年次生はそれぞれの場所に移動して投票し,未来の生徒会を担う候補生たちに一票を投じました。間もなく,新しい生徒会役員が誕生します!
独立記念日について、ノエルさんはアメリカでの祝い方や多様な人種国家であるためアメリカ国内で様々な批判があることなどを発表しました。サンディさんは、友達と集まって外出やパーティを楽しむことを自分と友達の写真を交えて伝えました。カルチャーショックに関する発表では、ノエルさんは、日本の空気を読む文化に戸惑ったこと、サンディさんは、「ゆるキャラ」等の氾濫を珍しく感じたことなどを話し、日本の当たり前が海外では当たり前でないことを知るよい機会となりました。
7月5日(月),SSH講座を実施しました。今年度は,株式会社「steAm」の代表取締役CEOである中島さち子先生をお迎えし,「数学と音楽とSTEAMと」をテーマに,これからの学び,そして社会生活にワクワクと活力をもたらすSTEAM教育の意義についてお話しをしてくださいました。会場には5年次生が入り,他の年次は教室でオンラインで視聴しました。中島先生の講義内容は多彩で,音を視覚化できるプログラムを用いたり,即興で出されたテーマをもとに作曲をして演奏を披露したりしてくださいました。こうした活動を支えているのは,現在中等生が学んでいる数学的な計算式であり,音楽で磨く感性であり,その他現在学んでいる様々な学習です。中島先生は講演と実演を通して,現在学んでいることを横断的に結びつけ,生かしていくことの大切さを教えてくださいました。
7月2日(金)16:15~18:00に,「SSH講座~電子顕微鏡で探るナノスケールの世界~電子顕微鏡で身近なものを観てみよう!~」が本校で行われ,希望者15名が参加しました。電子顕微鏡は,(株)日立ハイテク様から社会貢献事業の一環で無償でお借りしているものを使いました。光学顕微鏡と電子顕微鏡の原理の違いを説明した後に,石や紙,葉など自分で持参したものを電子顕微鏡で観察しました。100,000倍まで拡大して見た世界は肉眼で見える世界と全く違うものであり,想像を超える顕微鏡画像に感動の声が上がっていました。
7月2日(金),大学出前授業が5,6時間目に行われました。毎年恒例のこの行事は,様々な分野の大学の講義さながらの授業が受けられると,後期生にも評判の授業です。今回も,哲学・文学・心理学・経済学・環境科学・システム工学・薬学等,豊富な選択肢があり,生徒たちはここから5,6時間目に1つずつ,の計2つの授業を選択しました。講義形式の授業はもちろん,上の写真のようなオンライン授業や,下の写真のように話し合う授業まで,形式もいろいろで,みんな熱心に参加していました。こうした授業に触れることで,自身の興味関心をさらに高まれば,目標に向かってさらに進んでいくことができると思います。そんな思いを喚起する上でも,とても有意義な2時間であったと思います。
6月15日(火),30日(水)の2回にわたって,河合塾医学コースガイダンスを実施しました。
①3,4,5年次対象の医学コースガイダンス 講師:河合塾江端泰司先生
日時:6月15日(火)放課後(16:10~17:10)
参加者:3年次33名、4年次4名、5年次12名の参加
内容:「医師という職業の理解と目標設定」という内容で医師を志すに あたって必要なこと,医学部卒業後のワーキングフィールド,茨城県の医療状況,医学科入試の状況等,多岐にわたる内容でした。
<感想>
・医学部を目指すということは職業を決めることで、覚悟や一生学び続けるという決意が必要であると改めて認識させられた。(5年女子)
・勉強はもちろん大切だけれど、患者さんとか他の医師とのコミュニケーションもあるからしっかりと周囲の話を聞いて行動できることが大切だと分かった(4年女子)
・今回いろいろな研究について調べてみて、とても興味が深まった。これからはニュースなどを聞くだけといった受け身型でなく積極的に調べたり、インターネットを利用して最新の情報を知るようにして、自分が医師に向いているかどうかをしっかりと確かめていきたい。(3年男子)
②6年次対象の医学コースガイダンス 講師:河合塾江端泰司先生
日時 :6月30日(水)放課後(14:00~15:15)
参加者:6年次14名の参加
内容 : 2021年入試状況(*現時点での合格可能性を気にする必要はない)
筑波大学推薦入試(地域枠)に関して
医師の志望理由と受験大学の志望理由に関して
<感想>
・何度かこれまでにもお話を聞かせていただいたが、新たな入試情報を得ることができた。志望理由や地域枠についても再検討することや勉強のスケジュールについても、もう少し考える必要がある。(6年女子)
・共通テストの高得点はとても大切。個別試験での正確な答案の作成がとても大切。茨城の医療状況についてきちんと知ることが大切。(6年男子)
6月30日(水),この日は後期生は28日から,前期生は29日から実施されている定期テストⅡの最終日。この年次もこのテストに向けて一生懸命頑張ってきました。中でも,このテストが並木中等に入学して以来初めてとなる“1年次生”の教室では,緊張感に包まれながらも精一杯テストに向き合おうとする雰囲気が感じられました。テストは自分の努力の成果だけでなく,次の目標を決めるためのよい判断材料になります。一つ一つのテストをこれからも大切にしていってほしいと思います。
6月23日(水),4年次生を対象に,第2回となる生徒会選挙のインターネット投票事前講座が実践室で行われました。今回は,お二人の講師の先生をお迎えして,インターネットに深くかかわるデジタルID(デジタルで識別するということ)やブロックチェーン技術(デジタルで証拠を持ち合うこと)等についてワークショップ形式で実施しました。生徒たちも,間近に控えた生徒会選挙の投票に向けて,それぞれの講話の内容を真剣に聴き,話し合いをする時には友達と意見を出し合いながら,熱心に活動していました。生徒会選挙は7月7日に実施されます。
6月16日(水),4年次生を対象に選挙について学ぶワークショップが行われました。これは7月7日(水)に行われる生徒会選挙をインターネット投票で行うための事前学習の一環です。つくば市はインターネット投票の実現を目指しており,一般企業や筑波大学とも連携しながら今回の計画を進めています。生徒たちは提携企業の方やつくば市長からの講義を受けた後,「(若者の)投票率アップにつながる選挙の仕組みを考えよう」というテーマでグループディスカッションを行いました。「投票休暇を作る」「ゲームとのタイアップを行う」「投票をスーパーや大学などの身近な場所で行えるようにする」「株主総会のように投票した人だけが決定権を持つ機関を作る」など,様々なアイディアが出ていました。次代の社会形成者である生徒たちにとって,政治と向き合うよいきっかけになったと思います。
6月15日(火),学習塾の先生方を対象とした授業公開ならびに説明会を行いました。当日は,多くの先生方にお越しいただくと共に,大学や中等教育学校からの訪問もあり,並木中等の授業が県内で非常に注目されていることを実感しました。この日は2時間目の授業を参観していただきましたが,どの教室でも活発に活動し,意欲的に授業に臨む生徒たちの姿が見られました。続く説明会では,本校の特色や取組について説明し,熱心に聴かれている様子がうかがわれました。並木中等は,たくさんの教育機関から高い関心をもたれています。次代を担う人間力を身に付けた生徒たちを育成するポリシーをこれからも大切にしていきたいと思います。
6月11日(金),3週間の教育実習を終えて,実習生が最後の日を迎えました。今週は,実習生による研究授業も多く行われ,まさに集大成の週となりました。実習生のみなさんは,授業だけでなく,各年次・クラスに入って,生徒たちと共に生活する中で多くのことを学びとりました。また,各教科を中心に授業を参観することで授業の腕を磨き,少しでもよい授業を実践しようと意欲的に活動していました。実習生のみなさんにとって,並木中等での3週間が,貴重な経験と素敵な思い出となり,今度の糧としてもらえたら幸いです(養護の実習は25日まで続きます)。
6月9日(水),課題探究ゼミが行われました。この日から,4年次生が正式に加入したゼミに出席し,いよいよ後期課程の課題探究を本格的にスタートさせました。この日は最初に自己紹介を行い,先輩である5年次との交流も兼ねて活動しました。自分の趣味や探究テーマとして取り上げたい内容などを発表し,メンバー同士の距離を縮めました。続いて,自分のテーマ決めや資料収集方法などを検討するため,グループワークを行いました。自分の考えを広めるために,他者の意見を聞き,協議することはとても大切な活動です。今回のスタートを期に,4年次生には自分の探究したいテーマをしっかりと決めて活動していってほしいと思います。
2年次
3年次
4年次
5年次
6年次
6月5日(土),かえで祭の2日目が行われました。この日は9時から15時までたっぷりと催物の時間が取れましたので,校舎内のあちらこちらで生徒たちの活発な活動と様々なイベントを楽しむ姿が見られました。ここでは,各クラスの内装や廊下側の飾り付け,お客さんを招いて活動している様子等を,年次ごとに紹介しています。今年度は制約の多いかえで祭でしたが,生徒たちはできる範囲の中でできるだけよいものにしようと精一杯頑張っていました。今回のかえで祭は子どもたちにとって学びの多い行事であったと思います。生徒のみなさん,実行委員のみなさん,お疲れ様でした。
2年次
3年次
4年次
5年次
6年次
6月4日(金),2年ぶりのかえで祭が行われました。この日の午前中は開祭式。1~6年次までのクラスパフォーマンスが体育館で行われました。前期と後期で体育館に入る年次を入れ替え,教室での配信も活用しての開祭式,大成功であったと思います。どの年次も短い時間の中,一生懸命準備や練習を重ね,本番に臨み,素晴らしいパフォーマンスを披露していました。午後からは各クラスや団体の催物の時間です。明日までの2日間,全校で作り上げるかえで祭を楽しみたいと思います。
いよいよ明日からかえで祭,学校では実行委員の生徒たちが連日,写真のように完全下校後の特別時間いっぱいまで,準備を行っています。ちなみに写真はしおり作りの様子で印刷室で印刷するグループと,スタディースペースを使ってそれを綴じ込む作業を一生懸命行っていました。中等生にとっては2年ぶり,待ちに待ったお祭りだけに,2年分の思いが込められた素敵なかえで祭になるものと信じています。
2年次
3年次
4年次
5年次
6年次
今週は,いよいよかえで祭目前の週です。各年次とも,工夫を凝らしたアトラクションや内装づくり,クラス新聞作成やクラスパフォーマンスの練習に力が入ってきました。限られた時間の中で,最大限よいものにしようと,クラス一丸となって準備に取り組む生徒たちの姿があります。2年ぶりのかえで祭,生徒たちにとってよい思い出の一ページとなることでしょう。本番となる4日,5日まで,生徒たちは全力でかえで祭に向き合っていきます!
