スーパーサイエンスハイスクール(SSH) で科学教育を推進!
本校は2012 年に,文部科学省のSSH 事業の指定を受けました。2022年にはSSH第3期の指定を受けることができました。
SSH 事業では,将来の国際的な科学技術関係人材を育成するため,先進的な理数教育を実施しています。SSH3期目の研究開発課題
「理数系イノベーション人材を育成する、協働的な学びを重視した探究型カリキュラムの開発」研究開発の内容
現在、世界の課題は複雑化しており、多くの問いに専門家ですら正解を持ち得ていない。このような複雑系の問いを解決するには、小さな失敗を繰り返して試行錯誤したり、現在の常識を疑い、新たな考え方を再構築したりする態度が必要となる。本研究ではヘーゲル弁証法を軸に、対話を重ねることで既存のパターンを超えた新たな常識を生み出すことができる理数系イノベーション人材の育成を目的とする。具体的には、以下の5つの研究を行っている。
1.「理数探究」を中心とした探究型カリキュラムの開発
2.地域の拠点校としての探究型カリキュラムの発信・普及
3.外部組織との連携による「開かれた学校」システムの構築
4.国際連携による「開かれた学校」システムの構築
5.科学技術人材育成に関する取組
1.では、前期課程の総合的な学習の時間の中で「ミニ課題探究Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」を、後期課程では教科「理数探究」を 5 単位実施することで、生徒が十分に試行錯誤を繰り返し、失敗から課題を解決していく機会を増やしている。対話による協働的な学びを効果的に取り入れた授業を実践することで、既存のパターンに捉われない見方・考え方を促した。また、「SSH生徒発信プロジェクト」をサポートする体制を全校体制で整え、生徒の主体的な活動が多く行われた。
2.では、「夏休み探究交流会」において、取り組み方の異なる他校の生徒と対話による協働的な学びを行った。また、「SSH授業研究会」などを実施し、本校の取組について他校の教職員へ広く普及を図った。
3.では、「SSH 保護者サポーター制度」を構築し、保護者という人的資源の活用したインターンシップ等を実施した。また、近隣の大学や研究機関と連携したプロジェクトを実施した。
4.では、ニュージーランドの姉妹校やつくばインターナショナルスクールと連携し、異文化交流や探究活動についてのディスカッションを行った。
5.では、第 21 回高校生・高専生科学技術チャレンジ(JSEC2023)において協賛社賞を受賞するなどの成果をあげた。探究ノート
並木中等の理数探究はユニークです。それは、生徒の興味関心に合わせて、個人で1つテーマを設定し研究に取り組んでいる(一人一研)、ということです。教員も29のゼミに配属され、生徒とともに一研の「伴走者」として取り組んでいます。
その際に用いられる「探究ノート」。課題探求が創設された当初は「ハンドブック」として生徒に配布しておりましたが、内容を充実させながら、現在は「探究ノート」と名称を変え、一人一研を支えています。
このセクションでは、試行錯誤を重ねて作成した探究ノートの一部を公開します。
課題探究校内発表コンテスト結果および探究テーマ一覧
並木中等のSSH研究開発実施報告
【令和5年度】
【令和4年度】
(1)研究開発実施報告(要約)
(2)研究開発の成果と課題
【令和3年度】
(1)研究開発実施報告(要約)
(2)研究開発の成果と課題
【令和2年度】
(1)研究開発実施報告(要約)
(2)研究開発の成果と課題
【平成31年度(令和元年度)】
(1)研究開発実施報告(要約)
(2)研究開発の成果と課題
【平成30年度】
(1)研究開発実施報告(要約)
(2)研究開発の成果と課題
【平成29年度】
(1)研究開発実施報告(要約)
(2)研究開発の成果と課題
【平成28年度】
(1)研究開発実施報告(要約)
(2)研究開発の成果と課題
【平成27年度】
(1)研究開発実施報告(要約)
(2)研究開発の成果と課題
【平成26年度】
(1)研究開発実施報告(要約)
(2)研究開発の成果と課題
【平成25年度】
(1)研究開発実施報告(要約)
(2)研究開発の成果と課題
【平成24年度】
(1)研究開発実施報告(要約)
(2)研究開発の成果と課題
開発教材等
【SS理数探究基礎】
<ワークシート>
<ワークシートの統計データ>
<授業スライド>
【発表会の実施要項】
保護者の皆様
令和4年度より、LEBER for Schoolを利用して、出席/遅刻/欠席の連絡、朝の検温結果の入力を受け付けるように変更いたします。
※8時20分までに入力をお願いします。
茨城県立並木中等教育学校の部活動に係る活動方針(令和5年度から)