5月28日(金),体力テストが全校を挙げて行われました。前夜までは雨も強く,実行できるかどうかが心配されましたが,中等のグラウンドは水はけもよく,むしろよいコンディションでハンドボール投げや50m走,立ち幅跳びなどができました。また,体育館では,シャトルランが行われており,みんな汗をかきながら一生懸命頑張っていました。久しぶりに実施できた体力テスト。生徒たちが活発に動く姿を見られるのは,やはりいいものです。
5月24日(月),1年次の生徒全員で年次レクを行いました。場所は洞峰公園。この日は梅雨の合間の晴天で,清々しい天候の中,徒歩で向かいました。公園では,実行委員の企画のもと,「三角おに」などの遊びが行われ,芝生の上で元気に活動する14回生の姿が見られました。当初はクラスづくり合宿が行われる予定であったこの時期。合宿は7月に延期されましたが,今回のレクの実施を通して,クラスの団結力やクラスメイトとの仲がぐっと深まったのではないでしょうか。
5月24日(月),教育実習生17名が見え,本校での実習をスタートさせました。初日は,各配属クラスで生徒たちと初の顔合わせをしたり,自身が担当する教科の授業を参観したりしました。生徒たちも毎年,実習生との交流を楽しみにしています。実習生のみなさんは,これから多くの生徒たちとかかわり,授業実践を行いながら,実りある実習になるよう励んでいきます。ぜひ,頑張ってほしいと思います。実習は6月11日(養護の実習は25日)までです。
5月20日(木),3年次の午後の教室におじゃましました。そこではどのクラスでもかえで祭についての話し合いが行われていました。今年度の前期課程は,合唱は行わず,代わりにクラスパフォーマンスを披露します。そのため,その内容と,教室内での催し物の2つを同時に決めていく必要があります。3年次生の姿からは,1年次の頃の思い出と記憶をたどりつつ,前期生の最高年次としてよいものを作っていこうという気概が感じられます。定期テストⅠも一段落し,いよいよかえで祭にまっしぐら。3年次がどんなパフォーマンスを見せてくれるのか,楽しみです。
5月18日(火),唯一定期テストⅠの実施がない1年次生の教室では,この日にかえで祭での催し物の一つである「かえでツーリスト」の収録が行われていました。限られた時間の中で,一生懸命情報を集め,見やすく分かりやすい作品にするよう工夫してレイアウトをして完成させたかえでツーリストはどれも力作揃い。しかも,収録はクラスの仲間が協力して行っている姿も見られました。素晴らしい作品づくりもさることながら,みんなで助け合って活動していることも,クラスの団結の深まりにつながっていくのではないでしょうか。
5月17日(月),後期生はこの日から定期テストⅠが始まりました。前期生は18日からなので,通常授業でしたが,2年次生の教室では,かえで祭についてのクラスごとの催し物の話し合いが行われていました。例年2年次生はキャリア教育に絡めた「職業」に関する催し物を行い,“はたらくこと”について考える活動を行っています。かえで祭は職業を体験しながら学ぶのにもってこいの場面です。どのような職業と関わらせ,どんな具体的な催し物を行うのか,楽しみにしている行事なだけに各クラスでの話し合いにも熱が入ります。各年次,各クラスの催し物については,この並木ブログでもできる限り,お伝えしていこうと思います。
5月12日(水),今日は2年次生の英語の授業を紹介します。この日の内容は「比較級」。生徒たちが自分の身近なものを比較して英文をつくるというもの。この活動にICTが活用されていました。まずは,比較するものを調べるためにインターネット等を用います。そして,英文を共通の場所にアップすることで,多くの友達の英文に触れることができるようになっていました。生徒たちは「なるほど」と感心する英文や,思わず微笑んでしまうようなユニークな英文に触れて,比較級の理解を深めていました。コンピュータは現代の学習に重要なツールです。場面や活動に合った方法を取り入れていくためにも,ICTに関して,今後も多くの活用法を開発していきたいと思います。
5月11日(火),2つの授業を参観しました。上の写真は5,6年生のTO学習,今回は地理の授業です。地図の読み取り方について,5年次生が考えた方法や導き出した解答に対して6年次生からアドバイスしている場面です。下の写真は3年次生でICTを活用した歴史の授業です。教室には,課題が提示されたスクリーン,個人の考えを打ち込むChromebook,そして,個人の考えを共有するための電子黒板が見えます。それぞれを活用して大正時代と民主主義についての考えを深め合いました。並木中等では,このように,これからの時代に必要な生きてはたらく学力を育成するための様々な試みを行っています。
5月11日(火),午後の1年次生の教室を覗いてみました。みんな大きな模造紙にそれぞれの記事を貼って,「かえでツーリスト」を作成していました。これは,自分の住む地域の魅力を紹介する活動で,そのためのポスターづくりです。1枚のポスターをいきなり作るのではなく,いくつかの紹介記事を先に作り,それらを貼り合わせることで,新聞のようなポスターを作成することができます。本年度のかえで祭は一般公開がないかわりに,1年次生の発表は動画で撮影しておくことのこと。ポスター完成も間近です!
5月8日(土),本校PTA総会が行われました。当日は前期課程の保護者の方は体育館に,後期課程の保護者の方には各教室にそれぞれ入っていただき,教室ではオンライン配信を視聴するかたちで参加していただきました。出席された方々にはご不便をおかけしましたが,2年ぶりに総会が開催できたこと,有り難く思っています。総会の後は,各会場に分かれて年次懇談会を実施し,今年度の活動計画や保護者の皆様にお伝えしたいこと等を中心にお話しさせていただきました。今回の総会・懇談会をはじめとして,今後も,その時々の状況を見ながら,やれることを最大限実施させていただきたいと思います。
5月7日(金),本日は6年次で理科と社会の両観点を融合させて行う学習「クロスカリキュラム」が行われました。テーマは「鉄Fe」。鉄の物質としてのメリット・デメリットを理科的観点から,鉄の使われ方についての歴史を社会科的観点から考えます。そして,グループワークを通して鉄の未来について話し合い,今後の社会形成と鉄とのかかわりについて考え,まとめる活動へと展開していきました。6年次生は,これまでの中等での学習をフル活用し,協働的な活動もあって,様々な意見が飛び交う活発な取り組みを行っていました。多面的・多角的に物事を捉えることで,ものの特色や人の考えの多様性が浮かび上がってきます。これからの社会に生きて働く力の源が,こうした学習の中にあるのではないでしょうか。
5月6日(木),6年次生が国語の学習について,4年次生に教える「TO学習」が4時間目に実施されました。内容は古典で,助動詞の「む」をマスターしようというものです。上級生が下級生に教えるということは,それぞれの年次にメリットがあります。下級生は,生徒目線で教えてくれる先輩からのアドバイスを聞いて理解を深めることができます。また,上級生は,後輩に教えるために,どのように伝えればよいのかを考えて授業に臨むことで,既習事項を振り返り,咀嚼することになり,結果として理解を深めることにつながります。TO学習は双方にとって理解の深化に結びついていく学習と言えるでしょう。
4月30日(金)は,4月最後の日にして5連休直前の授業日でした。新生活が始まって1か月。特に1年次生にとっては新しい中等での生活に戸惑う場面もあったと思いますが,毎日前向きに取り組み,元気に生活しています。写真は,給食の準備の一場面。ワゴンから給食を運んだり,素早く白衣に着替えて配膳したりする活動もスムーズに行えるようになってきました。どの年次からも進級した自覚が備わり,頼もしくなってきていることを感じます。5月の生活もがんばっていきましょう!
4月28日(水),2回目となる課題探究が行われました。今回も4年次生はゼミツアーということで,これから本格的に入るゼミを決めるため,毎回違う教室を訪問しています。写真は,先週の第1回のゼミツアーで行われた新聞記事からSDGsに関連する記事を調べている所です。本年度は通常のゼミに加えてSDGsに関する活動を取り入れていく予定です。また,今週のゼミは,グループでマッピングとよばれる関連ワードを挙げていく活動を行っている所が多く,協働的に学ぶことで,自分一人では思いつかなかったような関連付けに触れることができていました。
4月22日(木)に,部活動顔合わせが行われ,1年次生をはじめとした新入部員を迎えて,令和3年度の部活動が本格的に始まりました。顔合わせでは,新入生在校生共に自己紹介をし,「これからよろしく」という思いを共有し合いました。その後は早速練習が始まり,「どうやって参加したらよいのだろう?」と迷っている1年次生に,先輩たちが明るくやさしく声をかける場面が見られました。2年次以上の部員たちも後輩ができてとてもうれしそう。入部した側も迎える側も,この日の気持ちを忘れずに,チームワーク第一で練習に励んでもらいたいと思います。
4月22日(木),6時間目に情報モラル講演会が行われ,講師として筑波大学の星野先生をお迎えしました。先生の講話のテーマは,「SNSによる情報発信の問題点」。現代は,情報があっという間に世界に発信できる時代となっています。手軽に扱えるからこそ,よほど注意しないと,知らないうちに被害者や加害者になってしまう。先生の講話はユーモアをはさみながらも,SNSの便利さと恐ろしさをしっかりと認識して扱うことを強調されており,中等生に警鐘を鳴らしていただきました。「自分には無関係」と思わず,使うならば責任をもって扱いたい,そう思わせていただいた講演会となりました。
4月21日(水),放課後にワックスがけが行われました。普段は清掃のない水曜日ですが,この日は6時間目終了後に教室を清掃し,机を廊下に出しました。水拭きをしてきれいにした床に,整美委員会の生徒が中心となってすみずみまで丁寧にワックスをかけました。いつ見ても,ワックス塗布後の教室はいいもので,どの教室もピカピカです!
4月20日(火),職員室前の掲示板には,上の写真のような告知が貼り出されました。本校の文化祭である「かえで祭」の催し物についての連絡です。実行委員が中心となって昨年度末から準備してきたものを,ついに動かす時期が来たという感じです。同じ日,1年次生の総合的な学習の時間には,下の写真のような活動が行われていました。1年次生一人一人が地域の魅力を紹介する「かえでツーリスト」の始まりです。毎年ワクワクするようなポスターを作成する1年次生。14回生はどんな「かえでツーリスト」になるのか,今から楽しみです。
4月18日(日),第23回定期演奏会がつくばノバホールで開催されました。昨年度は実施できなかっただけに念願の舞台でした。吹奏楽コンサート,音楽劇『リトル・マーメイド』,ポップスコンサート,全3部構成のプログラムは,どれも視聴者を魅了するステージでした。当日は,大勢の観客の方にご来場いただき,たくさんの声援の中で練習の成果を発揮できた生徒たち。並木中等の大きな魅力を発信できたと思います。吹奏学部のみなさん,おつかれさまでした。
4月16日(金),清掃活動の様子を撮影してみました。本校では,教室清掃以外は,縦割りグループで活動しています。上級生の清掃は手慣れたもので,あっという間に分担箇所をきれいにしてしまいます。その分,新しく加わった1年次生に丁寧に教えてあげたり,手すりやドアノブ等,人がよく触れる所の消毒作業を行ったりする時間に充てることができます。清掃活動は,学校をきれいにするだけでなく,人と協力することの重要性,公共のものを大事にする心を養うことができます。毎日のことだけに,大切にしていきたい活動です。
4月14日(水)の6時間目,今年度最初の「避難訓練」を実施しました。まずは,地震の発生を想定してシェイクアウト(低い姿勢で頭を守り,動かない)訓練を行いました。1年次生の様子を見てみると,写真のように素早く机の下にもぐり,身を守っています。その後は,本来であればグラウンドに避難する予定でしたが,雨天のため,避難経路の確認を各教室で行いました。続く7時間目は,今年度最初の「課題探究」。4年次生にとっては初めての参加です。この日は,正式にゼミを決定するためのゼミツアーを開催。先輩たちとの探究に関する話題に笑顔を見せる4年次生の姿がありました。ゼミツアー第2弾は28日に行われます。
4月13日(火),部活動見学も3日目となると,さらに大勢の1年次生が見学・体験を行っていました。各部とも,工夫して1年次生を呼び集め,分かりやすく教えたり,優しく迎え入れたりする上級生の姿が印象的でした。部活動見学は今週まで実施されます。なるべくたくさんの部・同好会を見学した上で,「これだ!」と思うものを決めてほしいと思います。
4月11日(月),部活動見学2日目です。1日目の9日は,どこに見学行こうかと考えているうちに時間が過ぎてしまった1年次生もいましたので,この日が本格的な見学日初日という生徒も多かったです。まだ,どこでどんな活動をしているかも分からず,あちこちと回っている中,興味をもった部活動に足をとめ,体験している1年次生の姿がありました。
4月9日(金),2~6年次の実力テストも一段落した午後,新入生の歓迎を兼ねて部活動と同好会の紹介が行われました。昨年度は実施できなかった行事だけに,後輩にプレゼンする先輩たちも試行錯誤。それでも,短い時間の中でどれだけ部活動の魅力が伝えられるかを一生懸命に考えて披露してくれました。きっと1年次生にとっては,その内容だけでなく,態度や振る舞いも輝いて見えたことでしょう。本日から部活動見学も始まりました。自分がチャレンジしてみたい,続けられそうな部活動・同好会をぜひ見つけてほしいと思います。
4月8日(木),昨日の入学式を終えた1年次生は,今日から通常の登校日。新しい制服や上履きを身につけて,「教室へはどのように行ったらいいですか?」との質問が聞かれるのも,この時期ならではの光景です。今日はオリエンテーションや自己紹介が中心の活動でした。一方,2~6年次生は,実力テストの1日目です。春休みに努力した成果を発揮する今年度最初のテスト,後ろ姿も頼もしく,一生懸命問題に向かっていました。
4月7日(水),第14回入学式が行われました。穏やかな光が降り注ぐ中,初々しい制服姿で入場してきた160名の新入生。緊張しながらもしっかりとした態度で式に臨むことのできたその姿からは,早くも中等生としての頼もしさ,たくましさを感じました。明日からいよいよ中等生活が本格的に始まります。14回生を迎え,6年次揃った令和3年度がいよいよ動き出します!
4月6日(火),令和3年度が始まりました。毎年恒例のクラス発表,早くから多くの生徒が新しい名簿が貼り出される瞬間を待っていました。新たな教室で新たな友達との生活のスタートです。体育館では,新任式と始業式が行われました。新しい先生方との出会いも生徒たちにとっては新鮮でワクワクするものです。これからどんな一年が始まるのか,楽しみですね。
3月22日(月),令和2年度の締めくくりとして,終業式が行われました。明日から春休みになると同時に,進級のための準備期間に入ります。学校生活部長からは春休みの過ごし方について話があり,学校長からはこれまでの頑張りへの賞賛と進級に向けたエールの言葉が贈られました。続いて,3年次生の修了式が行われました。一人一人呼名され,代表生徒が修了証書を受け取った後,皆勤賞の表彰や誓いのことばが述べられました。3年次生はこれで義務教育課程が修了し,いよいよ後期課程に入ります。3年次生のみなさん,おめでとうございます。充実した後期生としての生活を送ってほしいと思います。
3月19日(金),5年次(9回生)の保護者懇談会がオンラインで実施されました。今年度実施した行事と来年度の行事計画について報告した後,2022年度の入試に向けた進路講演会が行われました。一年後に控えた受験に関する情報ですので,生徒たちもみんな真剣に聴いていました。9回生は,BYOD等,ICT機器の活用がかなり定着していて,下の写真のように,各クラスに完備される電子黒板の活用も始まっています。そんな9回生も来年度は最上級生。それぞれの夢に向かって充実した6年次生になってほしいと思います。
3月18日(木),4年次の懇談会が開催されました。プログラムは,①英語プレゼン大会の決勝,②進路講演会・年次懇談会です。①は,各クラスから選抜された代表グループがプレゼンテーション用のスライドを用いて,流暢な英語を披露しており,「さすが4年次生!」と感心させられた立派な発表でした。②の講演会では,模試の傾向と今後の対策について,懇談会では,進級を前にした総括についての話が中心でした。①と②はいずれもオンライン配信を行い,保護者の方には映像を通して参観・参加していただきました。4年次生は来月からいよいよ「発展期」の2年間に進みます。
3月11日(木),東日本大震災から10年の節目となるこの日,並木中等では,復興への祈りと平和・安全の尊さを思い,全校生徒・職員による黙とうを行いました。14:40に6校時がスタートして間もなく,広島・京都平和学習の代替として,11月に東北地方の被災地を訪問し,震災と復興について学んできた3年次生の代表からのメッセージが全校に流れました。ここでは,当時はまだ幼く,おぼろげな経験であった震災への記憶を決して風化させず,これからの世代を担う自分たちが考え続けていこうという強い思いが伝えられました。メッセージを伝え終えると,時刻は14:46。地震が発生したこの時刻に黙とうを捧げました。この日はあくまで節目であって,復興・平和への祈念はこれからもずっと大切なテーマです。10年は何かのゴールではなく,大切な思いを新たにするためのスタートとも言えるのではないでしょうか。
3月11日(木),本日は3年次生の保護者懇談会が行われました。前期課程を間もなく修了する3年次生にとって,この時期は後期課程進級の準備期間。そこで,懇談会も,本校職員による進路に関する講演会やニュージーランド語学研修,後期課程の授業についての話題が中心でした。保護者の方々も,新たなステージに進もうとするお子様を思い,真剣に聴かれていました。3年次生のみなさんには,残りわずかとなった前期課程生としての時間を噛みしめて過ごし,後期課程への階段を堂々と上がってほしいと思います。
3月10日(水),本日は2年次の授業参観日。午前中の時間であればどの時間でも参観できるようにすることで,密集への配慮を行い,実施しました。本年度初めての授業参観でもあったこの日は,参観したい授業に合わせて多くの保護者の方にご参観いただきました。生徒たちの学習の様子を“直接”見ていただく機会は,まだまだ“以前のように”とはいきません。しかし,リモートであったり,参観していただく時間帯を長く設定したりしながら,工夫して学校での生活の様子をお伝えできればと思っています。
3月5日(金),4年次生を対象としたSSH出前授業が行われました。タイトルは,「西之島の不毛の大地に、いつか花咲き鳥が舞う」。鳥類について研究され,2013年に噴火した西之島の調査チームの一員でもあった川上先生をお招きし,火山の噴火と水鳥の繁殖を例に,地球規模で火山活動を捉えたお話をしていただきました。授業で習ったこととは異なる視点から見た島の変化や教科書には載っていない事実など、興味深い内容がたくさんあり、生徒たちは生物や自然の力に感動していました。4年次からは,「自分も研究職に興味があるので、悲劇や失敗と思えることもチャンスと捉えていこうと思った。」,「西之島にロマンを感じた。西之島に行き調査を行ってみたい。」などの感想が聞かれ,充実した出前授業となりました。
3月4日(木),各年次に先駆けて,1年次の年度末懇談会が行われました。1年次は,①授業参観,②懇談会,③講演会,というプログラムで,①は収録された動画を,②③はライブ中継の動画を配信するかたちで実施し,視聴された保護者の方からは講師の先生にインターネットのアンケート機能を使って質問できるという手法をとりました。講演会では,日本親子コーチング協会の黒木教子先生から,「言葉の力で,子どもの未来を応援しよう!」をテーマに,言葉がもつ力で子どもを勇気づけようというお話をしていただきました。子育てにすぐに役立つヒントが満載の有意義な講演会でした。
3月1日(月),並木中等教育学校としては8回目となる卒業証書授与式が挙行されました。コロナ禍を考慮し,参列者数の制限やマスク着用の上での実施となりましたが,卒業生の作法も大変立派で,厳粛な中にも感動的な式となりました。在校生代表の送辞では,先輩としての8回生の活躍を讃え,卒業生代表の答辞では,これまでの中等生活をつぶさに振り返り,学び舎で刻んだ思い出を胸に,堂々と巣立っていくことの喜びと覚悟を語っていました。中等を羽ばたいていく8回生の活躍を心から祈っています。8回生のみなさん,ご卒業おめでとうございます!
2月25日(木),ICT活用に関する学校訪問があり,2年次の理科の授業を参観しました。理科の電気の授業を,静電気を中心とした教材を使って学習していました。教師も生徒もChromebookを使用して学習しているのですが,2年次生のすごい所は,それがかしこまった形式でなく,ノートに替わるものとして,文字通り「活用」しているという点です。データ化されたプリントに答えたり,実験の結果を静止画や動画で撮影し,それをグループメンバーに共有したり,さらには,自分の考えを教師に送信したりと,1時間の様々な場面で駆使していました。もちろん,ペーパーのワークシートの問題を筆記で解くという活動もしっかり入っています。デジタルとアナログを見事に使い分け,それぞれのよさを生かしている姿がとても印象的でした。
2月22日(月)の6校時,3年次を対象とした理科出前授業が,総合実践室で行われました。国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構の高原学先生をお迎えし,「ゲノム編集技術等先端技術にかかわる動向について」をテーマに,遺伝子研究が我々が生きる社会やこれからの未来にどのような影響を及ぼすかについて講義をしていただきました。先生がこれまで行ってきた研究に加え,遺伝子研究のもつ可能性を,具体例をたくさん挙げて説明していただいたことで,生徒たちも関心をもって聴いていました。研究がよりよい未来を築くためにあることを改めて実感させられた有意義な出前授業でした。
2月19日(金),現在並木中等では,来年度に向けた生徒たちの個人写真撮影が行われています。この時期の生徒たちの1年は大きく変化します。心の成長もありますが,身体も大きくなり,表情も大人っぽく,凜々しくなってきます。毎年撮影していくと,その変化もはっきり分かるので,中高生の時期というのは「日に日に成長していく」という言葉通りであることを実感します。個人写真は自分を証明するためだけではなく,生徒たちの成長の歩みを切り取り,残していくものであるとも言えます。今週は前期課程が中心で,来週は後期課程の生徒の撮影を予定しています。
2月18日(木),全年次で定期テストⅤが始まりました。本年度最後のテストとなります。後期課程(4,5年次生)は16日から,3年次生は17日からすでに始まっており,どの年次も一生懸命取り組んでいる姿が見られています。真剣にテストと向き合う姿勢からは,それぞれの年次の成長を感じます。今回は5教科に加えて,技能教科の試験にも臨んでいます。どの年次も最後まで全力を出して頑張ってもらいたいと思います。
2月12(金)3,4時間目に「SSHコミュニケーション・スキルアップ・トレーニング(CSトレーニング)」が1年次国語の授業で実施されました。講師はつくば市在住で司会者,役者として活躍されている桒田由季子さんにお願いしました。講座名は「演劇的手法を使った読解授業~「なってみる」ことで物語の世界を体験しよう~」で,1年次国語の教科書に掲載されている「少年の日の思い出(ヘルマン・ヘッセ作)」を題材に授業を展開しました。物語文の登場人物の言動を実際に演技をすることで追体験し,「深い読み取り」を学びました。即興演技(エチュード)を通して感じたことから,最後に自分でオリジナルエンディングを創作しました。みんな登場人物になりきって演技し,楽しく物語文を学んでいました。
2月8日(月),国際会議場にてSSH成果報告会が開催されました。前年度実施予定だった8回生による発表会から半年,今年度のメインとなる9回生の発表も大変見応えがありました。中等生の素晴らしい所は,発表の仕方が堂々としていることと,構成が見事であること。真剣に伝える所,思わずクスッと笑ってしまう所,そうしたメリハリのきいた発表が多く,参加した3,4年次生にも勉強になったことと思います。並木中等生は1年次生のうちから,ミニ課題探究とその発表を行っています。こうした学習と経験の積み重ねが今回のようなしっかりとした準備と発表につながっているのだと感じています。9回生のみなさん,おつかれさまでした。
2月3日(水),総合実践室で1年次のビブリオバトルが実施されました。これは,自分の好きな本についてその見どころや魅力を発表し,聴き手からどれだけの支持が得られたかを競うもの。各クラスでのバトルを勝ち抜いた生徒が,クラス代表として年次全体の前で発表し,年次のチャンプ本を決定するのが今回でした。どの生徒もさすがクラス大会を勝ち抜いてきただけあって,聴き手に関心をもたせるのがとても上手でした。ビブリオバトルは単なる勝負の場ではなく,本のよさ,面白さを伝えるよい機会にもなっています。生徒たちからの紹介と感想を通して,本の魅力を改めて感じさせられたビブリオバトルでした。
1月29日(金),1年次の授業を参観してみました。先日貸与されたChrome book を用いて,総合的な学習の時間で行ってきた「ミニ課題探究」のまとめを進めていました。1年次ではクラスを解体してグループを作り,プレゼンテーションソフトを使ってまとめていましたが,さすがは現代の中学生。あっという間に使いこなしている様子で,話し合いをしながら,どんどんスライドを作成していました。ICT機器を様々な学習に生かしていくことは,今後の教育で重視されていることです。これからも折に触れて,活用を図っていきたいと思います。
1月25日(月),「中学生の『税についての作文』」で国税庁長官賞を受賞した2年次の野末さんが,土浦税務署の「1日税務署長」を務めました。署長訓示,模擬決裁等,普段はなかなか目にすることのできない税務署長の仕事を体験することができ,大変貴重な機会となりました。特に,署長訓示では,作文の朗読を行いました。土浦税務署の職員の方々を前に,非常に緊張感がありましたが,自分の税に対する思いや考えを,堂々と発表していました。また,今回は茨城新聞社の方に取材もしていただき,新聞にもその様子が掲載される予定です。
1月20日(水)の課題探究は,4年次生がメインとなり,仮テーマに基づいて作成した最終報告書を5年次生の前で発表する活動を行いました。発表と言っても,4年次生が探究を進めている中で沸き上がってきた疑問点や不明点,悩みなどを伝えることで,先輩からアドバイスをもらうという意味も含まれています。先月,校内での発表会を終えた5年次生としては,昨年度の今頃の自分を思い出しながら,後輩たちに生きたアドバイスができるよい機会です。お互いの頑張り,お互いの成果を交換し合った有意義な課題探究の時間となりました。
1月13日(水),共通テストについての説明会が実践室で行われました。会場には,かつて8回生の年次を担当した元職員もリモートで参加し,受験生を激励しました。生徒たちが笑顔で画面を見つめている様子からは,多くの人に見守られていることに感謝する気持ちが感じられました。年次主任からの説明をしっかりと聴き,いよいよ当日に向けての準備が整った8回生。体調を万全にして臨み,これまでの力を存分に発揮してほしいと思います。
12月23日(水),冬休み前の全校集会が行われました。5年次生のみが実践室に集まり,その他の年次は配信の動画を視聴することで集会に参加しました。集会前に行われた表彰式と壮行会では,並木中等生の輝かしい活躍を称え,続く壮行会では,この後開催される上位大会に出場する中等生にエールを送りました。集会では,冬休みを迎えるにあたって,学校長と生徒指導部長から話がありました。学校長からは,今後の教育の動向と中等生に期待することについて,生徒指導部長からは,交通安全と「品位」をもった言動への心がけてについて,それぞれ生徒たちに呼びかけました。今年も残りわずか。健康・安全に留意し,冬休みを有意義に過ごしてほしいと願っています。
12月17日(木),5年次生による探究活動の成果発表会が全校挙げて実施されました。1~4年次生全員が,先輩のまとめたポスターやスライドの発表を聴きます。各教室だけでなく,総合実践室や昇降口等を使い,まさに学校全体を会場として行われました。5年次生の発表は設定されたテーマがオリジナリティーにあふれ,思考の過程も納得させられるものばかり。力作を目の当たりにして,後輩たちにもよいお手本となったのではないでしょうか。ただ聴くだけでなく,感想を書いたり質問を投げかけたりする時間がとれたことも,全員にとってよい刺激になったことと思います。生徒たちの探究活動の素晴らしさは,こうした縦割りの活動によっても育まれています。
12月15日(火),本日から,並木中等にアメリカ合衆国(ミネソタ州)からサンディ・ウィンさんを迎えました。本来なら全世界のAFS協会から日本派遣の交換留学生は全員4月から来日予定でしたが,新型コロナウィルスの影響で来日が延期になり,正式に11月末に来日・空港で陰性を確認後,空港近くのホテルでAFS日本協会による2週間隔離を終え,12月12日に全国の受け入れ支部にそれぞれ派遣されました。今日からサンディさんは4年C組で並木中等での留学生活をスタートさせました。生徒たちは留学生を迎えるにあたり,学校生活がスムーズに送れるよう英語でマニュアルを作ったり,ウェルカムボードを書いたりと大歓迎。サンディさんも日本語で上手に挨拶をし,クラス代表が英語で歓迎スピーチも行いました。コロナ禍で国際教育が例年通りとはいかないのですが,お互いの実になる異文化交流を行い,国際感覚を磨いてほしいと思います。
12月11日(金),総合実践室で,「税に関する作文」の表彰式が行われました。今年度は,並木中等として最も多数の入選者となり,8名の生徒が表彰式に臨みました。また,長年の作文の応募と入選が認められ,学校に感謝状が贈呈されました。表彰式では呼名をされるとみんなしっかりと返事をして賞状を受け取る等,態度も大変立派でした。特に,国税庁長官賞を受賞した2年次の野末さんは,この後,一日税務署長を務める予定となっています。8名の生徒のみなさんはもちろん,これまで多くの先輩たちが作文を書き,応募してきた賜(たまもの)と言える今回の受賞,並木中等教育学校全体の栄誉です。
12月10日(木)に1年次,11日(金)に4年次を対象として,薬物乱用防止教室が実施されました。薬物の概要から具体例,乱用の危険に陥るまでのメカニズムについて詳しくお話ししていただき,薬物から身を守る方法についてもアドバイスをいただきました。上の写真は1年次生に提示されたスライド,下の写真は4年次生が講話を聴いている様子です。薬物は,生徒たちには縁遠いものですが,これから生きていく上で,危険はすぐ身近なところに潜んでいる場合があります。そんな時こそ,誘惑に負けず,毅然とした態度でそれらから遠ざかる意志と勇気が大切であることを,生徒たちは学んだことと思います。このような講話は聴き過ぎるということはありません。何度も繰り返し学ぶ中から,乱用防止の大切さを常に意識し続けていってほしいと思います。
12月6日(日),弦楽アンサンブル部が総合実践室でクリスマスコンサートを行いました。感染対策を万全に行うなど,例年とは違う手続きもありましたが,演奏が始まると,生徒たちが心を込めて練習してきた様々な調べが会場に心地よく響き渡りました。バックナンバーなどのJポップをはじめ,戦場のメリークリスマスなどの映画音楽,クラシックのスタンダード曲,クリスマスソングなど約1時間にわたる演奏を保護者の方たちと一緒に楽しむことができました。コンサートに向けての練習はもとより,曲の紹介,会場の飾りつけ,一人一人クリスマスらしいアクセサリーを施すなど,演出も5年次生が中心となって長い期間計画を練ってきました。生徒たちの手作り感があふれて,温かい雰囲気の中,全員笑顔でやり遂げることができました。心を合わせて頑張ってくれた部員たち,参観いただいた保護者の皆様,ありがとうございました。
12月4日(金),総合実践室で理科の出前授業が実施されました。これは,2年次の理科で学習する「動物のなかま」「生物の進化」のまとめとして行われたものです。講師として,国立研究開発法人森林総合研究所の川上先生をお迎えし,「鳥はどうして飛ぶのか,飛べるのか」をテーマとした講演をしていただきました。川上先生は,身近な鳥のふしぎを挙げながら,進化のプロセスと特色という専門的な内容をとても分かりやすくお話ししてくださいました。2年次の生徒たちもみんな真剣に聞き入っていて,2分野のまとめとして,とてもためになったことと思います。
11月26日(木)朝,さわやかマナーアップキャンペーンの一環として,生活委員会を中心としたあいさつ運動が実施されました。PTAの方々にもご協力いただき,元気よく挨拶を交わして,さわやかな一日の始まりを迎えようとする主旨で毎年行われている行事です。この日は,正門前,通用門前,駐輪場前などで,キャンペーンののぼりを掲げた後期生の生活委員が,登校する本校生徒に挨拶をする場面が見られました。また,昇降口の内外では,前期生が元気よく挨拶を交わしており,笑顔で実施している姿が印象的でした。挨拶は人と人とをつなげる“架け橋”となるものです。今回の運動が単なるキャンペーンではなく,挨拶の大切さを知り,継続していくきっかけになればと思います。
11月23日(月・祝),「SSH哲学カフェ~哲学の先生と語ろう!とっても自由な対話の時間~」がオンラインで行われました。ファシリテーターは筑波大学人文社会系の五十嵐沙千子先生に務めていただきました。「みんなが夢中になれる授業とは」について哲学的に対話しましたが,どんどん対話が深まり,教育の本質にまで対話が到達しました。1年次生から5年次生までの希望者が集まり,自分の考えを本音で語り合う中で,スッキリやモヤモヤを繰り返しながら,“正解のない問い”にみんなで向き合いました。3時間があっという間に感じてしまうくらい,楽しい対話の時間になりました。
11月18日(水),15日(日)に出発した修学旅行から5年次生が帰ってきました。今回は,アジアへの渡航が叶わなかったため,舞台を国内に移して行った3泊4日の旅行でした。1日目は鎌倉・江ノ島へ。天気にも恵まれ,さわやかな初日となりました。2日目は箱根を訪れ,美術館を見学したり,河口湖で自然体験を行ったりしました。3日目の富士急ハイランドでは,思い切りアトラクションを楽しみ,最終日は軽井沢でバーベキューなどをして締めくくりました。今回は,生徒たちが企画して実現できた旅行であったとのこと。海外へ行けなかった分,国内の魅力を再発見するとともに,中等生としての最後の宿泊を伴う行事を満喫できたことと思います。
11月16日(月)~18日(水),2年次生が福島県のブリティッシュヒルズで国内語学研修を行ってきました。イギリス風の建築物や調度品に囲まれ,国内でありながら本格的なイギリスの雰囲気を肌で感じてきた2年次生。本場の英語に触れたり,イギリス風の生活体験をしたりと,貴重な学習と体験の機会を満喫してきました。ブルティッシュヒルズでの英語学習は,ハイレベルでありながらもアットホームな雰囲気があります。2年次生にとっては,楽しみながら英語を学べたのではないでしょうか。また,こうした活動を通して,クラスメイトやグループのメンバーとの絆を深めることができたことが,今回の宿泊学習の大きな収穫であったことと思います。2年次生としてのよい思い出となりました。
11月17日(火),2泊3日の東北震災学習を終えて,3年次生が戻ってきました。1日目は,松島,瑞巌寺などをめぐり,自然や歴史の壮大さに触れました。2日目は,被災した防災庁舎のある地域を整備した「震災復興祈念公園」を訪れ,語り部の方のお話とあわせて,被災地の現実とそこに住む方々の思いに触れる貴重な体験をしました。3日目は中尊寺を訪れ,まばゆい金色堂を見ながら,奥州藤原氏の栄華をしのびつつ,歴史の重みを味わうことができました。当初訪れる予定であった「広島・京都」を,それぞれ,平和の大切さを知る機会を原爆体験から震災体験へ,歴史と伝統を守っていくことの大切さを知る機会を京都から奥州へ移して学んだ今回の旅行は,3年次生にとって,深く刻まれた思い出の一つになったにちがいありません。
昨日に続いて,本日は2年次生が福島にある語学研修施設「ブリティッシュヒルズ」に出発する日です。8時にバスに乗り込み,元気よく中等を出発していきました。そのバスに続くように,さらに4台のバスが中等に到着。今日は4年次生のWR代替行事となる「筑波山登山」が行われる日でもありました。どちらも,校外へ向かうには最高の日和。秋晴れの空の下,2年次生と4年次生も,楽しい時間を過ごすことができると思います。2年次生の宿泊学習は18日まで続きます。
11月15日(日),2つの年次が県外へと出発しました。5年次生は,神奈川-東海地方を中心とした留学旅行,3年次生は,宮城・岩手方面への震災と歴史遺産に関する学習です。朝7時,中等の駐車場にはすでに多くの5年次生が集合し,バスが出発するのを心待ちにしていた様子でした。3年次生を見送りに8時に土浦駅へ向かうと,コンコースにたくさんの生徒たちが待機していました。こちらも,みんなワクワクしている様子で,「」早く特急に乗って出発したい!」という気持ちが伝わってきました。5年次生は18日,3年次生は17日までの行程です。ぜひ,楽しい思い出をたくさんつくってきてほしいと思います。
本校はNZ北島に3校の姉妹校があります。その一つであるAwatapu Collegeに今年1月末から姉妹校留学をしている4年次の岩木さんが,無事現地での1学年の課程を終えるとともに,「英語・日本語・音楽・科学・数学」の5教科において「成績優秀者」として表彰されるという朗報が届きました。異国でのコロナによるロックダウンを乗り越え,英語の習得・慣れない異国での生活と苦労が絶えない中,「成績優秀者」に選ばれたことは大変素晴らしいことです。表彰式では岩木さんが「さくらさくら」をピアノとフルート用に編曲した曲を現地のクラスメートと披露する栄誉も受けたそうです。現地で国際感覚をさらに磨き,日本を代表するグローバルリーダーとしてさらなる活躍を期待しています。受賞,おめでとうございます!!
11月12日(木),昇降口前にたくさんの旅行バッグがならんでいました。これは,3年次生が15日(日)から出発する東北方面への宿泊学習に向けて,荷物を先に届けるためのものです。生徒たちは,来たるべき2泊3日の宿泊に思いをはせ,バッグを運ぶ姿がとてもうれしそうでした。東北では,東日本大震災の経験を通して学んだり,中尊寺や毛越寺などの文化遺産に触れたりする活動を行ってくるとのこと。楽しい思い出をつくってきてほしいと思います。
11月8日(日),SSH講座「みんなで対話しよう!ウィズコロナ時代の世の中を情報技術(GIS)やサイエンスで幸せにするには」が行われました。講師は国立環境研究所の亀山先生,佐藤先生,筑波大学の森本先生,超次元空間情報技術株式会社の中村先生,株式会社ESRIジャパンの鈴木先生,齋藤先生にお願いしました。前半は先生方が仕事のどのような場面でGIS(地理情報システム)を活用しているかをお話していただきました。また鈴木先生に「コロナウイルスとGIS」というテーマで,コロナウイルス対策として世界でどのようにGISが活用されたいるのかを具体例を交えてお話いただきました。後半は「将来の不安や日本や世界の課題」を各自挙げてもらい,その中から話したいテーマについてグループでディスカッションしました。世界を幸せにするためには情報技術がとても重要な役割をすることを学ぶことができた有意義な時間になりました。
11月6日(金),1年時生による「筑波山登山」が行われました。女体山までの道のりは決して平坦ではありませんでしたが,踏みしめる地面も気温もベストコンディション。みんなで力を合わせて元気よく頂上めざして登っていくことができました。また,御幸ヶ原や筑波山神社での休憩タイムでは,疲れなど忘れたかのように,大いにはしゃぎ,楽しむ姿が印象的でした。1年次生にとっては,これが中等生になって初めての校外行事です。喜びもひとしおであったことと思います。貴重な1日を存分に楽しみ,思い出を作った1年次生でした。
10月31日(土),茨城県高等学校秋季将棋大会が,水戸市にある県立青少年会館で行われました。この大会は,12月に行われる関東大会,1月に行われる全国大会の県予選という位置付けです。ここで,囲碁の大会(9月19日のブログ記事参照)でも優勝を果たした,5年次の青柳さんが5連勝を成し遂げ,見事1位に輝きました。今年度はコロナ禍の影響で大会が開催されるかどうかも懸念されましたが,無事実施することができ,そこで並木中等生が存分に力を発揮できたこと,素晴らしいと思います。上位大会でのさらなる活躍を期待しています。おめでとう!
10月28日(水),2年次生が「いばらきっ子郷土検定」を行いました。これは,毎年中学2年生にあたる県内の生徒が実施しているもので,茨城県の魅力や特色を多くの子どもたちに知ってもらおうと始まった検定です。問題は全部で50問。県問題と市町村問題からなり,歴史や名所・旧蹟,時事問題に至るまで,郷土の魅力がたくさん発見できる検定となっています。検定を終えた2年次生の手応えは様々ですが,各市町村から1校が選出され,県大会にもつながるこの郷土検定,後日発表される結果がとても楽しみです。
第64回学生科学賞県審査の結果,本校前期生が多くの賞を受賞しました。中でも,ベスト3となる県知事賞,県議会議長賞,県教育長賞を本校3年次生が独占!並木中等における科学研究の成果に金字塔を打ち立てました。ニホンヤモリの研究で県知事賞を受賞した大久保さんは2年連続の快挙。「ニホンヤモリにとってのストレスの定義付けが難しかったが,受賞できてうれしい。」とコメントしていました。ハカラメの発芽のメカニズムを研究した県議会議長賞の服部さんは,「昨年度のリベンジが叶った。数値の矛盾の解消に悩んだが,成果が出せてよかった。」と語ってくれました。エチレンが引き起こす植物の利益・不利益を研究し,県教育長賞を受賞した山川さんは,「休校中の実験には苦労した。今後は抗菌作用のメカニズムも解明していきたい。」とさらなる意欲を燃やしていました。この後,科学研究部の3年次生と話したところ,いずれも「後期生になっても続けていきたい研究がある」と意欲あるコメントをしていました。主体的な態度は研究の基礎となる大切な資質です。これからも,自分のやりたい研究,関心の高い研究にどんどん取り組んでいってほしいと思います。受賞したみなさん,おめでとうございました!
10月23日(金),18日に続いて,並木中等の授業を公開しました。今回は,教育に携わっている方を対象に学校を開き,授業を参観していただきました。先生方は,公開された計15の授業を真剣な目で見,生徒や教師の言葉に耳を傾けていました。上の写真は国語の漢文の読み方について,5年次生が3年次生に教えるTO学習の様子。下の写真は4年次生の英語の授業です。どちらも,生徒が主体的に考え,表現することをねらったアクティブ・ラーニング。参観された先生方にとっても,並木中等の授業は参考になったことと思います。多くの先生方が,並木中等の生徒たちの姿に触れて,「参加してよかった」という感想をもたれていました。生徒たちの学びに向かう姿勢の素晴らしさを実感した一週間でした。
10月21日(水),6校時に避難訓練を行いました。化学室から火災が発生したことを想定し,グラウンドに避難しました。感染症対策のため,学校長講評はグラウンドではなく,教室に戻って放送によって行いました。学校長からは,火災の際には,(1)カーテンを開けること,(2)窓を閉めること,(3)自分の命を守るためにも「ハンカチ」を携帯すること,についての話がありました。また,避難訓練の担当教員からは,消火器や救助袋の場所の在処について伝達しました。避難訓練は,“いざという時に動けるか”どうかが大切。定期的に訓練することで,万が一への意識と行動力を身につけることができます。今後もこうした訓練の機会を大切にしていきたいと思います。
10月18日(日),本年度の学校公開を行いました。例年は多くの方々にお越しいただくのですが,今回は小学校4,5年生を対象に,事前に申し込まれた方への公開となりました。最初は体育館で本校の特色や進路指導について説明し,本校のあらましを知っていただきました。その後は,授業公開ということで,1~5年次の授業を参観していただきました。また,学校の施設や掲示物等,並木中等の具体的な様子にも触れていただきました。多くの方から,「並木中等の様子を直接見ることができてよかった」という感想をいただき,短い時間でしたが,実りある公開日となりました。
10月16(金),5,6時間目に本校で「SSHつくば市との社会問題ミーティング」を開催しました。3年次のミニ課題探究で「地域の社会問題を考える」をテーマにグループ探究をしているので,その一環として行いました。講師はつくば市役所政策イノベーション部部長の森祐介先生で,5時間目はつくば市の現在の課題や将来構想について講演をしていただきました。6時間目は地域の課題と解決策を考えるグループワークを行い,最後に森先生への質問タイムを実施しました。街灯の少なさや道路の舗装,学校給食についてなどたくさんの質問が出ましたが,森先生がつくば市の政策を分かりやすく説明して下さったので,地方行政と市民としてどのように自分たちのまちを幸せにしていけるかについて深く学び考える機会となりました。
10月14日(水),筑波大学附属病院とオンラインで結び,「附属病院見学会」が行われました。水曜7時間目の「課題探究」の時間に,本校のゼミの中の一つである医学ゼミの生徒57名(3~5年次)が参加し,臨場感あふれる中で学習をしました。講師は,消化器内科,心臓血管外科,小児科の先生,それに,救急部から救急・集中治療科の先生に務めていただきました。医療現場の最前線の様子や最近の研究等について学ぶことのできた有意義な時間となったことが,生徒の感想からも分かります。
10月12日(月),あるクラスの社会の授業をのぞいてみると,クラスの生徒全員がノートパソコンに向かっていました。これは,今年度後半から貸与されたChrome Bookというもので,最初に中等に送られてきた160台を,先行して前期生が使用しています。写真は,パソコンを使って教室で社会科の歴史新聞をまとめている風景。色やレイアウトを自在に工夫しながら,楽しい見出しの新聞を作成していました。このパソコンは,これまでのタブレットと違い,一台ずつ生徒に預けていて,持ち帰りもできます。今後,順次貸与され,ゆくゆくは一人一台ずつ持つことができる予定です。自分専用のパソコンによる新しい学習スタイルを早速自分のものにしている中等生です。
10月8日(木)2時間目,6年次生向けに本校石本教諭による「主権者講話」が実施されました。18歳になると選挙権があるということで選挙にまつわるQ&Aに始まり,アメリカでの子どもたちに対する政治に関心をもたせるために実施している,環境や時事の問題を考えることで,「主権者とは何か」という本質的なことを話し合う時間となりました。生徒たちは,「主権者とは他人の意見に流されずに自分の意見を表明するだけでなく,考えて意見を表明することの大切さを伝えられる人のこと。」「主権者だからと言って,考えのない主張をして相手の意図を汲まずに非難だけをするのはいけない。自分も学ぶ努力をしていくべき。」など,選挙だけを意識するのではなく,日頃から問題意識をもち,どうしたらよいのかを建設的に考えることの大切さを実感する感想がみられました。
10月5日(月),いよいよ今週末がウォークラリーというこの日,1年次生が2時間通しの校外歩行練習を実施しました。1年次生はこれまで1時間の練習は行ってきましたが,2時間通しというのは初めて。1時間では行けない所まで,当日と同じ重さを想定したリュックを背負って歩きました。かなり疲れたとは思いますが,みんなとても頑張って歩いていたとのこと。週末にこの練習の成果がいよいよ発揮されます。練習はもう少し続きます。どの年次にも頑張って踏破してほしいと思います。
10月2日(金),本校4,5年次生を対象に,大学出前授業が行われました。外国語学,宇宙工学,医学等,11分野の専門の先生による講義に参加できる貴重な機会です。担当の先生には,直接授業をしたり,ZOOMによるリアルタイム授業を展開したりと,様々な方法で生徒たちに関心の高い内容について分かりやすく講義をしていただきました。生徒たちも一生懸命メモをとり,真剣な態度で臨んでいました。お話の中には,自分の進路に関係のある内容もあったのではないでしょうか。今回の体験を,自身の進路選択にも生かしていってほしいと思います。
10月1日(木),つくば市の新人戦が各会場で行われ,卓球,バスケットボール,サッカー,野球,ハンドボールの各部が出場しました(バレーと剣道は2日から)。コロナ禍で十分な練習や試合ができない中,自分の今出せる力を最大限発揮しようと,一生懸命試合に向き合っていた姿が印象的でした。1,2年生が主体となってから初めての公式試合であるこの新人戦の経験を,これからの部活動に生かしていってほしいと思います。市の新人戦は10月3日まで続きます。
9月30日(水),前期の終業式が行われました。式に先立って,前期に活躍した生徒への表彰式を行いました。コロナ禍で面と向かっての試合やコンクールができにくい中でも,多くの生徒が様々な分野で力を発揮しました。今回の表彰もその現れです。おめでとうございます。終業式では,学校長より,人とのコミュニケーションに大切なのは,「聞く」ではなく,「聴く」ことという話がありました。大切なのは,相手の話を聴こうとする気持ちであり,耳を傾けることのできる器の大きな人になってほしいと呼びかけました。それは,感染症が未だ収束せず,先の見通せない不安や不満が表出しかねない時期だからこそ,人に思いやりをもって接することが相手にパワーを与えることになるというメッセージでもありました。このメッセージを後期の学校生活に生かしていってほしいと思います。
9月18日(金),スポーツデイが無事閉幕しました。この日は天気にも恵まれ,5,6年次生のリレーから各年次ごとの種目,そして,リレーの決勝と,すべてのプログラムを行うことができました。どの年次もさわやかな汗をかき,楽しく,そして真剣にスポーツと向き合っていました。最後には5年次生の代表から6年次生にニュージーランドの民族舞踊である「ハカ」を取り入れた熱いエールが送られ,6年次生もそれに応える一幕もあって,並木中等が一つになってそれを見守っていました。この日を通して見られた,団結力・協力の精神・応援,そして結果に泣いたり,笑ったりする姿に触れると,やはり“行事は生徒を大きく成長させる”ということを実感します。生徒たちの頼もしくも素直な表情が印象的なスポーツデイでした。
9月11日のスポーツデイは,開会式から1~4年次の1100mリレーを終えた時点で,降雨のため,18日への延期を決定しました。学校長からの激励のことばや,5年次生代表による選手宣誓,その後の準備体操を経て,リレーがスタートしました。1,2年次生の部,3,4年次生の部に分かれて競ったリレーは,どの試合も白熱したもので,応援する生徒たちも目の前の光景に釘付けでした。延期となった18日は,5・6年次生のリレーからスタートし,各年次の種目も行われる予定です。
9月9日(水),スポーツデイの練習が白熱する中,今回は2年次生の練習風景を見せてもらいました。体育館では,1年次生も練習していた「8の字跳び」が行われていましたが,さすが昨年度経験しているだけあって,元気よくかけ声をかけながら,かなり早いペースで跳んでいました。また,グラウンドではリレーの選手たちがバトンパスの練習をしており,タイミングを合わせることに余念がありませんでした。1年次生もきっとこうした先輩たちの姿を見て,追いつけ追い越せの気持ちで練習に励んでいくのだと思います。スポーツデイが切磋琢磨の精神で行われ,思い出深い行事になりますように。
9月8日(火),「SSH哲学カフェ(第1回)とっても自由な対話の時間」が行われました。ファシリテーターは本校国語科の津田美也子教諭が務めました。「オープンスペーステクノロジー」とよばれるファシリテーションの手法を用いて,小グループに分かれて自分の深堀りしたいテーマ(「本当の自分とは何か?」,「何のために人は生きるのか?」など)を哲学的に対話しました。1年次生から5年次生までの希望者が集まり,自分の考えを本音で語り合う中で,スッキリやモヤモヤを繰り返しながら,正解のない問いにみんなで向き合いました。あっという間に2時間が過ぎてしまう,楽しい対話の時間になりました。
8月に行われた「第10回牧水・短歌甲子園」で,本校の文芸部が入賞を果たしました。これは宮崎県で行われている全国大会で,予選で35チームが応募し,本戦に出場した12チームの中から3位入賞を果たしたのが,並木中等チームでした。上の画像は,入賞チーム3人の「自由題」の歌です。3人からは,「個人で歌をつくりながらも,互いに詠み合い,話し合ってよりよい歌を完成させることができた」というコメントがありました。今回の入賞は,個人のセンスとチームの協力あって成し遂げられた成果と言ってよいでしょう。チームの一員で5年次生の赤津さんの歌には,「俵万智賞」が贈られ,直筆のコメントも添えられていました。文芸部のみなさん,おめでとうございます!
9月5日(土),SSHサイエンスカフェ(第2回)「AIをもっと知りたい!」が行われました。講師は株式会社エイシング代表取締役CEOでAIアルゴリズムの開発を行っている出澤純一先生です。今回は東京の出澤先生と並木中等,そして参加生徒の自宅をZoomでつないだオンラインで実施しました。前半は出澤先生から「AIとは何か(機械学習とディープラーニングの違い)」,「現在のAIには何ができるのか」,「10年後にAIは何ができるようになるのか」,「出澤先生の会社でのAI活用(エッジAIの技術)」について話を聞きました。後半は質問コーナーとし,AIの疑問を出澤先生にどんどん質問して盛り上がりました。ちょっと難しいAIの話をとても分かりやすく説明していただき,AIについてもっと知りたくなる楽しい講座になりました。
9月4日(金),定期テストが終わり,並木中等では翌週に開催されるスポーツデイに向けての準備が少しずつ始まっています。写真は,初めてのスポーツデイとなる1年次生の練習風景。「8の字跳び」を各クラスごとに練習していました。かけ声をかけ,タイミングを合わせながら一生懸命跳んでいる姿からは,「頑張るぞ!」という強い決意が感じられました。今年度のスポーツデイは,感染症対策に心がけながら,11日(金)に開催されます(予備日は18日)。クラスマッチ形式で行う校内行事ですので,保護者の方の参観はできません。ご了承ください。
8月30日(日),水戸市にて「2020茨城県学校吹奏楽コンテスト」が開催され,本校吹奏学部が金賞(1位)を獲得しました。今年度は,吹奏楽連盟主催のコンクールが中止となり,このコンテストはそれに代わる大会として企画されたものでした。感染症対策を十分にとりながら,吹奏学部は上の写真のように日々練習に励みました。時にはプロの演奏と聞き比べて協議したり,オリジナルの練習表を作成したりする等,工夫を加えて精力的に練習し,コンテストに臨みました。その成果が結果にも表れたものと思います。「大会開催に尽力された関係者の方々やご協力いただいた保護者の皆様等,多くの方への感謝と,演奏できる喜びを実感した大会でした。」とこれは顧問の弁。8月を締めくくるにふさわしい快挙の報となりました。
8月24日(月),国際会議場にて6年次生の課題探究の成果報告会が行われました。感染症を考慮して今日まで日延べをしてきましたので,本校にとっては念願の実施でした。本番では,ステージ発表・ポスター発表ともに,中等生の探究力と表現力が十分に発揮された素晴らしい発表会となりました。「自分の思いを作品にする」「自分の思いを分かりやすく伝える」,これらは将来に生きる大切なスキルです。こうした機会を大切にできる中等生の精神は,真剣に,そして意欲的に発表を聴いた4,5年生にもしっかりと受け継がれたはずです。後期生のみなさん,おつかれさまでした。
8月19日(水),1年次生を対象に「コミュニケーションスキルトレーニング」を実施しました(18日,21日に2クラスずつ実施)。今年度は,司会者をはじめ数々の経歴をもつ桑田由季子先生をお迎えしました。講座は,心地よい人間関係の構築をテーマに,講話と対話的活動にロールプレイを織り交ぜながら進められ,はじめは緊張していた1年次生も徐々にリラックスして活動できました。自分と違う意見の受け入れ方や,協議を通して一つのことを決することの難しさを実感しながら,自分にも相手にもきちんと向き合っていくことの大切さを学んだ有意義な時間となりました。
8月8日(土),ノバホールにて学校説明会を開催しました。今回は午前・午後ともに例年の半分の人数で参加者を募り,感染症への取り組みを最大限させていただく中での実施となりました。説明会では,本校の特色や重点的取り組みについて具体的に話をさせていただきましたが,参加者の皆さんが真剣に耳を傾けてくださっている姿が印象的でした。並木中等の魅力の一端を伝えることができたのではないかと思っています。本校のHPでは,「小学生の皆さんへ」の項目の中に,学校説明の動画を掲載しています。今回の説明会の内容に関する動画もたくさんありますので,そちらもぜひご覧ください。
8月6日(木),SSH講座第2回として,「おもしろ化学実験室」が行われました。3つのプログラムはそれぞれ,「沈まない!浮遊するシャボン玉」「あら不思議!色が変わる不思議な溶液」「クリスマスツリーに本物の雪を降らせよう!」と,生徒たちがワクワクするようなものばかり。この講座は1年次生から受講できるのが魅力で,化学室には1年次生の姿も目立ちました。目の前で起こる不思議な現象に,実験に向かう姿勢も本当にアクティブ!実験後は,どうしてこうなるのかという理由が説明され,これらの現象すべてに化学の理論が当てはまることを学びました。面白さの中に化学のしくみが詰まった本当に楽しい講座でした。
8月5日(水),4年次生が正式に自分の所属するゼミを確定し,新たな課題探究がスタートしました。ミニ課題探究を3年間にわたって実践してきた4年次生にとって,1つのテーマにおよそ2年の時間をかけてじっくりと追究していくこの課題探究は,調査力と表現力の育成にきっと役に立つ活動になると思います。探究の過程で壁にぶつかる時もあるかとは思いますが,担当の先生や先輩からのアドバイスを生かして,「これだ!」というテーマを決めていってほしいと思います。
7月27日(月)から3日間は,保護者面談期間でした。保護者の皆様には,大変お世話になりました。廊下には,保護者の皆様をお迎えするための準備を整え,消毒液の配置やソーシャルディスタンスを保っての面談場所の設定を通した感染症対策やサーキュレーター設置等の換気・暑さ対策もできる限りさせていただきました。短い時間ではありましたが,休校であった時期も含めて,お子さまの成長と努力の様子を共有させていただきました。このことを,今後の年次・学級経営に生かしてまいります。お世話になりました。
7月23日(木)からの4連休,3年次にとっては部活動前期のしめくくりとなる交流戦がつくば市の各会場で行われました。新型コロナウイルス感染症対策のため,実施できなかった総合体育大会にかわる試合です。各会場では3年次生を中心として,前期課程の生徒が熱戦を繰り広げていました。上へ進む大会ではありませんが,それを言い訳にせず,必死で相手に向き合う姿は,とても凜々しく,感動的でした。バトンを引き継いだ1,2年次生にとっても,そんな先輩の背中はきっとよい影響を与えていると思います。3年次生のみなさん,本当におつかれさまでした!(野球は,雨天が続いたため,8月に延期となっています。)
7月21日(火),待望のSSHサイエンスカフェが開かれ,多くの生徒が参加しました。1年次生の姿が多く見られたのも,サイエンスカフェが幅広い層に楽しみにされていた証です。第1回のテーマは「新型コロナウイルスとは何か!」。ウイルスの特徴を知り,湧き出た疑問を解決する中から,自分の「問い」を設定し,ディスカッションしていくという展開でした。講師として生物のゲノム解析の研究者である中嶋信美先生をお迎えし,和やかで活発な雰囲気の中でのサイエンスカフェとなりました。SSH指定校ならではのイベントは今後もどんどん企画されていきます!
7月16日(木),放課後に廊下を見てみると,上の写真のように教室前で生徒が待機している姿がありました。
*面談開始前に,本人の了解を得て撮影しています。
7月16日(木),放課後に廊下を見てみると,上の写真のように教室前で生徒が待機している姿がありました。また,教室内では担任と生徒がソーシャルディスタンスを維持して対面する光景が。それは,今週が生徒と担任が面談する「教育相談期間」であるからです。今年度は,本格的な学校再開が6月からでしたので,担任とゆっくり話す機会も少なかったことと思います。今回の面談は,悩みや迷いはもちろん,今の生徒の率直な思いや感じていることに少しでも寄り添いたい気持ちで実施しています。面談期間は来週の20日(月)まで続きます。
7月8日(水),新年度の生徒会役員を決めるための立会演説会が行われました。会場は総合実践室。今回は2年次生が実践室に入り,その他の年次は配信による視聴となりました。はじめに,副校長先生が「コロナ渦の今だからこそ,中等のため,生徒たちのためになる選挙を」と呼びかけ,その後に各応援者と立候補者による演説と進んでいきました。中等の立候補者は誰もが自分の思いを,分かりやすく工夫して話しており,いずれも中等をよりよくしていこうとする気概と熱意を感じることができました。間もなく,新しい生徒会役員の誕生です!
7月7日(火),毎年恒例のSSH講演会が行われました。国立研究開発法人物質・材料研究機構の小林隆司先生をお迎えして,先生のNHK勤務当時の番組づくりを基に,課題探究のポイントを具体的に分かりやすくお話ししてくださいました。インプット時は「受動的に貪欲に学ぶことから始めて,最後は能動的に追究すること」の大切さを,アウトプット時は,「“論理的”よりも,“視聴する人の気持ちの流れ”に沿った表現」の大切さを教えてくださったことは,生徒たちの探究活動に大いに参考になったことと思います。印象的だったのは,勉学という枠を超えて,人としての探究力を常に大切にされていたということ。結果よりも過程からどう学ぶかを意識することで,人生を豊かにする術の一端を教えていただいたような気がします。「グローバルリーダー」「トップラーナー」をめざす中等生にとって大変有意義な講演会でした。
7月3日(金),3年次が総合的な学習の時間のオリエンテーションを行いました。この日は2本立てで,一つ目は総合実践室に集まっての「広島・京都平和研修」についてのテーマ発表。生徒が主体となって準備し,進行していました。二つ目はミニ課題探究Ⅲのガイダンスとつくば市について調べる活動でした。後期課程の課題探究の前段階として,前期課程でも多彩な探究活動が行われます。今年度の各生徒たちの探究の成果が楽しみです。
6月30日(火),定期テストⅡが行われています。後期生は2日目,前期生は1日目となります。今日は,今年度初めての全年次一斉に実施されるテストとなります。どの年次もテストという響きを強く意識しており,朝から最後の復習・追い込みに余念がありません。写真のように提出物もしっかり出しています。実際に始まれば,その真剣な後ろ姿からも,一生懸命取り組もうとする強い意志が感じられます。定期テストⅡは明日まで続きます。頑張れ!中等生!
6月23日(火),交通安全教室が1年次生を対象に総合実践室で行われました。例年は,つくば警察署の交通課の方をお招きしての講話がプログラムの中に入っていますが,今年度は新型コロナウイルス感染症予防のため,本校の生徒指導部長による講話となりました。生徒指導部長は,毎朝歩道に立ち,生徒たちへの挨拶と交通安全への呼びかけを行っています。実際の目で見た生徒の様子から,よかった点と気をつけるべき点が具体的に話され,その思いは1年次生たちにもきっと響いたことでしょう。交通ルール・マナーをよく守り,これからも安全な登下校を心がけてほしいと思います。
6月22日(月),今週は先週金曜日に正式入部した1年次生を迎え,本格的に全年次による部活動が始まります。金曜日の初顔合わせでは,運動部・文化部ともに自己紹介をする等して1年次生を歓迎しました。どこの部でも,やはり全年次が集まっての活動は,活気がみなぎり,勢いを感じます。先輩は後輩を牽引し,後輩は先輩を支えて,よい雰囲気の中で活動できる部をつくっていってほしいと思います。
6月19日(金),今日は4年次生のクラス写真・個人写真撮影の日でした。先週からこうした活動も少しずつできるようになってきています。短い時間ですが,マスクを外し,ちょっぴり恥ずかしがりながらもファインダーに収まる生徒たちの表情は,みんな凜々しく素敵な表情になっていることと思います。個人とは別に撮影したクラスごとの集合写真は後日,各年次・クラスに配付されます。お楽しみに!
6月17日(水),部活動見学は昨日で終わりましたが,正式入部に向けて少しでも多くの情報を1年次生に提供しようと,各部活動で動画を撮影し,公開しています。最初の公開は先週の金曜日だったのですが,何回か見ることで部活動の新たな魅力に触れられるかも知れません。ということで,生徒会が運営する昇降口のモニターに,その時の動画を改めて流し,多くの生徒の目にとまるようにしています。正式入部日はもうすぐそこです。生徒会のみなさんも動画撮影に協力してくれた先輩たちも,みんなが1年生の入部を待っています。
6月16日(火),放課後に常置委員会があり,全校生徒がそれぞれ所属する委員会ごとに集合し,組織作りや今年度の活動方針・内容について確認しました。本来は4月早々に集まる委員会ですが,今年度は2か月が経過してようやく実現しました。上の写真は「出版委員会」で,校内に掲示する「楓林」という壁新聞を作成します。下の写真は「情報委員会」担当の先生が自己紹介や活動内容について連絡している場面です。どの委員会も学校を支える大切な役割を担っています。学校が本格的に始動してきていることを感じます。
6月15日(月),部活動見学も今週は17:30まで行われます。部活動と言えば,文化部も1年次生にとっては気になるところ。並木中等には多種多様な文化部・同好会があるからです。ですから,毎日,多くの生徒たちが校舎内でも活発に部活動見学が行われています。楽器を演奏させてもらったり,先輩たちが製作した作品を鑑賞したり,実験に参加させてもらったり…。1年次生の興味津々という表情がとても印象的です。1年次生には,続けていける部活動を“自分の意志”で決めて,中等生活をより充実したものにしてほしいと願っています。
6月12日(金),3週間にわたる教育実習が終了しました。写真は,研究授業という,実習生が実習の締めくくりとして行う授業の様子です。今年度の実習生は,1週目はオンライン授業,2週目は分散登校,3週目は本格登校と,一週ごとにちがう状況の並木中等を見てきました。各週ごとに異なる対応に迫られながらの実習は大変だったと思いますが,やる気あふれる実習生は,中等生の前向きな態度にも後押しされて,3週間を有意義なものとするため努力してきました。実習生には,ここでの経験を,これからの進路に生かしていってほしいと思います。
6月10日(水),後期生による「課題探究」が始まりました。今回は第1回目ということで,5年次生が正式テーマ決定報告書に基づいて研究の概要を発表しているところを,本格的なゼミ参加スタートとなる4年次生が,ゼミを見学する“ゼミツアー”を行いました。4年次生は,3回実施予定のゼミツアーを参考にして,自身が所属するゼミを最終決定する流れになっています。課題探究は,並木中等の探究活動のメインとなるカリキュラムです。4年次生には3年間の活動を充実したものにしてほしいと思います。
6月9日(火),今週2日目となる部活動見学に,今日も多くの1年次生が参加しました。写真はグランドやテニスコート等,屋外で活動する部の様子の一コマです。先輩たちもWELCOMEの体制で1年生を迎え,先輩たちと同じ練習メニューの仲間に加えたり,特別なコーナーを設けて体験してもらったりする等,様々な活動を工夫して取り入れていたのが印象的でした。その2では,別な会場・場所で見学している1年次生と先輩たちの様子をご紹介します。
6月8日(月),およそ3か月ぶりに学校が本格的に再開しました。いつもの光景であるはずの多くの生徒が学校にいる一コマも,今はまだ非日常的に感じてしまうから不思議です。そんな学校生活をより安全に,より前向きにスタートさせてほしいという願いを込めて,学活(LHR)前に,学校長による講話の時間を設定しました。教室(写真は4年次生)で視聴するライブ配信です。その後,各クラスで,担任や教員からの話へと移りました。今日からまた,新しい並木中等の日常が築かれようとしています。
6月5日(金),6年次による第1回東京大学志望者集会が開催され,多くの志望者が6年A組の教室に集まりました。学校長からの激励のことばや進路指導部長講話,各教科や年次主任からのアドバイスを中心に,これまでの傾向をふまえた今後の対策や心がまえについて具体的な話が出され,参加した生徒たちにも大いに参考になったと思います。学校の本格的再開を前に,各年次や個人に応じた自分の目標をもって学習や生活に臨むことはとても大切なことです。参加者の真剣な表情を見て,その重要性を改めて実感しました。
6月4日(木),生物準備室におじゃますると,何やら巨大なサーバー機のようなものが!これは,2日(火)から中等に貸し出された「電子顕微鏡」です。理科教育の支援活動を行っている株式会社日立ハイテク様より借りることができました。たいへん有り難いことです。昨年度末は,試験的に2週間お借りして多くの興味深い画像を撮影することができました。今回見せていただいた下の4分割の画像を見ても,ししとうの花粉(右上),綿毛(左下),ろ紙(右下)が細かい部分まで緻密に描き出されている等,素晴らしい技術が取り入れられています。今回の借用期間は2ヶ月。この間,授業や科学研究部の活動等で使用させていただく予定です。
6月1日(月)~5日(金)の週は,各年次で2日程度の分散登校を行っています。教室では密接を避け,20人での生活です。半日だけの短い時間ではありますが,久しぶりの授業,そして仲間の生活を心待ちにしていた生徒も多かったはずです。また,並木中等では,先週から教育実習生が来ています。下の写真は実習生の授業の様子で,一生懸命授業をし,生徒とかかわってくれています。来週からの本格的な学校再開を前に,少しずついつもの並木中等の雰囲気が戻ってきているのを感じます。
5月26日(火),この日は,1年次と4年次の登校日でした。入学以来3日目となる1年次生がこの日行っていたのは,ひと味ちがった自己紹介。紹介者が別室で話している様子を,聞き手が自分のクラスで聞くというもの。ライブ中継ですから,その人の表情や声も分かります。しかも,限られた時間の中で,一人一人の特徴が確実に伝えられるよう,“4つのキーワード”を事前に考え,それを基にした自己紹介でした。本当に工夫されていると思います。6年間を共に過ごす仲間との第一歩を,1年次生はこうして踏み出しました。
5月19日(火),年次別の分散登校日も2日目を迎えました。他年次の教室も借りて空間を密にしないよう配慮した上で,課題回収やテストを実施しています。こんな時に大切なのは,教室等を使用した後のこと。使用したら,写真のように消毒・清掃を徹底しています。生徒たちが安心して生活できる環境を整えてこそ,分散登校本来の目的が果たせるというもの。並木中等では,一人一人の心がけの重要性を伝え続けていくと共に,こうしたアフターケアの活動を率先・協力して行える雰囲気を,これからも大切にしていきたいと思います。
5月18日(月),今日は後期生の登校日でした。今回は,その中から4年次生の様子をご紹介します。後期生にとっても,本日の登校日は本年度に入って2度目。始業式に配付した書類や休校中の各教科の課題も今回はじめて提出することになります。そこで,4年次の先生方は,昇降口に書類・課題提出コーナーを設置し,確実に提出・回収できるように工夫していました。教室に入るとそれぞれがソーシャルディスタンスを保った状態でテストを受ける準備を素早く進めていた4年次生。時間までに整列・着席したその後ろ姿からは,後期生となった風格が感じられました。
5月15日(金),今週から始まった3年次のWEBでの朝の会が,各クラスごとに行われています。8:10は本来なら「朝読書」の時間。少しずつ担任・副担任の先生のもとにアクセスしてきた生徒たちは,みんなそれぞれに元気そうでした。また,先生からの声かけや連絡事項の伝達に真剣に応える姿も大変立派でした。いよいよ前期の最終学年を迎え,充実期のスタートを切った3年次生には,この困難な時期を乗り越え,学校での生活が再開した時,ここまで蓄えてきたエネルギーを存分に発揮して,前期生をリードしながら頑張っていってほしいと思います。
5月14日(木),本日で1クラスずつの1年次生5月の登校日が終了しました。入学式以来の登校であったにもかかわらず,貴重な3時間を有意義なものにしようと,学習の進め方や生活についての話に一生懸命耳を傾けていた1年次生の姿が印象的でした。それは,13回生が,「早く並木中等での生活を本格的に始めたい!」と望む気持ちの表れではないかと感じています。5月末まで休校の状態が続きますが,1年次生には,この登校日で学んだこと,感じたことを生かして,引き続き家庭での学習を進めていってほしいと思います。
5月13日(水),1年次の登校も3日目となりました。今の時期は,衛生面・環境整備が大切!並木中等では,目立つ箇所も目立たない箇所も,考えられる限りの対策に努めています。上の写真は,昇降口での健康観察。「健康状態はどうですか?」の声かけに加え,手洗い,消毒を徹底して行ってもらっています。また,下の写真は駐輪場の様子。生徒が登校してくる前に,年次職員が毎日掃き掃除をして生徒たちを迎えています。今日も明るい挨拶が交わされた並木中等でした。
5月12日(火),本日は1年次登校日2日目。昨日とは別なクラスの生徒たちが元気に登校してきました。朝,並木中等では,学校長をはじめ,多くの先生方で生徒たちを迎えています。「おはようございます」の元気な挨拶と,しっかりと頭を下げる礼儀正しさからは,“さすが並木中等生!”という自覚と誇りを感じ取ることができます。こうした朝の光景一つを取っても,生徒の姿が学校で見られることの喜びをひしひしと感じています。
5月11日(月),今週は1年次生が各クラスごとに登校する時間を設定しています。登校した1クラスを,写真のように13~4名ずつ3クラスに分散して着席させています。消毒・換気を行い,ソーシャルディスタンスを最大限に保っての学校生活。1年次生にとってはこれが入学式以来2日目となります。1か月ぶりの並木中等,まだ慣れない並木中等だとは思いますが,来たるべき登校再開日に向けて,こうした登校日の短い時間も大切にしていきたいと思います。
5月8日(金),6年次SHRの撮影場所を覗いてみました。6年次では,年次の枠を超えて多くの先生方にWEB配信によるSHRに出席してもらい,一日の時間割や生徒たちへのメッセージを伝えています。主任曰く,「すでにかなりの先生方に参加してもらいました。連絡やメッセージだけでなく,中等の知られざる場所を学校探検のように紹介することもしています。」とのこと。たくさんの人とのかかわりを実感することで,最高年次のスタートを少しでも明るく進ませていきたいという温かい思いを感じる取り組みです。
若手教員からベテラン教員まで,みんなYouTuber!(になってしまいました・・)
4月30日(木),2年次においてWEBを活用した「朝の会」が試験的にスタートしました。試験日初日にもかかわらず多くの生徒が参加し,参加者が一つのモニターに映る様子はなかなか壮観でした。主任からは,生徒たちの元気な様子を見ることができてうれしかったこと,家庭での学習を計画的に進めていくこと等の話がありました。2年次のWEBによる朝の会は,あと数回の試験運用を行い,本格的開始はGW明けの予定です。
4月22日(水)に実施された進路講演会では,浪人生活を経て大学進学を果たした2人の卒業生に来ていただきました。並木中等在学中と浪人時代の生活を振り返り,努力したことに加えて反省点についても赤裸々に語ってくれた先輩たちからは,「小さくても目標を決めること」「ルーティンを大切にすること」「志望校に足を運んでみること」等の具体的なアドバイスを聴くことができました。講演中はチャット機能を使って,卒業生からの投げかけに応えたり,卒業生に質問をしたりする活動を行うことができ,まさにライブであることを実感できる講演会となりました。
4月22日(水),5年次による進路講演会が,休校中ですがオンラインによる会として開催されました。5年次の講演会担当の先生方がICTに関する技術を駆使し,通話やチャット機能を備えたツールを使用することによって,卒業生を迎えたライブ講演会が可能となったのです。以前お伝えした授業の動画配信をはじめ,できることを実行してみることで,この時期を乗り越えていこうとする思いが強い並木中等です。講演会の内容については,その2でお伝えします。
4月17日(金),今週の職員室では,お昼に清掃の時間を取り入れています。職員室やろう下,スタディースペース等の清掃・換気を職員が行い,いつ学校が始まってもよいようにと,身近なところから環境美化に努めています。普段は,「やらなければならないこと」がどうしても目立ちますが,こうした時期だからこそ,「やった方がよりよくなること」に取り組んでみると,空気だけでなく,気分も清々しくなることを感じます。
4月15日(水),上の写真は,総合実践室の中心部です。いつもとは違う感じを受けるのも当然。仕切り板で実践室を左右2部屋に分けていて,ここは,その間の通路部分になっているからです。部屋の中では休校中に少しでも多くの授業を生徒に届けようと,配信するための動画を撮影しています。生徒のいない学校はさびしいですが,カメラの向こう側の生徒たちの反応を想像しながら教材研究を行い,授業を組み立てています。
4月7日(火),13回生の入学式が行われ,新入生160名が中等生の仲間入りをしました。呼名されるとすっと立ち上がり,堂々と起立する姿が,晴れがましくも初々しかったです。並木中等は,明日から5月6日まで休校となります。1年次生には,本日の入学式で感じたこと,決意したことを,文字通り”初心”として,休校明けからの生活に生かしてもらいたいと思います。
4月6日(月),いよいよ令和2年度が始まりました。本日は新任式・始業式ということで,新しいクラスや担任の先生,年次スタッフ等が発表されました。式は,新型コロナウイルス感染症対策のため,ライブ配信によって実施しました。中等生活の様々な一コマを今年度も随時お伝えしていきます。ご期待ください!
京都大学や東北大学などさまざまな国立大学に多くの7回生が合格しました。昨日より,職員室には笑顔いっぱいの7回生,6回生が挨拶に来ています。
11日の1時間目に,中川先生の初任者研修英語授業研が行われ,多くの先生が参観しました。生徒がタブレットなどを用いて英語プレゼンテーションを行い,Evaluation Sheetを用いて,班で評価をしました。本校は,先生方を全体で育てていこうという雰囲気のある学校です。
10月5日 3日に国土交通省国土技術政策総合研究所の先生をお招きして,1年次生対象の防災教室を行いました。前半は防災のお話を聞きました。その後,グループに分かれ,学校を避難所にした場合,居住スペースやトイレなどをどこに設置したらよいかというワークショップを行いました。防災意識を高まった2時間となりました。
表彰式は以下の生徒が壇上で表彰されました。